漂流日誌 2014年

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Diary


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  7月31日   2nd LP-P その後

 3rd LP-Pはちょっと置いといて、2nd LP-Pの話。ラックの上に設置している。しかもこのように、アームボードの部分は、わざとラックからはみ出るように設置している。これは、余りに重すぎて、調整が困難だからである。部分的に外れるわけではないので、下からいじるしかないのだが、地べたに置いていたのでは、片手で持ち上げながら片手で調整なんて絶対無理!だから下から覗き込める高さで、しかもアームボードの部分がラックから飛び出すようにしたのだ。もちろん奥のEPA-100PNを取り付けているアームブラケットも向こう側に飛び出ている。
 
 先日、音がメインLP-Pにかなわないことを書いた。これだけのポテンシャルの装置、ポンと置いただけでそこそこの音はしても、やはりそれなりに手を入れないと、完成度の高い音にはならない。しかし、これだけ硬くて重たいと、調整は至難の業なのである

  7月25日   水 害
 当地熊本は梅雨が明けて猛暑であるが、梅雨時のエアコンには要注意というお話。「あーく」はスクリーンに向かって左側の壁面にLPを収納している。一昨久しぶりにLPの棚をちょっとだけ整理しようとしたら、、、な、な、なんだ〜、棚の上面が浸水したかのごとく濡れていて、その上に一時的に置いていた雑誌付録のCDとその解説がびしょびしょになってカビまで生えているではないか!慌てて水を処理して原因追及に入る。が、雨漏りの形跡はない。その真上にエアコン1号機が設置されているのだが、どうも風向板の結露が落ちてきて、雑誌にバウンドしてレコード棚を濡らしていたらしい。幸いLP自体には被害無し。あ〜コワ!

  7月23日   ここしかない

 そう、色々考えたけれど、TU-1000の設置場所はここしかない。まだ結線していないが、アームはEPA-100、イコライザは右上にある旧SATRI EQA-5630。TTシートは未定、写真のステンレスシートは暫定。これでターンテーブル3台、長短・軽重のアーム4本体勢の完成。

  7月20日   お帰りなさい

 という訳で、入院生活は結構長かったが、経年変化を起こしたコンデンサーと可変抵抗を交換、ハンダ直し、電源ユニットLED交換等々を済ませ、リフレッシュして帰還。右にチラリと写っているもう一台の本体もあるのだが、コスト的理由もあり、そちらのオ−バーホールは見送り。とりあえずはこの一台での設置を考える。大変楽しみなのである。
 
S P10mk3は自作積層キャビネットとSAEC SBX-3に搭載した物の2台があるが、不思議に積層キャビネットの方が音が良い。カートリッジの振動がアーム、ターンテーブル、金属キャビネットの中で、減衰せずに回り回っているのではなかろうか?どこかでロスさせないといけなのではないか?そんな阿呆な?!ただ、EPA-100PN(プロ用ロングタイプ)にEPC-100Cで演奏すると、これ本当にMM型?といった、切れもガッツもある、今まで聞いたことがない100Cの音が出てきている。むしろうちではSAEC WE-407/23の方が真価を発揮していない。
 
 EPA-100m2とSP-10mk2にオリジナルキャビネットを改造して装着し、10mm厚ステンレスTTシートを乗せた物は、SP10mk2のいい意味での音楽性みたいなものに、SP10mk3張りの定位感がでてきてこれも捨てがたい。
 
 micro BL-91にEPA-100は、SNも良く、どっかりとした鳴り方の中に細かな音も出てくるといった感じで、安心感があるけれど、決して柔らかな音ではない。ただ、個人的には起動とストップにかかる時間が許せない。
 
 そこでLo-D TU-1000、SP-10mk3とBL-91の中間、できればいいとこ取りのような音を期待してしまうのである。アームは前オーナーのとんぼさんもそうだったし、長岡先生も推奨のEPA-100を試したい。


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