なんのことはない。親父がいつかどなたかに頂いて裏に植えていたものが、この数年、花が咲いては勝手に実がなるようになっただけのことである。年一回の剪定および消毒と、最小限の手入れだけはしているが、、、。
昨日は、この数年恒例になった桜ん坊狩りだった。本年は春先の陽気のため、花も早ければ当然のごとく実が熟すのも早かった。しかも豊作ときている。手の届く範囲、熟している物だけを家族で摘み取った。つぶは小振りでも旨いのである。
その瞬間の写真は撮れなかったが、ツグミやスズメ、カラスまでが食べにきている。こちらが摘み取っている間にも、ツグミは恐れることなくやってきて、豪快についばんでは飛び去っていく。それを見て、子供たちは大喜びである。カラスは我々が居る間は遠くにいてアーアー鳴きながら様子を伺っている。鳥もいろいろである。
上の方になっているものや蒼いものは鳥の分。通りすがりにちょいと摘んでいく輩もいるが、咎めないことにしている。農薬も栄養剤も加えていない完全天然物だ。だから鳥にも評判がよい(?)のだろう。実は逆で、鳥が食べるくらいだから我々が食べてもおいしいのかな。
ちょっと得した気分になれた一日であった。
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