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Diary


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  7月31日   ストレス解消法が生むストレス
 だいたいストレス解消の趣味のはずのオーディオが、ストレスになってしまっている。というのは、最近深夜にしか視聴出来ないのである。しかも、HVを中心とした映像の方に偏っていて、当然の事ながら映画を観だしたら1時間半かかってしまい、寝るのが早朝になる。すると、精神的充足感はあるのだが、40代後半にさしかかった体がついてゆかない。体調不良、胃潰瘍気味だ。こりゃ遺憾!!本当に「良い加減」ということが出来ない当方である。しばらく早寝することにした。皆様、お休みなさい。・・・アホか?

  7月28日   低域が変わると
・・・全てが変わるのは本当だ。AMCRON K2の威力は絶大で、「あーく」はかつて最高にハードな音質へと変化した。当方にとっては、つっぱらかる寸前の所に思える。これ以上ソリッドな低音になると音楽によっては楽しめないし、これ以上高域が上昇すると歪みっぽくなって音場が崩れてしまう。こうなってみると、AE86さんがおやりになっていることの意味がちょっとだけ垣間見られた気もする。しかし、ド素人の当方、ショップからもBehringer DCX2496 を薦められているが、これを使って4〜5ウェイを調節しこなすのはとても無理だ。初めから諦めていてはダメなんだろうが、まずはこの辺で煮詰めていく方がいいのではないかと思う。今は、その方が音楽を楽しめるかもしれない。JA-0506U×2とSW-7の使い方、もう一工夫してみたい。
 

  7月25日   AMCRON K2

今朝届いた。本日は日曜当番で仕事だったんだが、早く夕方にならないかとわくわくしていた。自称AV派(VAではないと思う)の当方、サブウーハを駆動するパワーアンプにSONY TA-N1を使ってきた。実に勿体ない使い方。しかしこれは、手持ちのアンプ達でポジションを争う中での苦渋の選択であり、N1がサブウーハに最適なアンプであった訳ではない。さて、今後TA-N1がネッシーを駆動することがあるのかと考えてみると、その可能性は「0」だ。ではN1、ここで本来の使われ方でなく一生を終えてしまうのか?それはあまりと言えばあまりの仕打ち。清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したN1、もう一度飛び降りる覚悟で(ということは本当の覚悟ができていなかった・・・?!)解放してあげることにした。と言えば聞こえは良いけれど、なんのことはない、オークション売却だ。ゴメンナサイ!!
 
 その資金で出来ることは多い。昨日のチャンデバもそうだ。もう一つ、今日はPA用パワーアンプでは有名なAMCRONのK2、短期間使用の中古良品。名前もなんだか良い感じ。でも最大の特徴はハイパワーだ。500W/ch/8Ω、800W/ch/4Ω、2Ω負荷でも1250Wとへこたれない。加えて使用領域の低域(10Hz〜400Hz)のダンピングファクターが10000〜3000以上。PA用高出力パワーアンプにもかかわらず、ファンレス自然空冷であるところがいい。音は今から確認、調整する。期待どおりならいいんだが。
 
 それから今日はもう一つ楽しいことがあった。午後から「とんぼさん」がやって来られたのだ。この詳細については「来襲のページ」で。久しぶりにいい日だったと熟睡できそうだ。
 
 

  7月24日   猫に小判、豚に真珠、当方にプロ機

 すでに行動にでている。プロ用機器は確実性重視で、ある意味融通性がない部分がある反面、コンシューマとは比べものにならない多様な調節性がある。これは、当方のようなド素人にしてみると、自由度を多く与えられ過ぎ。デジタルプロセッサーなんて持ってこられた時にゃ、設定方法を理解するだけでヶ月単位の時間を要するかるかも。
 
 さて、写真右側YAMAHA EC-2の上の2台はBEHRINGER CX2310、3way+サブウーハ・モノラルチャンデバ(2chステレオとしても使える)。サブウーハーのクロスは10〜215Hzの間で自由に設定できる。なんと2台税込み価格:約2万5千円!とりあえずはSW-7の設定。最初の自前の設定では、出てくる音が想像したものと一寸違うので、少しだけいじってみるがよく分からない。この際、大きく変化させて3通りほどの設定を比較してみる。この次点では有力候補の設定が見つかったように思うのだが、しばらく聴いているうちに少し違うと感じ始める。でまた同じ事の繰り返し。そうやっているうちに、どの設定がいいのやら訳が分からなくなってくる。ならば測定器だと、周波数を測定しながらの調整に入る。フラットネス化は一目瞭然。しかし、その結果の音には首をかしげざるを得ない。つまるところ、自分の耳とおつむコンピュータ(ハードもソフトも)が悪いのだ。それに合わせてやらないとね。これも分相応?
 
 

  7月20日   オーディオ用?
 他に趣味らしきものもあったようだが、趣味は生活の中でしか実現できないが故、現時点まで残った趣味はオーディオとなっている。ただこいつは虚構の世界で際限がない。現実とは別世界の虚構の中に自分を置くことができるからこそ、気分転換の趣味となりうるのかもしれないが、そこには現実の経験や教えや環境やいろんなものが混ざり込んでいるのも事実である。
 
 当方の文章は、自分の勝手な理解による言葉使いが横行しており、皆様には極めて難解であろう。今日は何を言いたいのか?いつものごとく大したことではないので、笑い飛ばしておいて頂きたい。
 
 虚構を創造する(?)のに、何故「オーディオ機器」なんだろうかということである。長岡先生は、一般的ではないという立場から、機器はコンシューマ用ハイC/P機を使用されたが、後には、評論家たるもの一般とは違うものでもいいと、ハイエンド機も使用なさった。ユニットはオーディオ用を多用されたが、かつての作品には楽器用だとか、ラジオ用だとか、箱についてはパイプみたいな物まで利用されたこともあったように記憶する。コードなんて電線だし、重しは鉛、敷物もテープや雑貨である。長岡先生のそんなところにも驚き感心しながら、当方も、いわゆるアクセサリーの類には生活用品全てを駆使してきたが、機器だけは気が付いてみればオーディオ用にこだわっている自分がいたりするのだ。C/Pや音の創造(再生だと異論を唱える方もあろうし、当方も再生だと言ってきたが、あえてここでは創造と言う)を旨とするなら、別に機械だってオーディオ用(特にコンシューマ)にこだわることはないなと、改めて考えている。

  7月18日   使えん

 入らんのだ!SW-7の3本のFW-200,、両側の2本をFW-220に換装する計画だった。ジャンクのFW-220を4本手に入れて、FOSTEXに無理矢理修理をしてもらったまではいい。FW-200より大きい事は百も承知。でも四辺をカットしてあるフレームで外径は何とか納まる。フレームとマグネットをつなぐ四本のステーの部分はバッフルを削ればギリギリ入ると判断していた。ところが、フレームの裏側に一周する出っ張りがあることまでは図り知れなかったのだ。この分のバッフルを削ることは、バッフル裏の補強や側板の関係で不可能なのだった。

  7月17日   低音は重量ではない

 Hafler P3000、重量10kg、出力150W×2/8Ω。それぞれTA-N1の1/7、3/4、価格は1/8である。SW-7の駆動に使ってみると、むしろ音はP3000の方が断然引き締まっていている。ちょっと物足りない感じや音程が不明瞭になるところもあるが、広がるときは広がるし、恐ろしいくらいの超低域もでる。TA-N1の方がダルで、俊敏さを備えた肥満体を想像してしまう。びっくりするのはコーンの動きが全く違うことだ。大袈裟な表現をすれば、N1では始終ゆらゆらしているが、P3000では動いているのかなと、コーンを触ってみたくなるくらいだ。PA用だからという訳でもないだろうが、P3000でライブを鳴らすと、本当にライブの雰囲気が出る。初めてSW-7が制御されていると感じた。
 
 PAアンプのデータでびっくりするのはダンピングファクターの値である。アンプの特性を示す一因子に過ぎないし、値が大きければいいというものではないというご意見もあると思う。しかし、特に「あーく」のようにライブハウスのごとくバカでかい音量で鳴らす場合、次の数字を見ると「過ぎない」では済まされそうにもない。フラッグシプのTA-N1は1kHzで150。一方PA用としてはまだ低出力・廉価版であるP3000(実売価格約10万円)、1kHzで400、10kHzで200、100kHzで18。PAアンプにも上には上があるけれど、それでもC/Pは抜群で、2Ω負荷時出力1kW、DF:20000以上(10〜200Hz)なんてオバケアンプが、なんと30万円代で買える。もう一ランク上のPAアンプを聞いてみたくなった。そういえば、コンシューマー用としては、かつてKENWOODに、Σドライブという特殊な結線をすることで、55Hzで20000以上のダンピングファクターを誇ったL-08Mというモノアンプがあったな。

  7月10日   ありがとうございます

 HPアップの作業中、カウンターが100,000を超えていることに気が付いた。慌ててカウンターの桁数を5桁から6桁に上げる作業をした。今日の日誌は別のネタでゆこうと思っていたけれど、急遽変更。開設した当初、万単位のアクセスなど想像もしなかったので、5桁で十分と疑わなかった。それが「十万」なんて。こんなド素人のHPに、こんなに沢山の方々のアクセスを頂き、心から感謝する次第。
 
 所詮、当方の感想文みたいなものだけれど、皆様、これからもどうかよろしくお願いしたい。m(_ _)m

  7月8日   ネッシー動く

 「あーく」ではSW-7の位置が機器のセッティングの基軸となっている。SW-7はここ以外には置くとこなし。ホームベース型視聴室のピッチャー側の壁に接しないようにギリギリで設置している。その両脇に120インチスクリーンを挟んでネッシーVが立っているのだが、今までD-55の時代もバッフル面をSW-7のバスレフポートの面に一致させていた。これを疑うこともなかったというより、疑いたくなかったというのが本音。一人で動かすなんてハナから諦めていたのだが、ふとやってみる気が芽生えた。別にどうという確固たる理由はなく、ただ、SPの周囲に空間がある方がいいという固定概念に縛られてはいないか、壁に近付ければネッシーの低域が補強できてSW-7との繋がりが良くなりはしないか、という実験をしていなかったことに気が付いただけだ。火事場の馬鹿力を発揮すれば良いだけのことだ。
 
 兎に角やってみた。どうやって一人で動かしたかはご想像に任せる。どうせやるなら壁ギリギリまで近づけたかったが、「あれーっ?、びくともせんぞーっ!!」。それこそ3〜4mm程の差で、天井周囲を廻るH鋼の出っ張りと床の間にネッシーがはまり込んでしまって、メチャクチャ往生した。必死の思いでネッシーを引き抜くと、仕方なくH鋼の出っ張りの部分だけ壁から離して設置した。あーよかった!こんな様子を皆様がご覧になっていたらと、自分でも笑える行動である。
 
 擦った揉んだの結果は、その甲斐あって自分としては相当な○。ネッシーを結ぶラインより後方に定位することが殆どだった音像が少し前に出てきて、拡がりも損なうどころか広がって行く感じがつかめる様になったし、低域も弾力性を持ってハッキリしてきた。こんなことならもっと早くにやっていれば良かった。
 
 図に乗って、例のSATRI PRE-7610P(PRE-7610をパワーアンプに改造した奴)を持ってきて、一度は諦めた JA-0506Uツインドライブに挑戦。意外としつこいタイプの当方だった。シリーズ接続、600V耐圧のJensenの0.22μFでローカット。FE-208ESを駆動するAMP-5511mk2のゲインが26dB、プリのアッテネータを一番よく使う12時の位置にしておいて、雑音の気にならないところまで5511mk2のゲインを多分6dB程落としている。PRE-7610Pのゲインは20dB、アッテネータを一目盛り絞るだけでスペアナ上はジャストとなった。ゲイン・コントロールアンプであるSATRI-アンプは、こんな芸当が出来るのだ。音は「ウ〜ン」。前回のように短時間で辞めることはなさそうだが、手放しで良いとも言えない。ま、しばらくこのままやってみよう。

  7月3日   リージョンフリー体験

VA派やHTPCの使い手の皆様の間では、当然至極の「リージョンフリー」、当方は家族用の29インチTVに繋いでいるDVD・VHSデッキはリージョンフリー改造機を購入していて、その便利さは知っていた。しかし、「あーく」にあるDVD-PのMOMITZU V-880はHTPCの性格を持ち合わせているにも拘わらず、設定方法が分からずに国内盤しか見ることができないでいた。昨日、MさんのHPに巡回したら、あらまあ完璧に方法が明かしてあるではないか。早速その通りに操作したら何のこたあない、超簡単!韓国盤の「赤くない千と千尋」が鑑賞できた。もう外盤DVDも怖くない。音楽や和製アニメのDVDは外盤に限る。Mさん、ありがとうございました〜!!
 
 ところで最近、コピーコントロールCD/SACDハイブリッド盤などという、わけくちわからん物が出回り始めた。しかもクラシック音楽。「とにかくコピーさせんぞ!」という裏の声しか聞こえてこない。これも当方は購入拒否。今後セパレートSACD-Pの新発売もあると思われるのだが、こんなことでは、果たしてSACDのデジタルアウト規格は統一できるのだろうか?

  7月2日   マルチアンプ

 成り行き上、SATRI PRE-7610が余ってしまうことになった。ある理由でこれを資金源にしたくないし、素性の良いアンプであるので、何か使い道はないか模索していた。基本構造はSATRI SCA-7611というプリメインアンプと同じで、違いはSP出力とヘッドホンジャックがない事である。永井氏に相談したところ、ちょっとした改造でSCA-7611と同等〜それ以上にできることがわかり、早速改造を依頼した。出力端子をSP端子に、OS Conを耐圧の高い物に、そしてトランジスタを出力の高い物に交換した結果、最大出力15wのゲインコントロールパワーアンプに変身(進化?)した。どうせならSATRI Linkで接続したく、特殊抵抗入りBNC-RCAコードも製作して頂いた。
 
 さて、これを何に使うかと言えば、ツイーター専用アンプにしてみようというわけだ。ネッシーとツイータを同じアンプで駆動する場合と比べて、一長一短あるかも知れないが、これはやってみてなんぼの世界。これだと5511mk2よりはクオリティは少々落ちるかもしれないが、専用駆動による歪みの低下と高品位のレベル調整が期待出来る。ツインドライブも可能だ。使い方を変えればミッドハイドライバもいけるかもしれない。

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