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Diary


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  9月30日   素人
 明日、来客がある。実はまたもや発生したBD-HD100の度重なる不調で、画も音も調整する気も起きなかったのだが、本日はそうはいかない。ということで、一寸だけトライしてみた。休憩しようと、後の椅子に深々と腰を下ろした。なんだぁ?!リスニングポイントよりかむしろ自然な音で、こっちのほうがよかったりして・・・愕然、いったい何やってたんだ。所詮、素人の調整なんてそんなもんである。
 ヘボ調整なんか辞めて、お掃除しようっと。

  9月21日   本気のpanasonic

 あ〜ら、またまた突然panasonicから1080p液晶PJが出た。液晶としてはコントラスト値が最高レベルである。Panasonicは次世代メディア(BD)普及、本気のようだ。

  9月20日   ケース入りBD購入終了

 ケース入りBDレコーダの中では最も安定性のあったpanasonicから、市販BDメディア対応のHDD登載ベイタイプBDレコーダの発売決定の知らせが届いた。DMR-BW200だ。下位機種のBW100も同時発売されるが、1080pを出せるHDMI出力がないので、当方には問題外。HDMIはV1.2a、どうしてV1.3でないのか。しかし、むしろ1.2aの方が従来機器との、特に3管PJとの互換性(?)を考えると良かったりする。また、BW200はHDDが500GBと満足できる容量を持っているし、iLinkも備えている。何より、ケース入りBDも再生のみではあるが可能というところが良心的である。今までケース入りBDに録り貯めてきた貴重なコンテンツが死なずにすむ上に、1080pにアプコンバートして出力できるのだ。また、録り貯めたD-VHS(チューナから直接録画したものだけと思われるが)、これもiLinkからHDDにムーブして編集の上BDにムーブできるらしい。いろいろな制限があるにせよ、よくぞここまで考え実行してくれたと思う。11月15日発売予定、この頃には各社色々出してくると考えられるが、急いで発売したいという気持ちの方が先行してしまって、果たしてどこまで煮詰めてくるのだろうか。そうしてみると予約発注したくなる当方であった。故に、本日入荷したケース入りBD×10枚、これが「あーく」最後の入荷になりそうな雰囲気だ。

  9月15日   XV-Z21000 その2
 アップルシードで比較してみた。結論はやはり「例えるなら、LPとCDの違いに良く似ている。」だ。21000、実に分解がいい。気がついていなかった部分まで「はっ」と気付かせてくれる。気付くのではなく気付かされるのだ。はっきりくっきり背景の方まで良く(詳細が)見える。ちょっとお節介な感じだ。1292は輪郭がマイルド(当方の調整が甘いのかも)で、べた塗りと思われる部分にも微妙にグラデーションがあるのがわかる。こちらから見ようとすると詳細も見えてくる。背景はわずかにボケた感じになって、より自然な遠近感・立体感を感じる。ややもすると本物と間違えそうな質感さえ感じられるが、21000は細かいところまでよく分かるように描写されるにも拘わらず、本物とは違う感じがするし、何となくジリジリとしたノイズっぽいところが目に付く(スクリーンがビーズのためもあるのだろう)。もうひとつ大きな違いは、動きのスムーズさだ。これは3管の勝利は明らかだ。総合して1292の方が品があるが、この辺の差は価格差をみれば当たり前か。逆に、DLPの方が3管の数分の一のお値段で、しかも簡単にこれだけのクオリティを発揮するので、C/Pは圧倒的とも言える。これまで述べてきた感想は、音の表現に置き替えれば、まるでCDをLPと比較して述べているのと同じである。

  9月14日   XV-Z21000 デモ機視聴

 個人の自宅視聴は「初」かもしれない。お借りできるのはまる一日のみ、貴重な時間だ。20時からウォーミングアップしつつ、設置と画角調整しておいた。夜が明けたら通常勤務なので、今現在深夜になっても続いている仕事の合間にテストである。
 
まず設置をどうするか悩んだ。焦点距離が長いのだ。床置きの1292をずらすことはできないし、送り出し機器との接続コードも5mなんて長尺物は手持ちにない。そこで、精一杯ズムーインしても少々画角は120インチに満たないが、ビーズスクリーンの特性を生かすべく、「亀の子設置」を試みた。つまり写真のごとく、なんとまぁ1292の上後端に重ね置き!真っ暗になれば見えないので、視覚的邪魔にもならない。
 接続は、DVI-D、RGBアナログ、そしてHDMIを試した。DVI-Dは何故かうまく映らなかった。RGBアナログはスケーラとの相性があって、なかなかうまく画角が決まらない。HDMIはやはり純正!送り出しは1080iだが、PJ側でプログレ化され、即ドット・バイ・ドット=1080pの映像が出てくる。兎に角明るい。全く光量は問題ないどころか、あり余っている。調整しようと思えば、写真のごとく明かりをつけたままでも、テレビをみているような感じにもできる。スクリーン間近で見ると、確かに画素が見えるのだが、当たり前だがそれはZ10000の720pに比して極小さく、フォーカスがいとも簡単に決まる。これを輝度を落とし、ハイコントラストモードかつ速い動きに合わせた設定を選んで、BS-hiやCGアニメを映してみると、ちょっと唸ってしまった。
 
 はっきりくっきり感が好みの方には申し分ないのではないか。このインプレは、当方に視力の問題があり、特に「黒」方向に関して分解能が鈍く、明るくはっきりくっきりしている方が一見綺麗で見やすく感じるからかもしれない。
 
 別の観点からもう一言。DLPのデバイスは、その他のPJと比較して劣化が少なく、ランプを替えるだけで蘇る。そうなると思うのである。これは、少々部屋に明かりがともっていても見ることができるし、CRTの劣化を心配せずとも、日常テレビを見るようにPJでも通常番組を見たい方には打って付け。そして、本気で見てみたい映画に出くわしたら、視聴位置に鎮座して、真っ暗にして3管の出番・・・って使い方もある。もちろん、CGアニメだったらそのまま消灯すればいいことだ。もっとも、本体価格を考えれば、3管のCRT交換した方が早いじゃないかというご意見もあるだろうが、今後CRT自体が手に入るかどうかわからんし、マニアの言うことではないけれど、明るい部屋で気軽に見ることができるという点もいい。例えて言うなら、LPじゃできないが、作業しながらCDでBGMをかけているようなものかな。
 

  9月13日   本命HDD-BD-R

 本日の「ソニー・ディーラー・コンベンション」に、Blu-rayディスクレコーダーが参考出品されたようだ。本年中に発売する予定らしいが、型番、発売日、価格ともに未定。
 
 意匠は最近のSONYらしさを感じるもの。オーディオ機器とは一寸違うが、側板や脚の材質を見ると、強度は一般的なHDD-DVD-Rよりは遙かに良いようだ。
 モックアップでは、HDMI端子は1系統(HDMIのバージョンは未定)、i.Link端子、USB端子、子、光デジタル音声端子、コンポーネント映像端子などが装備されている。
 本年末に続々発売されるBD-ROMの再生と、BD-R、BD-REの録画に対応する。また、HDDも搭載されるという。また、その脇に展示されているピックアップレンズにはBD用とCD/DVD用の2つのレンズが並列していて、マルチプレーヤであることがわかる。これは「買い」かも。

  9月10日   デジタル対応PJ?
・・・とかいった宣伝文句を見たことがない。オーディオで言うCD-P・アンプ・SPは、映像で言えばそれぞれDVD-P・PJ・スクリーンに相当する。CDの出始めにはデジタル対応アンプとかデジタル対応SPとか言う宣伝が大々的になされたのは皆様よ〜くご存じのはず。
 
 しかし、固定画素PJが本格的普及し始めて久しい現在まで、デジタル対応PJとかデジタル対応スクリーンとかいった言葉は聞いたことがない。当たり前だ。そんなものありゃしないのだから。固定画素PJであっても、アナログRGBやアナログ色差信号を入れていれば、PJでデジタル処理をしているだけで、これはアナログなのである。デジタル録画・デジタル処理・デジタルフォーマットで記録されたアイテム、つまりCDで言えばDDDみたいなソフトを、DVI-DまたはHDMIで固定画素PJに入れた場合のみがデジタル映像なのではないか。3管のスケーリングアップ1080pの映像は、CDをアップサンプリングしたりDSD変換したりして、アナログアンプを通してマルチSPで鳴らしているようなものかな。古〜いアナログアンプのHMA-9500mk2は、CDもSACDもDVD-audioも、今でも十分に鳴らしきっている。アナログの8〜9インチ管も似たようなもので、その存在価値はいまだ廃れることはない。固定画素PJもピュアデジタル映像を1080pドット・バイ・ドットで映すのなら、もしかすると3管をまさるかもしれない。是非試してみたい。だから二刀流・・・。
 

  9月9日   真打登場間近?

 やはり、ぞくぞくと1080p固定画素PJが出てくる。OPTOMAはC/Pの高いDLP-Pをつくっているメーカーだ。本年初頭、あるニュースソースの1080p固定画素PJの発売の記事に載ったOPTOMAの1080p DLP-PJ:「HD81」、発売は秒読み段階のようである。写真はそこに掲載されていたものを拝借したので、本番製品が同じであるとは限らないが、噂によれば実売価格は100万円を大きく下回り、このようにスケーラと本体がセパレートタイプで、MARANTZ VP11S1をも上回るきめ細やかな画質調整機能が搭載されるという。Sharpと同じデバイスを使っていて、材料は同じで調理が違う。どちらも当方には注目に値する。

  9月6日   いつもの勘違い・・と・・
 当方は5.1初心者である。最近、中古AVアンプのデコーダ機能を利用しているが、ここに来てDVDの画質・音質共に良くなってきた気がしている。時々、前代未聞の音が入っているDVDに出くわして、ネッシーがクリップ音を発してしまうことがあり、凄く気になり始めていた。似たようなことはtakechanさんのHPでも報告されていて、それはアンプの仕様であって、すでに解決されたようだ。しかもSPを強烈な4連発のものに交換された。もの凄い。当方は、わずか公称出力50Wのメインアンプなので、アンプが根をあげたのかと思い込んでいた。ところが、一晩かかって検証してみると、なんとFE-208ESの限界だったのだ。どんな音量で視聴しているのかと、自分でも恐ろしくなった。ついに難聴が始まったのか・・・信じたくないので、更に検証。確かに音量的にFE-208ESの限界近くまで鳴らしていることは間違いないが、それに加えて、デコーダの設定がいい加減すぎたのだった。「前後SPのウーハーの口径は軽く20cmを超えているから、フロントとサラウンドSPはラージを選択すればいいや。サブウーハ成分はbothでドッカ〜ンだ。」よく考えもしないでアホである。こうするとLPF成分はサブウーハとフロントの両方に出力され、しかもそれを4.0ダウンミックスした上にチャンンデバで分けて、も一度低域増強しているという、実に奇々怪々、メチャメチャな接続のため、ネッシーには過剰な負担をかけてしまっていた。以前はAD-100だったので、設定に幅が少なく、間違えようもなかった。やはり、取説は一寸した入試問題集ほどの厚さがあっても読むべきである!特に当方のようなニワカマニアは・・・。
 
 でも、そうやって鳴らしてみても、もうFE-208ES一発では余裕が少ない事実も判明してしまった。208ESの下の方を切ればいいのかも知れないが、それはやりたくない。くずてつさんは3発へと遙か彼方へ旅立たれた。それまでの主役であった2発のスーパーネッシー、嫁入り先はどうも当方のよく知ってる方のようである。バンナさんも最近オリジナル設計の2発を試しておられる。うちも考えんといかんのかなぁ。自作かぁ・・・ああ〜〜嫌だ!

  9月3日   ミュンヘン

 今日は従来のDVDだ。ミュンヘンを視聴した。一寸重いが当方としては見応えがあった。映像のクオリティは皆様にご判断願うとして、特筆するは「音」である。本編51分過ぎ、このシーンの直後、天井を遙かに超える高さから降ってくる意味不明の超低音が凄い!但し、SWを作動させていないと、こんな音が入っていることすら殆ど気付かない。雷鳴なのだろうか。映画ファンの皆様には申し訳ないが、ここだけで超低音のテストに使える。おかげで「あーく」のパワーアンプの故障が発覚した。

  9月2日   音声新フォーマット不適合
 HD-DVDの優位性を報告したが、HD-XA1、一寸困ったこともある。一つはHDMI出力では解像度が450p・720p・1080iの3種類しか選べないのだ。iScan HD+は、450iを1080pにスケーリングしたほうがいい。素直にXA1で1080pにアップコンバートできれば済む話しなのだが、東芝さんは何故か市販ディスプレイが1080iだからとか、訳の分からん理由で1080pを付けてこなかった。ただ、そもそも本機でのDVD再生の映像はあまり期待しない方がいいようだ。従って、今のところ、従来型DVD-Pもまだシステムからは外すことが出来ず、送り出し機器がどんどん増えてしまって置き場に困っている。
 欧州ではHD-XE1という HDMI1.3と高性能Video DACを登載し、1080p出力を可能とした機種を出すようであるが、何で日本で出さなかったのか?急いだのかな。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060902/ifa02.htm
写真では、筐体はHD-XA1の方が存在感があるが、HD-XA2という型番も読み取れるので、近々本邦でも発売となるのだろう。
 
 もうひとつは音声だ。5.1ch Dolby Digital Plusで収録されているのだが、これを従来のAVアンプで受ければDDS(5.1)に変換されるかと思いきや、何と DTSになってしまうという不思議な動作をする。アンプ側でアナログ5.1で受ければDDSになるという噂もあるが、まだ試していないし、本当だとしてもどっちが良いのかわからん。

  9月1日   HD-DVDで観るブラザーグリム

 写真も下手でご免なさい。先日発注しておいたブラザーズ・グリムのHD-DVDをちょい視聴した。同タイトルのDVDも持っているし、「あーく」では1080pにアップコンバートして視聴しているが、恐ろしいほどにすぐに結論が出てしまう。画は当然HV画質でHD-DVDの方が圧倒的に高画質。その上、倍速1080pにすると走査線も分からなくなる。音も一聴してS/Nが良くクリア、ダイナミックレンジも明らかに大きくなっていることが分かる。しかも、視聴しながらマルチ音声のフォーマット選択をすることが出来たりと、操作性も良くなっている。つまり、音も画も操作性も全てDVDを超えているので、LDとDVDの関係とは違って、今回はDVDは要らなくなる。HD-XA1付録のHD-DVD、当方はあれは失敗だと思う。そのバイオハザードUなんかよりブラザーズ・グリムを付録にすれば良かったのに。
 
 それにしても、これだけの物を何で早くタイトルを充実させないのだろうか。将来、価格さえもう少し安くなれば売れること間違いない。少なくとも当方は買う。そして、BSで放送されるタイトルは、HD-DVDで購入するまでもないがいつか観るだろうといったものを録画しておくことになりそうである。もっとも、現在のところは、D-DVD ROMの価格がネックで、HD-DVDでは発売されないだろうもの以外、むしろパッケージで買った方がいいかも。結局、まだD-VHSはやめられないな。
 

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