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  5月29日   またもや名機没す

 SONYのHi−Fiオーディオシリーズ、一部生産終了との噂は本当であった。SONYのホームページで確認した。(www.sony.jp/products/sonyaudio/AU/hifi/pure/index.html)
即ち、TA-E1とTA-N1が市場流通品がなくなり次第手に入らなくなったというわけだ。なんということだろう。しかし、単なる偶然、巡り合わせにしても、買っといてよかった。
 
 TA-E1、セレクターとボリュウムしかない、見方によっては超高価なボリュウムボックス。TA-N1、重量コストパフォーマンスは高いものの、値段の割には200W/chしか出ないし、SP端子は他の日本のメーカーに比したらずいぶんと貧弱で、電源コードを高級品に交換することにも一筋縄ではゆかない、極めて使いづらいアンプ。デザインだって、とても一般受けするとは思えない。確かに、こんなマニアックな製品、買う人は少ないのだろうが、だからこそ受注生産であっても続けて頂きたかった。
 
 これで、大手電機メーカーでは、高級セパレートアンプを生産しているのはパイオニアとテクニクスだけになってしまった。選択肢は減る一方か。当方、C-AX10ユーザーではあるけれど、行く先知れぬマルチチャンネルばかりではなく、ここらで起死回生の一発を期待したいものだ。
 
<追 加>
 追加の形となってしまい、誠に遺憾でありますが、長岡先生の命日でした。黙祷いたします。

  5月24日   アナログ復活

しばらく更新しなかったうちに、またなんかしてるんじゃあないか、というご推察は当たっている。ヘッドアンプを物色していたのだ。
 
 この間、PRA-2000ZRも修理から戻ってきて、フォノイコはこれと心中することに決めたものの、内蔵ヘッドアンプはいまいちS/Nがよろしくないのである。手持ちの古いHA-1000も、基本的には2000ZRの内蔵ヘッドアンプとかわらない。PHA-100はといえば、クリアな音質ではあるが、爆発するような表現は不得意である。そんな時、中古市場でお安いH-Z1を見つけて購入し、S/Nのいいストレートな音質でいい気になっていたら、これまた故障である。オーバーホールから帰ってみると、これが本来の音なのかはわからないが、PHA-100を力強くした感じで、十分高音質ではあるけれど、細かく散乱するような表現ではない。やはりバンナさんが持ってきたC-17の事が頭から離れないのであった。
 
 京都のM.O.さん、ありがとうございました!

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