マニアの皆様にはあり得ないこと、自らの恥を曝すような事であるが、素人の当方は一度は告白しておかねばならない。実は一昨日もそうだった。サブウーハー周囲をいかに調整しようとも、想像されるような結果がでてこないことに悩んでいた。当方の陳腐な頭脳PCでは考えてもダメなのかと思ったところ、つまらんミスをしていたことに気付いた。それも一週間とか結構長い期間である。以前の日誌でも紹介したように、現在チャンデバとグライコの両刀使いでSWを制御しているのだが、なーんとチャンデバのhigh出力からパワーアンプに出していたのだ。high出力はローカットせずに、グライコのみで中高音を-12dB落としていたので、ミスに気付きにくかったというわけだ。そりゃあ、いくらチャンデバの設定を調整しても変わるわけがない。言い訳をすれば「あーく」は全点灯しても薄暗い。そんな中で頻繁にコードをとっかえひっかえした上に、当方の視力の低下が重なって生じたミスだ。
しかし凡ミスも致命的な事がある。ADの好きな当方において、まず挙げられるのがカートリッジの取り扱いミス。最近の数年間はやってないが、リフターを使わずに手動で針を上げようとした瞬間、指掛けを弾いてしまい、針を音溝に直角に滑らせてしまうとさあ大変。ビュ〜という異音と共に醜いキズが、、、。考え事をしながらや、安易な体勢で扱うべからず!
次は針折れ事故。LP-P周囲でいつもならやらないことをやってる、またはカートリッジのシェルやリード線の付け替えの際に起こる。針先に何かを引っかけてしまったと気が付いた時には、無惨な結果だけが待っている。また、婦女子を近付かせてはならない。掃除の依頼などは以ての外だ。LP-Pに「はたき」をかけるなんぞ、へでもないのだから(笑)。
接続ミス。これも意外によくやる。現在のような複雑なラインアップになってくると、「一寸調整」というのが一番危ない。機器の端子の左・右や+・−の区別は白・赤が多いが、特に最近はそうでもないものが増えてきた。オーディオ用でない線材ばかり使っていると、芯線の被覆は白・黒や白・青など様々で、しかも方向性まで考えてたりしていると+・−の間違いを起こしやすい。左・右の間違い、最近のピンケーブルも白・赤でないものが少なくないし、わざとアンプの左右を逆に使ったりした場合に勘違いする。
それから、比較的高級な市販のインターコネクトケーブルを購入した際、接触が悪いはずがないと思い込んでしまうのも危険。接触がとてもシビアなコードがまま存在する。これに気が付かずに悩まされたこと少なからず。
本当に致命的なのは、テスト試聴の際のセレクター切り替え勘違い。ピンケーブルを抜いた瞬間「バッ!」・・・。煙が上がらなければ幸いだ。それでもSPやアンプの素子には多大な負担をかけて性能劣化は必至。慣れていても慎重さは必要だ。
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