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DIARY

Monday, 26 November,2001
スペシャル

 またまたトンボさんのお世話になったのである。直径9cm、どこかで見たような形ではあるが、Nakamichi のスタビライザーを参考にした。つかむ部分の直径は8cmでひっかかりが充分にあり、当方の手には扱いやすく、重量は約950g。
 ポイントは、上面から見てみるとおわかりのように、真ん中がくぼんでいて、重量配分が周囲にあり、かつ、スピンドル穴が直視できるので、装着の際、スピンドルに対する気遣いが少なくて済むことだ。LPとの接触面は、周囲のみ接触するようになっている。
 トンボさん、ありがとうございました。
 
2001.12.9 追加
 とんぼさんに「材質は何で作りますか?」と尋ねられ、はっと気が付いた。真鍮製しか考えていなかったのである。それ以外の材質で作れるとは思ってもいなかったところに、この質問。さて困った。
 真鍮という材質は、経験上、何となく音が濁る気がしていた。純銅か、はたまたステンレスか、どちらも魅力的だ。ステンレスはシャープでガツンとくるだろうけど、鳴きもある。
 結局、ある程度強度もあって、鳴いても音の良いだろう砲金と決定した次第。当方はこれでいたく満足している。
Sunday, 25 November,2001
先頭爆撃機バンナ号襲来

 昨日「あーく」史上(といってもまだ半年)初の本格的襲撃を受けた。結果は惨敗。岡山のバンナさんだ。大分のトンボ邸経由で「あーく」においでになった。物腰柔らかな口調と、きゃしゃな体格でいらっしゃるが、まれに見る大音量派。今日、takechanさんのところへ飛び去っていかれた。
 
@当方は世間一般からすれば確実に大音量派ですが、あえて中音量派であると改めます。「あーく」が揺れたんです。低域が、腰砕けにならないだけマシでした。ここだけは自分でも認めてあげたい。
Aゴリ押しの低域とまではいかず、アタック音がいまひとつ。
B中高域のある一定の周波数帯域に共振があることが判明。
 
 バンナさん、とても楽しい時間をありがとうございました。
Saturday, 17 November,2001
クレーメルファン

例の、強引にLP販売を再開させたレコード屋さん、やっぱりプロだった。長岡先生も絶賛したギドンクレーメルのバッハのパルティータ(PHILIPS 6514 297)を含む、オリジナル3枚組が手に入った。外観も美しいが、開けてビックリ、ライナーも盤もシミひとつない新品である。中古LPでは、見ただけではわからないノイズがあることしばしばだが、これはコンディション抜群。
 昔、クレーメルのロッケンハウスを再現したライブに行った際、怖いくらいまでに演奏に入り込み、消え入るようなピアニッシモに至るまでの独特の演奏スタイルに、当方、一発で魅了されてしまったのだった。その時とは曲目は異なるものの、このLPの雰囲気は同じものがある。もちろん、録音は抜群。大袈裟ではなく、涙に濡れて拝聴した。
 そして、最近のクレーメルのピアソラへの傾倒が、ちょっとだけ残念に思う当方であった。
 ブロードウェイの永谷さん、ありがとう!(ブロードウェイとはレコード屋の称号です。)
Friday, 16 November,2001
生コン その2

 今週の日曜日、家内の所属している熊本交響楽団の定期演奏会に行って来た。熊本交響楽団はアマチュアだが、フルオケが可能なりっぱな楽団である。毎年、春秋の定期演奏会と、年末の第九が恒例となっている。熊本という人口60万都市の交響楽団としては、とても頑張っていると思う。いつだったか、姉妹都市の桂林やサンアントニオにも公演に外遊して好評を博したことがある。
 
 演奏会では、毎回、指揮者とゲスト奏者をお招きするわけだが、今回は、カラヤンの晩年、ベルリンフィルの演奏会で、急病のカラヤンに代わってジーンズ姿で指揮棒を振り、以来、スタンバイ指揮者になったという逸話のある山下一史氏、そして、日本初のオーボエソリストである広田智之氏を迎えての演奏だった。R.シュトラウスのオーボエ協奏曲、聞いたこともない曲であったが、何ともいえぬ音色で聴き入ってしまった。
 
 先日のコンサートは適当に離れた席でよかったのだが、今回は、最前列から3列目、右寄りの席であったので、どうかなあと心配していたけれど、オーボエ独奏を聴くには、かえってよかった。なーんて、すぐオーディオ的発想をしてしまうのが性である。
 
 帰りにはすっかりファンになって、CDのブックレットにサインしてもらう始末で、当方もミーハーだ。でもこれでいいのだ。その時間、音楽に浸って、世間のしがらみを忘れて楽しめたのだから。
Friday, 9 November,2001
生コン

 コンクリートではなく、コンサートのこと。
 
 普段、家内のVn練習音しか生演奏(?)を聴いていない当方、超久しぶりにコンサートに行って来たので、その感動さめやらぬ内にアップしようというわけだ。
 
 BSO+新指揮者インバル+樫本大進という、地方に於いてはまたとない豪華メンバーで、しかも、マーラー「巨人」というインバルの十八番。オーディオ的にも面白い。さらには、「娘」とお出かけというオマケ付き。(娘を持つ父親ならわかりますよネ!)
 ところが、こんな時にも仕事の呼び出しが〜!! というわけで、樫本大進君(失礼)が聴けなかったが、「巨人」だけでも十二分に心と耳の保養になった。
 
 しかし、そこで終わらないのがオーディオマニア。当方のシステムは・・・中高域はむしろ生よりどぎつく、グランカッサの鳴り方等はまだ甘い。さあ、また調整だ。
Tuesday, 6 November,2001
マスタークロック交換

 マスタークロックをより高精度なものに交換することは、随分前から雑誌で見ていたが、ただ見ていただけで目には入ってはいなかった。(当方、全く鈍い奴である。)
 
 ルビジウム・クロックとまではいかないものの、今回、VRDS−25XSのマスタークロック交換をお願いした。発注先は、デンテックさん(http://www.soundden.com)。詳細は別コンテンツにあげた。
 
!訂正です!
 サウンドデン(SoundDen)さんが正式名称です。そのDentec仕様というのが正しい言い方でした。(2001.11.7)
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Last updated: 2023/10/24