SONYのHi−Fiオーディオシリーズ、一部生産終了との噂は本当であった。SONYのホームページで確認した。(www.sony.jp/products/sonyaudio/AU/hifi/pure/index.html)
即ち、TA-E1とTA-N1が市場流通品がなくなり次第手に入らなくなったというわけだ。なんということだろう。しかし、単なる偶然、巡り合わせにしても、買っといてよかった。
TA-E1、セレクターとボリュウムしかない、見方によっては超高価なボリュウムボックス。TA-N1、重量コストパフォーマンスは高いものの、値段の割には200W/chしか出ないし、SP端子は他の日本のメーカーに比したらずいぶんと貧弱で、電源コードを高級品に交換することにも一筋縄ではゆかない、極めて使いづらいアンプ。デザインだって、とても一般受けするとは思えない。確かに、こんなマニアックな製品、買う人は少ないのだろうが、だからこそ受注生産であっても続けて頂きたかった。
これで、大手電機メーカーでは、高級セパレートアンプを生産しているのはパイオニアとテクニクスだけになってしまった。選択肢は減る一方か。当方、C-AX10ユーザーではあるけれど、行く先知れぬマルチチャンネルばかりではなく、ここらで起死回生の一発を期待したいものだ。
<追 加>
追加の形となってしまい、誠に遺憾でありますが、長岡先生の命日でした。黙祷いたします。
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