漂流日誌 '10年分

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Diary


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  6月17日   SK−U、化粧品ではないヨ。

 最近のオーディオ機器には、鏡面仕上げのブラックとか、つやつやの黒いプラスチックとかが結構ある。それに積もった埃を拭き取る様な行為は、表面に無数のこすり傷をつけてしまう。当方は何度も失敗しているので、最近は化粧用の大きめのブラシで掃き落としていた。しかし、これでは静電気のために掃き落としたそばからまた埃が付くのだが、半ばあきらめていた。
 今日、午後からちょっと時間ができて、ふと思いついて数年来ご無沙汰のオーディオショップを訪ねてみたら、こんなものを見つけた。SFCの除電ブラシSK−U。まったく化粧用ハケと変わらない感じなのだが、特殊な繊維と加工で静電気を逃がしてくれるので、例えばLPをターンテーブルに置いて、まず大きなゴミと静電気を除去してから細かな埃を取る、なんて使い方もできる。お値段を聞くと「ウッ」と一瞬唸るが、そうそう消耗するものでもないし、洗えるので納得。一個お持ち帰りとなった。

  6月10日   こんなものを商品化した時代があった。

 MC-L1000、ここにある新品の実物を今のうちに記録しておこうと、わざわざUSB実体顕微鏡を購入して撮った写真。当方馬鹿だから、使う前に撮ればいいものを、一度LPをかけつつ思いつくのであった。だからちょっと汚れているが、壊したらおしまいなので、このくらいでは掃除しないのだ。このプリントコイルとカンチレバーの関係を見て欲しい。まあ、よくぞこんな物をくっつけられたし、商品化したものである。
 
 で、皆さん、十二分にご承知のことと思うが、その構造からもわかるように、針圧等々、調整には極めて敏感であることに、今回改めて思い知らされた。当方はデジタル針圧計で1.50gにあわせている。
 

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