漂流日誌 '07年分

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Diary


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  9月24日   ケーブルTVの録画

 VAを始める前からケーブルTVにはお世話になっているのだが、これもVAのうちかな。いずれにしろ、このケーブルTV、一昨年、ようやくデジタルコンバータになってHDMI接続できるようになったのだが、録画しようとすると画も音もアナログ出力しかなく、がっかりしていた。当方が加入しているCATV会社、もうやめようかと思っていた矢先、今月になって遂に250GB-HDDおよびダブルチューナ内蔵デジタルCATVセットボックスが採用された。HDMIとiLinkを備えている。メーカーはpanasonic、ここしかこんな製品を出してもいない。つまり、BW200を持っている当方、iLinkでBW200のHDDにムーブして、それをBDに保存できるというわけだ。しかし、またしてもBW200であるがゆえ可能な技。BW200という製品は当方にはなくてはならない貴重なアイテムである。
 
 で、一つ疑問。B-CASカード、CATV専用の物でないとダメなんだろうか?別途WOWOWに加入するのは馬鹿馬鹿しいんだけど。

  9月18日   視聴室にLAN端子
 「あーく」を建てるとき、オーディオ(映像も含め)に特化した部屋を作りたいという意志が極めて強かったが故、オーディオにPCなんぞを持ち込ませぬと決めつけていて、将来、よもやLAN端子を必要とすることなど微塵も考えていなかった。しかし、HD-HTPCをはじめ、PS3もどころか、メーカー製専用機や録画機までもがインターネットとの接続を前提に作られていている物が大半となった昨今である。というわけで、「あーく」内には電源やアンテナ端子はあってもLAN端子がないので、必要な際には、2階のPC設置場所にあるハブから、20mもあるなが〜いLANケーブルを引っ張ってきて繋いでいる。これは何とかしたいが、今更コンクリートの壁の中にはケーブルを通せないし、それこそ表にLANケーブルが露出しているなんて考えたくもないので、はたと困っている。そこで、小耳に挟んだ無線LAN。これってできるんだろうか?ちょっと勉強してみよう。
 
<追記>
 「だいたい床に6スケとか8スケのSPおよび電源コードやら、BSおよび地上派アンテナコードやら、RCAケーブルやら、八岐大蛇みたいにのたうちまわってるのに、なんでLANケーブル露出が気になるんだ。」というご指摘がありそうなので一言。単に気分の問題っす。LANケーブルってどうみてもオーディオ的でない。そう言った意味からはHDMIコードも嫌いだ!あの受側コネクタベッセルのちゃちいことには閉口する。

  9月17日   別の病気併発

 映像ばっかで本来のアナログをぜーんぜんやってない。するとやはりやりたくなってくるのだが、聖徳太子とは正反対、一つ事でさえままならない当方、気になりながらもほったらかしだった。HD-HTPCも一段落、少しばかり余裕が出てきたのか、またもや衝動買いしてしまった。ネット環境がそろってからというもの、ソフトもハードも出かけていって品定めして購入なんて、もう随分と長いことやってない気がする。ポチットな、、、が怖い。そうやすやすとウン十万円のものなどは購入できるはずもないが、元々オーディオ製品は割高であるので、ちょびちょびと小物を買っていても、クレジットカードの通知の総額をみて驚くハメになる。そして、「働かんと遺憾!」と叫びながら、夜な夜なVAやっている。病気だ。
 
 で、ゲットしたもの、以下4点。
@チタン製カートリッジ取り付けネジ(写っていない)。
 
Aなんとオヤイデが作ったカーボンファイバー製ヘッドシェル。こんな手の込んだ製造方法で、よくぞこの価格に抑えていただけたと拍手。
 
BBELLDREAMという新手のメーカーのマグネシウム合金製ヘッドシェル。大昔、オーディオテクニカからマグネシウム合金のシェル(確かMG-10)が出ていたが、当時はなんとも味気ない乾いた音がすると感じて、それ以来オーディオにマグネシウムは「禁」みたいに思い込んでいた。しかし、最近FOSTEXのFE208ES-RやT500Amk2を使ってみて、使い方次第だと思い直していたところでの発売だった。固定ピンが上下に2本有ってアームとの接合もよさそう。ネックが動かせるのが両刃の剣だが、当方にはいい。
 
Cそれに同メーカーのかっこいいカートリッジキーパー。これの良いところは、意匠だけでなく、シェルをくわえ込む部分が、トーンアームと同じ仕組みになっていて、勝手に抜け落ちることがない。この事故でカートリッジを壊したことはないが、ヒヤリとした経験は一度や二度ではない。でも今更これ買って更にカートリッジを増やすつもりなのか?いや、単なるキーパーだって経年劣化するのだ。つまり壊れる。
 
 以上、みんなアナログ関連の新製品だ!同メーカーのトーンアームも気になったが、お遊びで変えるお値段ではなく、すぐにあきらめた。もう一つ、ハイパーエミネントも大変気になっていて、というよりはっきり言って欲しいのであるが、エミネントを出して針交換価格で購入できるとは言うものの、その針交換価格がエミネント購入価格より高いのだった・・・手も足も出ん。いや〜、まだまだアナログは死なずだ!

  9月16日   病気発症

 オフ会のページに掲載したものと同じ写真。マウスのUSB受信機の緑のインジケータが光っているのに、本体の起動インジケータが点灯していないことにお気づきだったら凄い。
 
 とんぼさんには大変お世話になって、ケース移植ができたわけで、感謝こそすれ、決してクレームを申しているわけではないので、念のため。そんなこんなで、今やPCの中身までも弄れる気になっている当方がいる。そこで、唯一気になっていたこの点を解決しようと、遂に自分でちょっぴりバラしてみた。結線をたどってゆくと、カプラーも外れてはいない。LEDの初期不良かカプラを挿すところが違っているかのどちらかだろう。マザーボードの取説とよーく比べてみると、カプラの向きが90度違う。ここだとばかりに差し替えたが点灯しない。もう一度よ〜く取説を見てみると+−が逆だ。みごと点灯してわかったこと。LEDって極性があるんだ!
 それで終わらないところがなんとやら。どうも配線が気になりだして、一端全部カプラを外した。内部の気流を乱さないようにと、奮闘すること小一時間、自己満足的スッキリ感。不要な部分は切り取りたい衝動に駆られるも、ちょっと待つことにした。近い将来HDでも増設した時に、切り取ってしまっていてはどうにもならん。最後に、Radeon X1950proにATIの最新ドライバ7.9を当てて終了。
 
 一息ついてみて、努力が馬鹿馬鹿しくなってきた。LED、なんでま緑なんだ?しかもこの光量、光ってる前では字も読めそうなくらいだ。最近のAV機器はみんなそうなっているが、おかしいだろ。この光が暗闇で目に入ると、目は眩んでしまうし映像にも影響するぐらいのこたぁ、技術者は百も承知のハズ。こんな変な流行は作らないで欲しい。ぼや〜っとした赤や柿色に戻してくれ。
 
 で、はっと気がついた。こうやってマニアックになっていくんだろうなぁ・・・。

  9月13日   VPL-VW200?

 120Hzじゃないとイヤだ、とかたわけたことを言ってたら本当に出た。米Sonyから、新開発の240Hz駆動/120fps表示の新フルHD SXRDパネルを搭載したプロジェクタVPL-VW200が10月より発売。日本でも、ソニーディーラーコンベンション2007で発表されたので、発売は間近と思われる。だた、あっちの想定価格で1万5,000ドル、まだ高価である。動きや残像はどうなのかなぁ(-_-)?。
 

  9月9日   オフ会がはねて

 今回は中身が濃かった!
 過去2度の訪問をしていただいている「いのさん」には、お持ちになったオフ会ならではの楽しいソフトを通じて、「あーく」のその後の変化をお伝えできたと思う。初お目見えのHさんは、それはそれはVAをこよなく愛するお方で、取り出される視聴ソフトはどれもこれも緊張とは正反対、実に楽しくリラックスした上でテストもできるという優れものばかり。氏の奥の深さに恐れ入った。
 最後に、もう何度もお出で頂いているとんぼさん。実は一晩お泊まりいただいて、今(朝)お帰りになったm(_ _)m。元々、とんぼさんのG90+ネッシーによるシアターを拝見させていただいて、当方も3管に走って1年8ヶ月経ったわけだが、その間でも今回は特別。HD-HTPCの改造に一晩かけてお付き合いいただいたのだった。元々素晴らしい完成度と発展性を秘めているこのHD-HTPC、お陰様で更に磨きがかけられて、極めて安定した画と音を提供してくれるようになった。もう、これはやめられん。
 で、お話ししていて出てきた現状での結論。アナログLPの場合と同じように「3管は死なず。ただ消え去るのみ。」だ。どんなに固定画素PJが発展しようとも、よほど画期的仕組みの異次元PJが出てこない限り、LPとCDみたいな関係のまま、3管のメンテが出来なくなるまで両方を続けていくことになるのであろう。だがいずれにせよ、HD-HTPCは常に市販専用機の一歩先の機能と拡張性を持ち、ヘビーユーザーには欠かせないアイテムになることは間違いない。何言ってんだと仰る方、これは実際にやってみなければ分からないことある。

  9月7日   明日はオフ会
今回はミニオフ会ではないので、いつも以上にお掃除を・・・大変だ。で、音聞いてるんだけど、貧相だなぁ〜。一桁万円台のAVアンプをデコーダーに使ってたんでは、さすがに・・・。120Hz出力を持つZ11のプリ部が欲しい。いや、くれるんならそのままで結構ですm(_ _)m。そんな人いるわけない。
 そういや、パナまで新デバイスを使ったPJ出してきた。これは期待大・・・と言って購入した試しがない当方、大抵が衝動買いである。

  9月1日   次世代、ようやく出始めましたが

 HDMI1.3a対応機器、にわかに賑やかになりつつあるようだ。ようやくPS3に正式対応したプロジェクタと思われる、SONYのVPL-VW60が発表されたかと思ったら、今度はEPSONがコントラスト50000:1で黒レヴェルをグッと下げたEMP-TW2000をIFA2000で発表し、負けじとVictorもHD1の上位機種HD100を発表。BD-PやHD-DVD-Pは、すでにDENONから新型のBD-PおよびBD-Tが既に発表されているし、今後も各メカーから出てくるようである。アンプもTure HDのビットストリームに対応できるものが出てきた。いいことではある。
 でも固定画素PJなら、24Hzはもちろん、120Hzも出せるようなものでないと、本気で交換する気になれない。これでやっと9インチ3管の性能を凌駕できるからだ。24Hzまでの対応なら実売価格30万円以下だ。これだと3管PJを温存しながらの暫定二刀流も考えられる範疇に入ってくる。BD-PやHD DVD-Pは、相当完成度が高くなくては手を出す気になれない。画は良いけど音がね〜じゃ困るし、半年後には旧型でバージョンアップは出来ませんだったり、コピ9がどうなるのか決まらんと話にならん。
 それより、当方は1980年代の復活のようなデザインのYAMAHAのSACD-Pの方が興味深い。大変好みの意匠であるが、ただただ優しい品のいい音に留まらないことを期待するばかりだ。(写真はPhile Web.からの拝借)

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