漂流日誌 2025年

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DIARY

目の前のことを噛みしめながら過ごしたいと
考えるようになりました。
このHPもあと何年続けられるか分かりませんが、
日々、感じたことを書き留めていこうと思います。
Monday, 11 August,2025
中級機の勧め、そしてFidelixに感謝、Fostexにエールを!
長岡先生が逝去されて久しく、近年、コストパフォーマンス(C/P比)を評価にあげる評論家がいなくなってしまった。そして何度も申し上げるけれど、不思議なことにこの数年、新譜も殆ど出ないLPの再生がオーディオの一つの流れになっていて、以下はそのハイエンド機器の一例。audio-technica AT-ART1000Xは\770,000(税込)、Accuphase C-57 は\825,000(税込)、SAEC WE-709は\825,000(税込)、合計\2,420,000なり。当然、別途ターンテーブルも必要で、一般人にはそろえようもない価格である。勿論、もっとお安い物も用意されているけれど、大抵はハイエンド機とは全くの別物である。実際には中級機やローコスト機を使用するユーザーが殆どな訳で、ハイエンド機の性能は望めないとしても、構成は相似形で、その気配を感じたり、部分的には凌駕しかねない中級〜普及機も出してきてほしいところである。この時間・空間芸術であるオーディオの環境が厳しい時代だからこそ、「頑張れば手が届きそう」といった価格帯の夢のある製品が増えることが、オーディオの反映に繋がるのではないだろうか。
 
当方は、最新の物ではないが、前述の機器を想像することが出来るシステム(audio-technica AT-ART1000、Accuphase C-37、SAEC WE-407/23)を持っていて、使いこなしは下手くそだけれども、SP10mk3と組んで試聴したことがある。その上で、Fidelix。MC-F1000:\440,000(税込)、REGGERO:\220,000(税込)、0-side forse:\209,000(税込)、合計\869,000、現代としてはものすごくありがたいの価格設定だし、ハイC/Pでその実際の音はお伝えした通りである。この時代に、アナログ再生機器を独自の理論で実践して開発し、この価格でまとめて出してくる事、ガレージメーカー(失礼)の面目躍如である!
 
それと、頑張っているFostexさん、FE208の汎用品もカタログ落ちしてしまった。ましてやSS-HPで止まっている限定品、次は、もうそんなユーザーがいなくなって出せないのかな・・・analogue再生機器よりもむしろ、SPユニットメーカーはもっと栄えても良いと思うのだが、ヘッドセット・オーディオの変な世の中である。
Friday, 8 August,2025
原爆投下から80年
当方は医療関係者でもあり、当然原爆には反対であることを先に申し上げておく。そのうえで以下は一個人の感想であるので、考えていただくだけで良く、同調も非難も不要である。
 
原爆を無くす、これは理想であるが、人間の性として、当面の間、決して最大破壊兵器の原爆を捨てることはないだろう。国の長は、それさえ持っておけば、攻撃されないと考えるからだ。そして、理由の如何に問わず、実際に投下されたわけで、トルーマンのように使ってしまう輩が出ることが最も心配なのである。ならばどうしたら原爆を無くすことが出来るのか、、、それは単純に考えれば、原爆以上の破壊兵器を持つか、原爆を無効化できる手段を持つことである。多数の自動照準高出力レーザー砲による防衛システムとか、もう出来つつあるのかもしれない。
Wednesday, 6 August,2025
家守 と 蝉
うちの庭には、もうあの緑で可愛いアマガエルも出なくなって久しいが、夜の仕事場の建物の外壁に出現していたヤモリも、しばらく見ることができなかった。いや、単に夜に仕事場に行くことが激減したから遭遇しなかっただけかもだ。しかし実際に、建物が取り壊されてしまって、もういなくなってしまったと残念な気持ちになってたところ、数日前に自宅の外壁で立派な大きさの個体を発見した。とっさのことで写真がないが、なんだか安心するのはどうゆう訳だろうか。
 
また、仕事場の建物を取り壊して、同時に自宅の庭を囲むカナメモチの生け垣を撤去してしまった為に、蝉の鳴き声が遠くからしか聞こえなくなって凄く寂しい気持ちになる。
 
時は過ぎ、変わりゆくのである。
 
2025/08/08 追記
今、倉庫に物を入れようと戸を開けたら、ササッとヤモリが入り込んでしまった。この前の個体より小さかったので、複数住み着いているものと思われる。階段下の倉庫は出入り口以外、外に繋がる隙間はなく、このまま締めたら干からびてしまうだろう。こういうシチュエーションは凄く嫌いだ!目視しながら物をどけて追っていくと、どんどん奥に入っていってドツボ!!一番奥に到達したが、ヤモリはいない。どこにいるか見失ってしまった。どけた物を整理しながら再び収納して、一晩扉は隙間を空けておくことにした。夜は、扉の外には防犯の明かりがと灯っていて、これに集まる虫を食べているものと思われるので、もし中にいても、たぶん出てきてくれるのではないか?
 
 
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Last updated: 2025/8/12