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Diary


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  3月23日   フォノイコのその後
 最近、SACDだ、ハイビジョンだとあちこちに手を広げている当方である。みな中途半端・・・?ソースが増えると入力端子が不足してくる。繋ぎ替えればいいのだろうが、そこがいい加減な当方、度々アンプの裏に回り込むことを避けたいのだ。
 
 そこで、フォノイコ。窪田式、SATRI、両方交互に試聴している。各々に特徴があって、そう簡単には一台だけ選択することができないでいる。ところが、一つだけ共通しているところがある。それは、聴けないLPが減ったこと。70年代以後のロック、そして80年代、ニューミュージックとかフージョンとかAORとか言われた類のLP、随分CDに買い直して放出してしまったけれど、それでもまだ沢山残っている。こういったものまで聴かせてくれるのである。もちろんワンポイント的音場定位は望めないものが大半だが、それでも「茫洋とした音場」の中に音楽があると認識させてくれている気がする。
 
 そして、SACDがまた同様なのである。今や「あーく」では、あのVRDS-25xsをもってしてもCD再生が一番の問題のようだ。CCCDや逆輸入禁止令の問題もあり、このままじゃLP回帰がひどくなりそう。

  3月22日   ハイビジョン画質録画
 昨日、初めてのハイビジョン放送録画を決行した。TV版火の鳥だ。どうしてか、毎週のごとく日曜日の夕方〜夜にかけて仕事が入る。仕事が日曜日の夜から始まるのだ。有り難いと言えば有り難いことかも知れないが、毎週だと辛いものがあるのも事実。といったわけで、録画しておいた。
 
 まだ全部見終わっていないけれど、素晴らしい画質である。長年ハイビジョンをご覧になられている方々の間では、劇場版に比べると今一といった印象を持たれた方もいらっしゃるようだ。しかし、ハイビジョン入門者の当方にとっては、これで今一なら前途は明るい一方である。いよいよはまり込みそうだ。

  3月19日   ムーブ・ブーム

 またまたムーブのできるデジタル放送用 HDDレコーダー「Rec-POT M」(HVR-HD160M) が I・O DATAから発売になった。ハイビジョンで14時間録画できる 160GBはDV-HRD2と同じ容量、これで5万円強とか。
 
 地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送用チューナーに i.Linkで接続すれば、ハイビジョン映像をそのまま録画・再生でき、デジタル放送のコピー制御(コピーワンス)の番組を録画、さらに、D-VHSテープへ移動させることもできる。複数の本機を数珠つなぎにすることもできる。
 
 当方はハイビジョン・チューナーもDVDレコーダーも持っていなかったので、DV-HRD2で良かったが、すでにチューナーをお持ちの方々には朗報か。ただ、ブルーレイには対応していないらしい。

  3月15日   DV-HRD2初視聴
 昨日早朝、BShiのピーター・ゼルキンのピアノリサイタルを視聴した。「あーく」においては初めてハイビジョンを投影したわけだが、素晴らしい画質に感心した。ピアノの塗装や鍵盤の曇り具合までが見て取れる。音についてもライブ感は存分に楽しめた。そうなると、いつまでグタグタ言ってるんだと言われそうだが、やっぱりミーシャ・ライブの録画失敗が悔やまれる。
 
 また、DV-HRD2はBSテューナー兼DVDレコーダーとして導入したのだが、勿論DVD再生もできる。D4端子からコンポ−ネント変換ケーブルでZ10000に、音声は光ケーブルでVRDS-25xsiに接続して視聴してみた。momitzuからVD-I接続で観る絵、およびコアキシャルデジタルアウトからVRDS-25xsiに接続した音と比較。映像は、これが一般に言われるシネマライクというものなのか?不思議なことに、奥行き感は勝るが、色合いはややベタッとした感じもある。音は、予想を覆して圧倒的にmomitzuの勝利。光ケーブルがいけないのだろうか?
 
 機器のシンプルな構成に徹すればmomitzuをはずしてもいいが、今のところ、DVD再生はmomitzuに任せておきたい。
 
 そうそう、何故HRD20でなくてHRD2なのかという疑問を持たれる方もいらっしゃることだろう。勿論お値段のこともあるにはあるのだが、3月13日の時点でお店に在庫があったから(笑)。ミーシャ・ライブに間に合わせたかったというだけの理由だ!それなのに・・・(;_;)・・・しつこいか。

  3月13日   ハイビジョン導入

 本日、シャープ地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー内蔵デジタルハイビジョンレコーダーDV-HRD2・・・長い(-_-;)・・・を導入した。ミーシャ・ライブを観ようと、昨夜のうちに持って帰って来たのだけれど、買ってきてすぐにホイホイ設置して観てみようなんて甘かった。BSアンテナの取り付けがこんなに難しいとは思いもよらず、残念ながら鑑賞不可能だった。
 
 本日、ジョイフルオクダ電機の奥田氏にお越し頂き、BSアンテナ設置をやってもらった。とりあえずあり合わせのケーブルで繋いでみた。一発で映像が出た。流石だ。その後、D−コンポーネント変換ケーブルと光ケーブルを買ってきて接続し直した。ウーン、素晴らしい。ますます「あーく」にこもる時間が長くなりそうである。
 
 奥田氏には大変お疲れ様でした。有り難うございました。

  3月11日   HD解像度PJ

 日本ビクター株式会社から D-ILAプロジェクタ「DLA-HD2K」が5月下旬に発売になるとのこと。かねてより開発されてきた解像度約210万画素=1920×1080ドットの0.8型フルHD解像度D-ILA(Direct-Drive Image Light Amplifier)パネルを採用。つまり、遂に1080iのハイビジョン映像(HD映像)をリアル解像度で投写できることになったわけだ。
 
 プロジェクションヘッド部とデジタルビデオプロセッサー部からなるセパレート型である。このプロセッサー、形を見るとファロージャ製スケーラーであることは明かだ。(http://www.faroudja.com/prod_dvp-1000.phtml)
 デジタルハイビジョン映像(1080i)は勿論のこと、アナログ放送や DVDなどのSD映像ソース(480i)も1080/60pにアップコンバートしてデジタル信号のままプロジェクションヘッドに送り、フルHD解像度で投写できるとのことだが、ファロ−ジャと 同じ機能性能なのだろうか?
 
 D-ILAはグリッドが目立たない上に、フルHD解像度が実現。これだけのものが、ホームシアター向けということで、店頭予想価格が240万円前後らしい。こうなると、3管PJの牙城も危うくなってきた?
写真はVictorのHPより拝借した。
(http://www.jvc-victor.co.jp/press/2004/dla-hd2k.html)

  3月8日   致命的凡ミス
 マニアの皆様にはあり得ないこと、自らの恥を曝すような事であるが、素人の当方は一度は告白しておかねばならない。実は一昨日もそうだった。サブウーハー周囲をいかに調整しようとも、想像されるような結果がでてこないことに悩んでいた。当方の陳腐な頭脳PCでは考えてもダメなのかと思ったところ、つまらんミスをしていたことに気付いた。それも一週間とか結構長い期間である。以前の日誌でも紹介したように、現在チャンデバとグライコの両刀使いでSWを制御しているのだが、なーんとチャンデバのhigh出力からパワーアンプに出していたのだ。high出力はローカットせずに、グライコのみで中高音を-12dB落としていたので、ミスに気付きにくかったというわけだ。そりゃあ、いくらチャンデバの設定を調整しても変わるわけがない。言い訳をすれば「あーく」は全点灯しても薄暗い。そんな中で頻繁にコードをとっかえひっかえした上に、当方の視力の低下が重なって生じたミスだ。
 
 しかし凡ミスも致命的な事がある。ADの好きな当方において、まず挙げられるのがカートリッジの取り扱いミス。最近の数年間はやってないが、リフターを使わずに手動で針を上げようとした瞬間、指掛けを弾いてしまい、針を音溝に直角に滑らせてしまうとさあ大変。ビュ〜という異音と共に醜いキズが、、、。考え事をしながらや、安易な体勢で扱うべからず!
 次は針折れ事故。LP-P周囲でいつもならやらないことをやってる、またはカートリッジのシェルやリード線の付け替えの際に起こる。針先に何かを引っかけてしまったと気が付いた時には、無惨な結果だけが待っている。また、婦女子を近付かせてはならない。掃除の依頼などは以ての外だ。LP-Pに「はたき」をかけるなんぞ、へでもないのだから(笑)。
 
 接続ミス。これも意外によくやる。現在のような複雑なラインアップになってくると、「一寸調整」というのが一番危ない。機器の端子の左・右や+・−の区別は白・赤が多いが、特に最近はそうでもないものが増えてきた。オーディオ用でない線材ばかり使っていると、芯線の被覆は白・黒や白・青など様々で、しかも方向性まで考えてたりしていると+・−の間違いを起こしやすい。左・右の間違い、最近のピンケーブルも白・赤でないものが少なくないし、わざとアンプの左右を逆に使ったりした場合に勘違いする。
 それから、比較的高級な市販のインターコネクトケーブルを購入した際、接触が悪いはずがないと思い込んでしまうのも危険。接触がとてもシビアなコードがまま存在する。これに気が付かずに悩まされたこと少なからず。
 
 本当に致命的なのは、テスト試聴の際のセレクター切り替え勘違い。ピンケーブルを抜いた瞬間「バッ!」・・・。煙が上がらなければ幸いだ。それでもSPやアンプの素子には多大な負担をかけて性能劣化は必至。慣れていても慎重さは必要だ。

  3月5日   永井氏の後悔
 昨日、お礼旁々、バクーンの永井主宰にメールした。そしたら、、、
 
> > ところで、勝手に型番をEQA-5630とか書いているんですが、
> > 永井さんがお決めになった番号または愛称があればお教え下さい。
> > それに従います。
 
> ありがとうございます。
> 製品化するときは5630にしましょう。
おおっ、当方の意見が反映された!
 
> でも、正直なところ、竹男さんにお渡ししたくなかったです。
> 私も、聴いていたかった・・・。
 
確かに、バクーンの試聴・開発室からEQA-5630を奪って帰る際、どことなく永井氏はさびしそうだった。でも、絶対返却しませ〜ん!
 
 そして、爆弾発言!
> 製品化も考えて見ます。
 
 是非、製品化しましょう!でも受注生産かな。標準大容量トランス電源バージョンが希望価格45万円、意匠によっては50万円。その他オプションで専用バッテリー電源バージョンとハイエンドSATRI V.7電源バージョン・・・面白いですよ。

  3月4日   SATRI EQA-5630 と 窪田式EQ
 SATRI EQA-5630が入ったことで、いろんな場合を想定して聴き直す必要がでた。窪田式の時には、全ての点で明らかにグレードが上がった印象だった。一言で言えば、確かさと安心だ。だから、LPを聴き直したくはなるのだが、その変化はある程度予想できるような気がしてしまう。ではSATRI はと言うと、あくまで両者間の比較であるが、ある種緊張感を感じるところがあり、ゴロッと鳴り方が変わってしまうLPがあるように思う。そういった意味で聴き直したくなる。
 
 C/Pでは窪田式に軍配が上がるが、窪田式は圧倒的過ぎるのであって、SATRI もC/Pは高い。どちらがいいかは好みの問題。当方は迷って SATRIかな。贅沢な悩みだ。

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