漂流日誌 2023

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DIARY

本年、当方は一般には定年退職の年齢になる。
今後の当方の言動、どうか大目に見ていただきたい。
Wednesday, 30 August,2023
YAMAHA NS-1000M そのA
 とりあえず、まずはスコーカーを戻した。音出ししてみると、中高音域は、独特の音質であるが、それは素晴らしく分解しクリアである。低音域は、もともと鳴らすのに苦労するSPシステムとして有名だが、それにも増して立体感のない芯のない残念な音しか出てこない。当時の苦労を思い出させる。で、コレを挑戦するより、もっと大事なことがいっぱいあることに気づいたので、再生計画は中止。
Sunday, 27 August,2023
今度は YAMAHA NS-1000M 再生

 当方が最初に購入したメーカー製スピーカーシステム、35年間放置してきた、いやそれどころか、スコーカーを取り外されてしまったNS-1000M。復活させてみようという、変な欲望がわいてきて、倉庫から引っ張り出してきた。ウーハーのパンチングメタルは除去され、コーン紙も変色し、確かに使用感はあるものの、角も潰れておらず以外ときれいである。グラスウールの量を調整して、スコーカーを戻して、入力端子とユニット固定ボルトを交換するくらいはやてみたい。
Saturday, 26 August,2023
ようやく MC-F1000 試聴
 まずは char デビュー版、印象は前回と同様。次は山下達郎 SPACYオリジナル盤、再発盤の前に聞いておかねばならない。コレがビックリ。購入以来45年、こう鳴ってほしいと思っていたほぼその通り、音は完全に分解してにじまないし緩まない。また、こんな音だったんだと新しい発見が少なからずあった。本日最後はボストン幻想飛行、音が厚い部分でも団子にならず、音のビーズをぶちまけた様な表現になる。そしてそのビーズ一個一個が見える感じ。但し、最良の試聴位置は狭くシビアである。
 
 音の立ち上がりもすばらしく良いが、特筆は立ち下がりの良さ。無用な余韻が次に出てくる音にかぶらないので、結果的にいろんな音が聞こえてくる? 切れ味や音の数からしても、ついにMC-L1000を超えたと思う。但し、例のごとく、「あーく」という特殊な環境においての、当方の感想である。
Sunday, 13 August,2023
初 盆
 母は昨年9月8日に亡くなったので、初盆だった。昨今、命日と初盆が近い場合は一緒に執り行うことが多くなったとのこと、そのようにさせていただいた。母宅の仏間でお経をあげて頂いたのだが、どうもこうも滅法暑い日で、当方は熱中症になりそうになった。まだコロナの余波があるので、会食ではなくお弁当にした。父母夫婦は、毎年盆には、墓参りの後に鰻を食いに行くのが恒例であったので、それを口実に精進料理ではなく鰻弁当にした。
 
 もう1年経つわけだが、実感としてはまだ数ヶ月の感じで、片付けも途中というか、むしろ一周忌を前に慌てて始めたくらい。奥から出てくる訳の分からない先祖の写真や過去帳や書き物など、父でも母でもいいから、生前に教えておいてほしかったなあ。当方が解決せねば、もう誰もやる人間がいない。
Wednesday, 9 August,2023
MC-F1000 そのD <炭化珪素プレートMITCHAKUシェル>

 もくろんでから約半年、やっと出来上がってきた。Fidelix の MITCHAKU-W-Aセラミックヘッドシェルのプレート部分を、3mm厚のPH-L1000と同じ素材で製作した。オリジナルの白いセラミックプレートより短いが、中央の切れ込みがない分、差し引きでやや重くなっている。5月3日の日誌(MC-F1000 その4 )の写真と比較してもらえば分かる。
 
 ほんの僅かな時間での印象は、極めてドライで、音キチには良いが、音楽性がどうのこうのという方には聞かせられない。カサカサという意味ではなく、これまで聞こえていなかったエコー音というか響きを発見できるくらい情報量(?)は多いが、無駄な音も一切出ない。MC-L1000がニュートラルに思える。購入時にセットアップして附属してくるアルミ合金のMITCHAKUシェルの方が、音の弾力性があり、一般的にもバランスがいいと思うが、当方は当面炭化珪素でいく。もう他のカートリッジは使用僅少になる事必至。
Friday, 4 August,2023
YAMAHA NS-500 そのA

 今時のホームセンターに、なんとテクニカの切り売りSPコードもあったのだが、15mという長さは残っていなかったので、2□のキャブタイヤコードを買ってきてた。ちゃちな端子に入るように末端処理して接続。
 
 何じゃこりゃ・・・ひどく寝ぼけた音しかしない。音楽信号を10W連続入力で1時間、ようやく目覚めてきたか。大昔に聞いたときはいい音に聞こえたけれど、その後、その友人が「ダメだ」と言って交換したときの事を思い出した。NS-1000Mとは反対で、低音域の量感はサイズ以上のものが出るのだが、膨らみ気味になりやすい。箱がどうもMDFに近い材質なのではないか。結構振動しているのが触って分かるのだ。バーチなどで箱を作り直したらいい音しそう・・・でも、それだけの手間掛けてもなあ。
Thursday, 3 August,2023
Fostex T500A と T500Amk3

 T500Amk3とローカットコンデンサの調整についてである。プリアンプがCU-80になって音質が変わったこともあり、再度コンデンサの種類や容量を試していたところ、ふと思いついたのは、オリジナルのT500Aに戻したらどうかということ。そもそも、T500Aに大きな不満があったわけではなく、古くなってきたのは確かだし、FE208Solにより合わせるためにT500Amk3を採用したのだった。
 
 で、T500A、何の違和感もないどころか、当方の腑に落ちる音がして、6N FE208SSとの相性がいいことが再認識された。T500Amk3は、いずれFE208Solに換装するときに、また引っ張り出すことになるのかな。
Wednesday, 2 August,2023
YAMAHA NS-500

 例の、当方をオーディオの道に引っ張り込んでくれた友人(彼は友人だとは思ってないかもしれないが)が、最初に聞かせてくれたスピーカーシステムだ。1976年当時、痛く感動した。これがオーディオに興味を覚えた最初の瞬間だった。
 
 NS-1000Mが余りに有名で、弟分のNS-500は市場に玉が少ないのか、なかなか手頃な中古が出てこない。程度は今いちだが価格に引かれてポチッとな・・・。
 
 これだけ機材がある「あーく」なのに、何故か余分のSPコードがない!正確には、入力端子がバネ式のちゃちい物なので、「あーく」に常備している太いコードは入らんのだ!ということで、これも試聴は後ほど。
Tuesday, 1 August,2023
山下達郎 復刻LP そのC

 お気に入りの2枚が届いた。特にSPACYは思い出深い。世間ではJ関連でなんだか騒がしく、山下達郎さんにも噛みついている御仁もおられるが、当方はその手の話には参加しない。試聴出来るまであと僅かである。その意味はいずれ。
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Last updated: 2024/7/4