漂流日誌 '08年分

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Diary


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  10月30日   故障の連鎖
 まずいです。まず、スペアナがおかしい。一部の周波数だけバーグラフの反応がおかしい。もう補修部品保有期間も過ぎているが、できる限りの修理を依頼した。と思ったら、ノイズが・・・。AVアンプのノイズが酷いので、性懲りもなく別のアンプを手に入れて繋いでみた。さあ安心・・・ありゃ?やっぱ出てるじゃん!一から繋ぎなおしつつノイズの元をたどるに、新AVアンプは無罪。ならば超古参のHMA-9500mk2のせいかと思いきや、なんのこたないCX-260の方だった。逆に考えてみると、9500というアンプ、CX-260の3倍以上も経過しているのに、そのタフなことには驚嘆する!。さあ、これも修理にだそう。それから、もうAVアンプはいいです。

  10月26日   208ES-Rの前に、
 もう一度208SSに戻してみる。比較するには、AとB、BとCと言う順番より、AとB、AとCの方がAを基準に比較できて当方の様なタコ耳の持ち主にはわかりやすい。
 そうしてみると、前回の印象は更に強くなった。紙のコーンのFE-20XシリーズはHMA-9500(mk2)が合うし、逆にHMA-9500(mk2)は紙のコーンのFE-20Xシリーズに最適といってもいい。そこで、リアに使っているHMA-9500mk2(改)をフロントにもってきてレベル合わせをして再試聴。なぜか昔より更にいい感じで、D-55ではなく、D-70のころをちょっと思い出させる。高音域の切れ込みは僅かに荒くなってボーカルがわずかにマスクされる感じもあるが、とにかくいろんな音が聞こえてくる。他のアンプは少し情報を整理しているとも言えるかも。そして低音域の力強さは別格である(市販の密閉SPを鳴らしても、幕下のツッパリぐらいの低音にしかならないのに・・・)。このアンプ、購入からゆうに20年を超えて、益々真価を発揮している。JA-0506Uに続いて再び先祖返りしている。

  10月25日   再度208ES
 一人SPユニット換装、重たくて本当に大変である。ネッシーを倒して換装すれば容易だが、今度はどうやって立てるのか? だからネッシーを立てたまんま換装するのだ。
 で感想はというと、フルレンジユニットとしては引き締まり方は過去最高だ。先日の日誌のごとく、208ESの方が確かにSWとのつながりは容易な反面、ツイータとのつながりはちと苦労する。168ESのリアとのつながりも凄くいいのはコーン紙が同じだからか。中高音域がSSより2dBほど低く、重低音域はSSより3dB程高く、結果的にスペアナの特性は特に中低音域が208SSより良くなる。実際に音楽を演奏すると、むしろSWが要らないくらいだ。ここはSSと決定的に違う(SSにはSWは必須である)。しかし、どうも高音域の1箇所だけがつっぱらかって、その割に全体的には声が引っ込みがち(相対的に)。またESの方がS/Nがよく、楽器や声の質感もSSより艶やかかもしれないが、当方の耳にはSSの方が生々しく聞こえる。金属バット(カキーン、ゴキッ)と木バット(コーン、バキッ)の違いのごとし。また208SSはJA-0506Uとの相性が抜群である。

  10月19日   改めてFE208ES
 FE208ESを酷評する方もおられるが、当方は極めて良くできたフルレンジユニットであると思っている。
 208SSはエネルギーとしては100〜200Hzぐらいまではなんとかいけるが、その下はどうやっても不足する。208ESだと相対的に中高音域のレベルがもう少し低いので、70-80Hzぐらいまで何とかなる。208ESRはもっと下まで伸びて、高音域も伸びている。だから、単独で使うにはESRが一番使いやすい反面、上下を加えるには苦労するかもしれない。
 208SSは特に低音域の付加が難しい。サブウーハを50〜80Hzあたりで繋ぐわけだが、中低音域のレベルが低いので、そこにレベルを合わせて急峻に切ると、周波数レンジ的にはひろがるものの、エネルギーバランス的にはまだハイ上がりになる。特にAVには低音不足。このままサブウーハのレベルを上げるとドンシャリになる。そこで、サブウーハとはいうものの、比較的なだらかに切って(-6dB/oct)繋いでみると、バランス的には良くなると当方は考えている。当然、サブウーハの中低音〜中音域も出てくるのは致し方ない。208ESだと、ここを-12〜24dB/octで切ってもうまくいきそうである。むしろ極端に-96dB/octで切って、すっきりとした音質を選ぶ手もあるかもしれない。以上、デジタルチャンデバでの印象。長岡先生は、SSまではコイル一個で繋いでいらっしゃったこと、ESになってからパイオニアC-AX10で-96dB/octもいいと書いておられたことも、ナルホド納得できるところである。

  10月16日   測らんと良かった
 前回、FE208SSに戻してSWを調整したが、本日はツイータだ。とりあえずF特をフラット化しようとすると、えらく中高音域の能率が高いことがわかる。T500Amk2って、カタログ上は数dBアップしたような表記になっているが、コンデンサーの容量にもよるだろうが、実際FE208SSに使ってみると、少々足りない感じもする。そこで、またも先祖がえり、JA-0506Uを引っ張り出してきた。すると、これがピッタシカンカン(この表現、古すぎてわからんかな?)なのだ。でもこんなことでいいのだろうか?

  10月11日   測ってみた
 はこぶね訪問の余韻が残っているうちにと、これまた久しぶりにスペアナで測ってみた。うわっ、ひでぇ〜!これだから当方の耳なんか当てにならんのだ。FE-208SSにもどしてそのまんまにしてるものだから、中低音域がへっこんで、12Kあたりに強烈なピークができている。やり直しだ。

  10月10日   B-CAS廃止!??
http://ascii.jp/elem/000/000/177/177381/
 
コピ10であれだけもめたのに、何を今更。コピフリにするというのなら文句言いたくても引っ込めるが、絶対そんなことはあり得ない。別の規制を書けてくるに違いない。これまでに発売した機器はどうしてくれるんだ?
 

  10月8日   はこぶね、再び。

 当方の都合で、先週末、無理矢理はこぶねを訪問させていただいた。WROMさんは、うちのHD-HTPCの師のひとりである。これまで遠距離遠隔指導だったので、同じ構成のHTPCでG-90を使ってどんな画を出されているのか、大変興味があったわけだ。
 
 夕刻、駅までお迎えに来ていただき、ぶっかけうどんをご馳走になって、いざ行かん。まずは当方持参のCDから・・深い部分がいっぱいあって、ここでは書けないこと多々あり。そして目的の映画鑑賞。明るいし締まっている!たとえて言うなら固定画素PJ並みのパワー感のある画、しかし奥行きも出る。しかも当たり前だがアナログ特有のシャープで極めて自然な輪郭。画全体にレンズのフォーカスが合っているのとは違って、合っているところとそうでないところがはっきりわかる感じなのだ。WROMさんは、画の動きについては人一倍厳しい方なので、そこはバッチリ、スムーズそのもの。また、ネッシーが奏でる音の方も、言葉で表現するなら画と全く同じ印象である。一貫している。徹底している。「あ゛〜、うちは詰めが甘いな〜。」

  10月7日   潜ってました。
 気がついたら9月は日誌をアップしてなかった。気力(体力?)が無なかったことも確かにあるけど、ここで書くべきではないこことばっかやってたというのが本当のところ。しかし、出て来ざるを得ないことがあって、モコモコとモグラのごとく出てきた。まずはまこと久しぶりに襲撃に出かけたこと。もうひとつはWOWOWについて。
 
 先にWOWOWについて。今月は高画質アニメ目白押し!当方はもうたまらん。先日ベクシルが放送された。凄くきれいであったが、BDを観たらやはりそこは数千円の代価を要するBD-ROM、一枚上手だった。で、今リアルタイムでアップルシード鑑賞中。これはもっと凄い!以前の放送とはどこか違うのではないか。BDもHD-DVDも顔色ナシである。最近のWOWOEが益々画質を上げてきていると感じているのは当方だけであろうか?今後のエクスマキナやストレンヂアにも期待大である。
 
 襲撃の記事はまた明日。

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