漂流日誌 '07年分

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Diary


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  10月26日   HDMIケーブル

 皆さん、HDMIケーブルには手を焼いていらっしゃるのではないか。当方は、元々機械間による認証がバラバラで腹だたしい。ハード面でも、受け側のベゼルは何ともちチャチで頼りなく、コード自体を自作することも出来ないし、ちょっと凝ってるかなと思う製品はバカ高い。
 
 で、やっとこれならと思える物がソニーから出てきた。平型ケーブルを採用したDLC-HD10/15/20/30/50/100HFだ。それぞれ1、1.5/2/3/5/10m。勿論、HDMI Ver1.3aのカテゴリ2、最大伝送速度は10.2Gbpsとなっている。店頭予想価格では、 DLC-HD10HF 1m の5,000円前後から、DLC-HD100HF 10m の20,000円前後 との事。
 
 平型ケーブルは、曲げた際に、ケーブル内部にストレスが発生しにくく、伝送ロスの低減に効果があるという。各ペア芯線ごとにアルミテープ(高周波数帯域用)と横巻き銅線(低周波数帯域用)でシールドされ、芯線同士の相互干渉を防いでいるらしい。しかし、同様の構造の某メーカーの物はある理由で使い物にならなかった経験があり、ちと不安。接続方向が決まっているというのも、何か特殊な事をしているのではないかと、懐疑的になる当方だが、使ってみないと分からないのは確か。一番短い物を試してみようと思う。
 

  10月20日   EQA-DGC5630
 久しぶりのピュアオーディオの話題。バクーンプロダクツのフォノイコライザーアンプ、遂に最終完成型となるかもで、勝手に命名? フォノアンプとして当方には文句がない音だ。

  10月17日   THE REAPING
 数日前に届いていたBD-ROM。何となくほっといたのを仕事の待ち時間に鑑賞していたが、心臓に悪い。ストーリーについてはエクソシストビギニングとオーメンを足して二で割ったような内容で、個人的には好みではないし、特にラストが特に気にくわない。画は並で、音で脅かすタイプ。しかし、確かにその音は凄い。超低音まで伸びていて、切れが良く爆発してぶっ叩かれる。「来るな」と分かっていてもドッキリしてしまう。その意味では300以上かも。映画ファンでなくとも、オーディオマニアなら一度鑑賞するのも良いと思う。

  10月14日   プロジェクターの寿命
 君子すら豹変するのだから素人ならば常、と前振り。当方、「映像はデジタルだ!」から豹変してそろそろ2年になろうとするところで、またもや豹変。「もとい、映像はデジタルだ!」
 CRTには確実に寿命があるが、今の使い方ではあと2年もたないだろう。そのときは、CRTもいい加減にしますってことになるかも。そんな先のこと心配しなくて良いじゃないか。いやそうでもない。今結構満足している環境も、一夜にして出来上がったわけじゃないので、固定画素PJを入れたからと言って、早々には満足できる画がでてくるとは思えない。下準備が必要だ。
 
 ところで、固定画素PJって寿命はどのくらいなの?3管はCRT交換や、一部基板交換ですでに10年以上もつことが実証されているが、固定画素PJは、ランプ以外は本体交換する事になるので、3年やそこらでダメになるのだったら、100万円なんてお値段の機械はボツだ!
 反射型のDLPを使った経験からは、ランプさえ交換しておけば相当行けると思われる。むしろ寿命が尽きる前にデバイスの方が陳腐化するだろう。しかし、液晶はどうなのか?1万時間とか言われていたのは遙か昔のことなのか?

  10月3日   買い換え控え

 つい先日BW200のことについて日誌に取り上げたところ、Sonyに続き、Sharpもやっと第3世代のBDレコーダを発表、panasonicも負けじとBW900を発表となった。
 
 ところが、SonyはH.264録再ができるものの、iLinkも5.1アナログ音声出力もない。SharpはiLinkを備えるがH.264なし。映像DACも何故か初代と同じ10ビット148.5MHz。panaはH.264録再で、2系統のiLinkを備えているがアナログ5.1音声出力がなくなったし、電源は相変わらずメガネで、殻付きは再生できなくなっている。また、この中でBD-R LTH対応が確約されているものはまだないし、今のところコピ9対応の可能性を示唆しているものはSonyのみ。
 
 H.264はあくまで圧縮してBDの録画時間をかせぐもの。ヘビーユーザーは録画には使わないのではないか。コピ9も地上派だけで、どうやら有料放送は従来通りコピワンに留まりそうな気配濃厚。BW200、確かに画質は今一のところはあるけれど、どうせ録画機だし、そうしてみるとBW200に対して圧倒的優位なものがあるのか?
 
 一方PJは、劇的進化を果たしていることは認めるが、明るさ以外ではまだ9インチの3管を凌駕するまでには至っていない。また、24Hzは3管にはどうしたって入らない。ならば、録画はBW200とSTBに任せておいて、再生はやはりHTPCで72Hzだ。

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