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Diary


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  3月31日   切り替え

 本日、YAMAHA DDS-2というDDデコーダが届いて、DD、AAC(PCM)およびDTSの専用デコーダ3台を激安ゲットとなった。多分当時の販売価格は3台で十数万円程のものだと思うが、3万円で済んだ。一台はほぼ新品、一台は中古なるも超美品、一台は並の中古だ。買い物下手の当方、今回だけは大成功!しかし、機器の構成が複雑になると、当然配線と切替が複雑になる。
 
 音声の方は、BD-HD100のオプチカル出力を YAMAHA AD-100に入れて、CX-260のアナログ6ch入力:1に繋ぐ。主にBSを視聴するため。また、momitsu V880のコアキシャル出力をYAMAHA DDS-2に入れて、CX-260のアナログ6ch入力:2に繋ぐ。主にDVD DDを視聴するためだ。DTSは 使用頻度が少ないので、今のところ入力も出力も繋ぎ替え・・・である。6chアナログ入出力切替器でも作るかな。
 
 映像の方では、BD-HD100を導入したものの、DVDの映像はやはり V880の方が一枚上手。しかし、1系統しかない XV-Z10000のDVI-I入力に、HD100とV880とをいちいち差し替えて使用するのも極めて不便。何か両方を繋ぐ良い方法はないものかとネットで探していたところ、Gefen という聞き慣れないメーカー(プロの間ではスイッチャーといったらGefen らしい)のHDMI Switcher 2X1という優れ物を見つけて即発注。
 ちょっとした行き違いがあって、納期に1ヶ月半もかかってしまったが、やっと本日届いた。2系統のDVI入力やHDMI信号を切替えて、HDMI入力 もしくはDVI入力を持つ1台のディスプレイに出力する切替機だ。480P、720P、1080i、1080P のHDTV解像度に対応 し、2系統のHDMI入力を赤外線リモートコントローラーで簡単に切替えられる。HDCP対応機器にも使用可能だ。HDMIケーブル (1.8m) が2本付いてくる。
【仕様】
ビデオアンプ帯域 : 1.65GHz
最大対応解像度 : 1920×1200
対応垂直同期周波数 : 60Hz
HDMIコネクター : タイプA (メス)
電源 : 100VACアダプター(5VDC)付属
サイズ : 101.6×101.6×25.4
重量 : 1.8kg
メーカー型番 : EXT-HDMI-241
http://www.heavymoon.co.jp/computer/gefen/hdmi/index.html

  3月30日   サラウンドの驚異

 お前は何時の時代の者か?と言われそうな今日の内容である。兎にも角にも、早速の実験の為に、AAC(PCM)デコーダ(YAMAHA AD-100)とDTSデコーダ(DENON AVD-1000)を激安ゲット。CX-260には6chアナログ入力が2系統あるので、現状ならプリで切り替えればいいだけだ。つまり DVD再生はV880に任せて、これをDDデコーダ経由でCX-260のアナログ6ch入力:1に入れる。BD-HD100には基本的にはHVとBDだけを任せ、これをAAC(PCM)経由でCX-260のアナログ6ch入力:2に入れる。こうすれば、接続コードの差し替えによる切替は最小限(例えばDTSとDD)で済む。
 
 さて、この2台のデコーダ、進化の激しいデジタル機器において、相当古いものであることは承知の上で、今、Accuphase CX-260に繋いで、4chアナログダウンミックスの設定をしているところ。しかも リアサラウンドSPはリアカノンUのまま(HMA-9500mk2/iで駆動)。それでも、、、である。
 
 まず、SPマトリックスで最も不満だったセリフが明瞭に聴き取れるようになったのには、口元がほころんでしまう。そして音場に全く曇りがなくなったのだ。SPマトリックスの部屋一杯に真綿を充満させたような、ある意味暑苦しい音場ではなく、何だか周囲を取り囲まれた感じで、音像という観点からは前後・左右・大きさともに明瞭に、また密度という観点からは薄くなったとも言えるかもしれない。しかし、C(センター)とリアサラウンドの音量調整だけで面白いほど音場が変わる。皆さん、こんな音をお聴きになっていらっしゃったのね!!と、今更である。
 
 V880デジタルアウト→AVD-1000→CX-260で観る(?)スイングガールズ、面白い。明日、起きれるかなぁ。
 
 そうそう、映像の方の HDCP対応DVI入力切替スイッチャー、明日届くらしい。V880とBD-HD100の切替が楽になるかも。

  3月27日   DSPがない
 5.1の実験を始めようと準備中であることはすでに公表済み。DSP内蔵のマルチチャンネル〜AVプリと言えばみな高価(ここで言う高価とは、30万円超ということにしておく。)なので、昨日のボケの入ったもの(勿論中古)になったわけだが、「あーく」の送り出し機器達にはmomitsu V880もSharp BD-HD100もアナログ5.1出力がないので、このままでは繋げない。そんなことも考えずに飛んだのか? 何とかなるだろうと、高をくくっていたのだ。しかしよーく調べてみると、このご時世、外付けDSPなど売ってないのだった。今頃気がついても後の祭り。こうなってみると、バージョンアップしたC-AX10を残しておけば悩まなくても良かったわけだ。全く将来の展望が読めない当方である。いやいや、予測してたはずだったのに、いつの間にか忘れている。頭脳コンピュータの機能障害は進行しつつあるようだ。まぁ、音質が好みとは少し違っていたので仕方なし、と無理矢理自分を納得させている。中古でAACとドルビーデジタルとDTSの3種類のデコーダを激安ゲットといきたいところ。うまくいくかな?!でも切替はどうするのだろう。

  3月26日   出費が多すぎる

 今月は、近年になくオーディオ雑誌を沢山買い込んだ。マルチチャンネルをやるに当たって、いろいろと見て知っておきたいことが沢山あったからだ。
 
 それから、デジカメを購入した。家内が、最近ちょっとだけITに目覚め始めていて、卒園式・卒業式・謝恩会・入園式・入学式×2で使いたいと言い出したので、当方のCyber-shotを譲ったためだ。FinePix F10、大流行だそうだ。性能は全ての点で勝っているが、使い手がヘボなところまでは補正してくれない。
 
 更に、携帯を交換した。当方の物は、まだカメラ機能のない時代の代物で、当方からすれば携帯メール達人の領域に入っている小学校卒業の長女から笑われてしまった(@_@)。ならばと、長女の携帯の機種変更と一緒に、最新鋭の 200万画素のカメラ機能付きP506icに替えた。恥ずかしながら、あの小さなキーを使ってメールするのが面倒くさいし、町中でピコピコ携帯メールをやってる若者達が好きではなくって、あまりやったことがなかったのだが、長女から教えてもらったら結構使える!でも、デコメールは嫌だ!!
 
 そして、今月末、3階の納戸を子供部屋にする為の改装工事がある。「あーく」を建てる際には、家族計画では子供は二人のはずだったのが、このHPを立ち上げて間もなく報告したように、3人になってしまったからだ!
 
 しかも、マルチチャンネルに不可欠なアイテムを中古で恥ずかしげもなく値切って発注。価格交渉は出来る限りやったのだが、結局は以上全て出費になるわけで、最近の家内は妙に機嫌が悪い・・・(-_-;)。

  3月19日   VAルームに向かって

 自分としてはオーディオに360度パノラマ映像のような音場を求めてやってきたつもりで、直に目に見える映像を組み込むことになったのは必然だったのだろう。確かに、広い部屋はダイナミックな音場を作りやすいし、大画面はそれだけでも遠近感が出る。しかし、やってみると音と映像の両立は、予想していたより遙かに難しい。実際に目に見える物がある場合と音だけの場合では、原点と歴史とその後の発展方向が違うのである。LP再生のシステムとハイビジョン再生のシステムは、方式があまりにかけ離れている。これを統合しようとすること自体、ナンセンスなのかもしれない。勿論、中型TVと組み込まれたサラウンドSPでも、デスクトップのPCに小さな7.1でもいいのかもしれないし、大型TVと2chでもいい。なんでもありの世界だから、こんなもんでいいや、と割り切ってしまっても構わないが、それは映画好きの方々であって、いわゆる趣味のVAではない。「あーく」のHPの表面だけ見ていると、とことん突き詰めているように見えなくもないが、良くお分かりの方々には、妥協の産物でしかないことは明白である。この妥協点を可及的高いところに求めて、四苦八苦しているのだ。
 
 さて、現実としての近未来の目標がある。音場第一なら、音はネッシーを中心としたシステムを替えることはない。ただし、SPマトリックスから5.1等のマルチチャンネルに移行する。これは市販フォーマットがマルチチャンネルになってしまったから仕方がない。ただ、どうしてもセンターSPとSWだけは我慢ならないので、アナログダウンミックスの4chでいく。これなら、ソフトに入っている信号を捨てることなく、振り分けるだけだ。CDとLPは、2chに切り替えられるシステムにすることで同一システムに組み込む。これらを実現するには、マルチチャンネル・プリが不可欠だ。しかも、マルチアンプでやろうとするなら、5.1出力が2組以上必要になる。できればサラウンドSPもマルチ駆動したい。
 LUXMAN CU-80、integra reserch RDC-7.1、Accuphase CX-260がこれを満たす。CU-80は8chまで対応し、4chアナログダウンミックスをマルチアンプで駆動できる。音質的にも十分オーディオグレード(?)だが、中古でも価格が守備範囲外・・・。RDC-7.1は 7.1出力を2組装備し、必要な分だけデジタル入力や映像処理ボードを追加できる優れ物。しかし、これも発売されたばかりで、オプションなしでも守備範囲外の価格・・(-_-;)。残るはCX-260。新品ではちょっときついが、中古なら・・ (^_^)v。でも5.1出力が2系統もあるのか?あるんですね。 RCAとバランス出力が同時に出せるのだ。もちろんそれぞれのレベルコントロールは効かないが、当方の環境では全てのパワーアンプにゲインコントロールが付いているので問題なし。ここにDCX-2496があれば相当なことができるというわけだ。
 では映像はどうか。固定画素PJとしては、全ての映像が750pのドットバイドットで映し出されている現在、ある程度の満足はある。ただ先日から言っている様に、9インチ管の最高の映像を観てしまい、相当揺れている。国産高級車を買えてしまう価格のG90Uを一般家庭に持ち込んだ方が2人もいらっしゃる大分にはとても太刀打ちできないが、9インチ管の激安中古良品の出物がないものか。
 
 以上、夢かもしれないが、こそこそとやってみよう。写真は、亡き父が残してくれたさくらんぼの木。昨年の台風で主なる幹が折れてしまったけれど、残った脇から生えている枝に見事に花が咲いた。満開である。あやかりたいものである。

  3月15日   復帰したものの

 ようやく復帰。なんとボーンアイデンティティー「初」視聴。謝すんの左右の縦の明かりは窓のカーテンの隙間。普段は夜〜深夜での視聴しかしないので、真っ昼間は暗黒にならない「あーく」であった。建設時、費用の関係で外付け雨戸を諦めたのだった。対策はいとも簡単で、内窓にブラックフィルムを貼ればいいだけなのに未だに行っていない。しょうもない!!
 
 しかし、先日の9インチ管視聴をして以来、HVはまだしも DVDの映像では奥行き感の不足が気になって仕方ない。新たな病気発症だ。

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