漂流日誌 2016年

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DIARY

Wednesday, 26 October,2016
フィデリックス 0サイドフォース

 おもしろいガレージメーカーだ。失礼な呼称かもしれないが、当方としてはガレージメーカーという言い方はむしろ自動車で使われると同じようなイメージや意味合いで使わせていただいている。よく調べてみると、 1970年代から創業されていて、そう言えば何かアクセサリーを購入したような覚えはあるが、間違いかもしれない。
 
 今回は、話題のヘッドシェルが発売になる前から問い合わせていて、発売と同時に入手していたのだが、そうこうしているうちに地震に見舞われたわけだ。トーンアームも被害を受けて、なかなか思うようなことにならないところに、このアームの発売。これまでにない物で大変興味がわいた。かつてのSTAXの技術の方がいらっしゃるのかなあ?
 
 トーンアーム、結局当方はショートアームを選択したことは、少し前に述べた。リニアトラッキングが理想というご意見もあるが、低域の芯が軽くなる感じがする。トラッキングエラーの観点から、リニアトラッキング > ロングアーム > ショートアームの順に優位ということとは反対の選択になるのだが、どうしてもショートアームの方が音の勢いが良いように感じる。で、この際はトラッキングエラーは無視。強度と感度に特化しつつ、ストレートアームなのにユニバーサルシェルが使えるというところが気に入った。WE-407/23 もEPA-100mk2 も30年も経った遺物だし、比較的新しいDynavector DV-507 もいいアームなのだが、当方の音の好みとはやや方向が違う。もう何年もの間、いい加減新しい革新的な物が欲しかったところだった。
 
 しかし、驚くばかりの簡易コンパクト梱包!届いた際には、いったい何が来たのか?まさかトーンアームが入っているとは、送り状を確認するまでわからなかった。外箱どころか、内部を表示するシールも貼ってなく、「素」のダンボール、必要十分ではある。取説すら入っていないが、これもWeb.からダウンロードすればいい。この割り切りとユーザー選び、ガレージメーカーであるなあ(笑)。
Sunday, 23 October,2016
レジェンド

 大昔、一度使ったことのある市販スピーカーシステム TRIO LS-1000。Kenwood ではなくトリオの時代の製品だ。でもTRIOからKenwood を通じて、このメーカーの最も優れた製品だと思う。当時は使いこなせないままに手放してしまい、現在まで悔いが残っていた。今回、たまたま程度のいい物が手に入った。現在の環境をもって鳴らしてみると、いやはや凄い低音が出る。中音域から高音域に関しては素直な音である。たぶん、この口径のウーハーをもつスピーカーシステムの中では、群を抜いているのではないか。写真のような置き方では真価は発揮できないが、ネッシーの前にスピーカー台の上に設置して鳴らすと、全くもってサブウーハーなんかいらないくらい。能率は公称89dB、ネッシーに比較すると6dB以上低い。実際はもう少し高いようにも感じるが、ネッシーのようなホーンや高能率スピーカーの音とは違う。それにしても素晴らしい音質だと思う。
Wednesday, 12 October,2016
ついに10回目のランプ交換
 DLA-HD100のことだ。のべ使用時間が20000時間になろうとしている。これが最後のランプ゚交換になるかな。次回は本体ごと交換、4Kにしてみたい。
 
 あ、まだまだ性懲りもなくこのホームページは更新するつもり。ただ当方の年齢とともに更新速度は遅くなるけれど。
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Last updated: 2024/7/7