これがオーディオだとしても、十二分の強度の分厚いアルミ板の筐体をもつ、オーディオグレードHTPCの全貌。20kg超もあり、普通のPCのつもりで持ち上げようものなら、腰を痛めかねない。これを天吊りしていらっしゃるというから、二度驚きである。
映像初心者の当方、なんだかんだとコメントする立場にないけれど、何らかの感想を申し上げないと先へ進まない。ここから出て来る映像については、昨日アップしたとおり。音は、VRVS-25xs-iの光入力からOScon-DACを通してアナログ出力、これをプリに入れて試聴した。ノイズ、帯域共に問題なし。3次元的音場も良く出る。質感の点でCDに一歩ゆずるか。しかし、これは当方のシステムの方の原因と判断した。これは正にオーディオである。
今回、とんぼさんと直接お会いして、とんぼさんがこのHTPCを作り進化させている目的が大変よく理解できた。やはり「ないものは作る。」なのである。市販AV機器では得られない、高画質と融通性だ。操作はまさしくPC、専用機のように誰にも簡単というわけではなく慣れが必要だが、逆に再生ソフトを自由に選択できたり、ソフトの進化にともなうバージョンアップも可能。そして何より、市販品専用機にないソフトとハードディスクを持つことで、DVD 録再とノンパッケージソフト、特にHiVisionとのダウンコンバート(用語が違うかな?)なしの統合・編集が可能になる。これを圧縮してDVD に焼くのではなく、なるべく放送アンテナから出た情報をそのままスクリーンに映し出そうというものなのだ。皆様には、そんなことは今更当方に解説されるようなことではないのかもしれないが、当方としては、HTPCの目的が今一ピンときていなかったものが、すっきりクリアーになったのだった。えっ?それも勘違い?とんぼさん、ずれていたならご指摘頂きたい。
さて、会の方、まずはCDから始まったんだが、当方の目からはお二人の表情には晴れやかさが窺えず、やっぱりダメかと落胆。次に映像。HTPCの素晴らしさを堪能させて頂き、とんぼさんの布教活動は成功であった。その最中に、いのさんから「音、回ってますよ。零戦、上から聞こえる。」と漏らされた言葉に、ちょっと安堵。
オイシい料理店に移動している時間が勿体なく、昼食は近くのファミレス(スミマセンです)。ここでの様々な話題も大変面白かった。そして、最後はやっぱりアナログ、芸能山城組の「ギャ〜!」から始まり、DAFOS、そして締めはフラメンコ。お二人にちょっと笑顔が浮かんで、フ〜。
というわけであっという間に一日が過ぎてしまった。直に「あーく」のご感想を伺うのが怖くて、お帰りになってからメールで尋ねてみた。ご指摘頂いたことを今後の参考にして、軌道修正しながら次の襲撃に備えたい。この刺激がオフ会のいいところである。もう一度、「とんぼさん」と「いのさん」には感謝の意を表しておきたい。
そうそう、韓国のオーディオ店の訪問が7月2日に決まった。でも、それまでに修正することは不可能。さて、どう乗り切るかな? そして、立て続けにバンナさん一団の絨毯爆撃が近づいているという情報も入ってきている。沈没しないようにしなければ、、、。
<'03/07/21 追 加> とんぼさんのHPの日記に、何と4回にわたって取り上げて頂いた。メールでもいろいろとご示唆いただき、今後の参考にさせて頂きます。
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