これは昨日アップ予定であった内容だが、昨日はUENOさん達のご訪問があり、本日に回させて頂いた。
先日の「とんぼさん」と「いのさん」の襲来でHTPCの優秀性と可能性を知った。しかしながら、HTPCがいくらオーディオグレードに迫ったとしてもPCには変わりない。PCのオーディオ的使用やオーディオのデジタル化によって、いずれはPCもオーディオもその境目が非常に曖昧になって行くと想像するが、現在の所、HTPCの操作性というか使いこなしの難しさはオーディオの比ではない。さするに、PC環境に育っていない当方などは、どうしても導入に躊躇してしまう。そんなことを愚痴っていたら、とんぼさんからあるメールを頂いた。
『HTPCなんですが、取り掛かる前にこんな機械を試してみるのも良いかと思います。
http://www.momitsu.jp/v880/』
本年3月、長瀬産業からリリースされたMOMITSUという聞き慣れないメーカーのDivX再生対応のローコストDVDプレーヤー「DVD-V880」である。DivX再生対応に加え、国産機では今のところ稼働していないDVI端子を装備していることが大きな特徴だ。「あーく」のPJ、XV-Z10000は、このDVI端子を備えており、デジタル伝送720p(ドット・バイ・ドット)で映し出せる。
『http://homepage1.nifty.com/straylight/bbs/docs/20030502081231.html』でも語られているようにZ10000にはジャストなのである。聞くところによると、中身は最も簡単なHTPCだそうな!ただ、HTPCにありがちなファンノイズは皆無。
これはやってみるしかない。とここで表明する前に、メールを頂いた翌日にはもう導入してしまっていて、すでにつないで視聴中。さすがにコンポ−ネント接続ではYAMAHA DV-S2300には遙かに及ばないが、DVI接続ではHTPCに迫る映像を見せてくれる。調整でもっと追い込めそうだ。音は、「あーく」では超低音もブーストとしているので、それ程落ちた感じもしない。DVIコードまで含めても3万円、これだけの質が得られるのだから感動だ。デジタル恐るべし。
ところで、このMOMITSU V880、CDもかかるんだけれど、デジタルアウトからVRDS-25xs-i のDAC やSATRI DAC-2000を通してみると、意外にいい音なんですね。は〜。これからAV始める方、DVI入力のあるPJとV880買って、後からDACを購入する。結構いけちゃうんじゃないかな。
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