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Diary


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  6月30日   1292逝(行)く

 「あーく」のド真ん中に鎮座するVPH-1292QJ。インストール時、全CRT交換という大手術を受けての復活を遂げ、半年が経つ。一ヶ月ほど前から始まったビデオ入力とB入力の切替時に同期しない不具合が、最近末期的状態になった。激安中古の落とし穴だが、それは鼻から承知の上。ビデオ帯域とHV帯域の周波数が入ったときのスイッチングがうまくいかないらしい。素人判断では、ビデオ入力ボードBA・BB基板あたりか。殆どはA入力:RGB-1080pで事足りるので、このままでもいいような気もするが、どこかで不具合がリンクしていて、そのうち全く写らなくなってはいけないので、プロのU氏に相談した。「やはりビデオボードの不調が考えられるが、それだけでは済まないだろうから、最終的にはメーカー持ち帰りの調整が必要だろう。」という回答であった。
 
 兎に角、まずは診てもらわなければ始まらないと言うことで、早速ソニーブロードバンドソリューション・テクニカルサポートセンター九州(福岡)に連絡すると、本日出張修理と相成った。夕方、何と「4人」でお越しになり、当方から症状を聞くと○○が問題だ、いや××がいけない、でも▲▲だから、やっぱり○○だろう・・・と数々の基板のうち考えられる物を差し替えながら、検証しつつ障害部位を確認してゆく。手慣れたものだ。結果、近い周波数の違ったメモリーを拾ってくる誤作動のため、同期せずに写らないようだった。PJのデータ処理の中枢であるDA基板の故障が原因だった。これはアナログ基板で、ボリュウム抵抗が幾つも装着されている。ここを調整することで何とか現状打開できるだろうけれど、どれかの素子(コンデンサ)が抜けてきている為の不具合と考えられるので、いくらボリュウムを調整しようとも、いつかは完全にダウンしてしまう。従って基板交換ということになったが、ただ交換しただけでは基準がずれてしまったままになるので、操作盤(リモコン)上での画面調整だけでは調整しきれないことも出てくる。結局、メーカー持ち帰りで基板交換とその他点検修理調整後、改めて搬入してレジストレーション合わせとなった。
 
 ま、直る事が分かっただけでもホッと一息である。しかし、どうやって運ぶのか・・・そっと尋ねてみたら、「車2台で4人で来てますから、このまま持ち帰ります。」と仰る。「それは助かります!」と当方、これを発送するとなれば途方に暮れてしまうところ。しかし、車までの搬送はめちゃ大変そうだった!後は見積・請求書の金額をどうやってクリアするかだけだが、これが一番の問題だったりする。

  6月25日   これまた凄い画

 写真は本日早朝ご帰宅のMさんとOさん。
 
 当方は午後からM氏邸に合流。前回お邪魔したときから、またまた進歩されていた。「あーく」もiScan HD+によって、HVコンテンツの1080p化映像を観ることが出来るようになっているのだが、今回、ここにもiScan VP30が導入されていて、その高解像度で奥行き深い映像に再びショックを受けることになった。
 
 当方、この一年間、9インチ管導入とHVの倍速を目指して来て、音の方もそれに合わせてディスクリートの4.0ダウンミックスまるちのマルチで何とか見合うものにしてきたつもりだった。しかし、今回のオフ会、ヤバすぎ。この一年間のうちに強者達は更に上の極みに達していて、まだその尻尾を垣間見たに過ぎないことを認識させられた。
 
 そんなわけで、写真を撮ることすら忘れていて、ろくな写真がないのあった。まぁ、公開できないものを写真に撮っても仕方ないというところはあるのだけれど・・・と言い訳。
 

  6月24日   9インチ管実験場さながらのオフ会

 皆さん凄過ぎ。それぞれの仕事を済ませて集まったのは、9インチ管使いが4人、8インチ管使いが一人。皆さん強者揃いである!夜9時に先に熊本のMさん(マーキー9インチ)とOさん(G70)が到着、当方の1292QJのウォームアップがてら視聴開始。間もなく大分からtakechaさんとトンボさんが到着。何とそれぞれがファロージャDVP-1010とi Scan VP30 SDI仕様を、またその他の機器と裏技D-VHSテープ等々を携えてのお出まし。軽く腹ごしらえしてオフ会本会(?)突入。
 数々の1080pの映像実験。アナログRGB/色差およびHDMIの1080i/p信号を、アナログRGBまたはデジタルの1080pにして3管に写しだそうというのだ。執念にも似てそれは凄いこと凄いこと。ホストとしてはなるべく進行を阻害せぬよう努力したつもりではあるが、何せV初心者、足を引っ張っていたのは事実。みなさん、申し訳ないm(_ _)m。
 そして、当「あーく」にお泊まりのtakechanさんととんぼさん、とうとう気がつけば空が明らむまでお付き合いいただいた。大変、大変お疲れ様でした。・・・と言う間もなく、3時間睡眠の翌朝、M氏邸へ移動。パワフル・アグレッシブ・フレキシブル!
 
 写真は、パトラのDVI変換入力ボード。優れ物である。

  6月23日   なんかの間違い?
 Panasonicの唯一1080p出力を備えるDVDレコーダーDMR-EX550、AV REVEW7月号にも現在進行形で大々的に掲載されているが、なんとすでに発売二ヶ月で早くも生産完了ってホント?!どーなってんの? BD-HDD recorderでも出るんかしら。当方の間違いだったらすみません。

  6月20日   BD-HD100、ようやく解決か?!
 今し方、Sharp熊本支店の「当方の」担当者の方から電話があった。本社からの連絡で、不具合の原因が分かって解決したというのだ。現在その対策品を製造中で、最短8月頭に入荷するらしい。そこで本体交換の予定。
 
 BD-HD100、使えなくなってみるとその便利さが身に浸みて感じるわけで、例え複数の機器を揃えようとも、同等の機能を得ることは不可能なことが確実にわかった。まともに機能さえすれば、こんなに便利なVA機器はない。そして正直申し上げると、これまでの経緯を見てみれば、メーカーの返答は「返品、代金返却、お詫び」という結果になるのじゃないかと十中八九諦めていたのだった。だから、この連絡を頂いて、発売後1年半以上も経って対策品が出るというあたかも遅延行為(?)に対する怒りよりも、この機能を使えるようになって良かったといった安堵感の方が先に立ってしまって、原因が何でどう対策したのか聞くのをすっかり忘却。本体交換の際には是非教えていただこうと思う。

  6月19日   オフ会準備
 今週末に大分から大物のお二人が「あーく」に3管PJを入れてから始めてお越しになる。久し振りに、日頃からお世話になっている当地熊本のMさんも合流しての、お泊まりオフ会なのだ。そこで日曜日から片付けを始めているんだが、よくもまあここまで散らかしたものだ。ダンボールに緩衝材、種々のコードと切り屑、ネジや端子、コピーや雑誌、DVD・BD・D-VHS・CD・LP、今は繋いでいない機器やリモコンまで、何でも床に平面的、一部立体的にころがっている。主の当方ですら歩けば何かを踏んづけたり蹴つまずいたりする状態なので、やれどもやれども遅々として進まず。いつものことではあるけれど、今回の散らかり様は凄まじい。一応そうなった理由もある。みんなあの「BD-HD100」の所為にしてしまうとしよう。ホントはそれだけではなくって、来るHV画質デジタル出力をどうやったら3管に入れることが出来るのかという問題に、あ〜でもないこ〜でもないとやっていることも手伝っている。
 
 一寸一休みして映画でも観るかな・・・あっ、真っ暗・・・私は誰?ここはどこ?・・・始まりの鼓動・・・じゃなくてPJのファンの音しか聞こえん。やまさとさんやとんぼさんの日記でもでてくる睡眠観賞が連日のように続くのだった。おい、間に合わんぞ!
 
 

  6月16日   ひちゃかちゃ
 これ熊本弁?全国的には通じんだろな。「メチャクチャ」が一番近い言葉かも。「あーく」のAVセンター(こんな用語あるのかな?)であったBD-HD100がお釈迦になったので、日誌のアップもできないのだ・・・と、ぜ〜んぶBD-HD100のせいにしてしまおう。HV放送や録画コンテンツの視聴と、送り出しの大元だっただけに、この機械に全ての調整を合わせていたわけで、こいつがダメだともう「ひちゃかちゃ」だ。メーカーには当方の言い分を申しあげて、対応をしていただくように交渉中であるが「やはり」時間がかかるらしい。
 
 しかし、いつ解決するとも、どんな結末になるともわからんし、ただ待つだけなんて我慢ならん。panasonicのBD録再機は安定性に定評があるが、iLinkもHDMIもないし、ケース入りBDの動向もわからんのに、購入するだけの財力はない。でも映画を見たいので、仕方なく、早くも型落ちになってしまったDV-ARW15のお安い中古を買ってしまった。そう、懲りもせずにまた‘Sharp’である。なぜかというと、HDDで録画編集できて、しかもこれをiLinkでムーブができる可能性が最も大きい機種であるからに他ならない。それから、DV-ARW15の映像DACは、後継のARW25よりスペックが高いし、端子もより高品位だったりする。HDDは500GB、これだけあると、取り敢えずドンドン録画しつつ、どのコンテンツをどのように扱うか、よ〜く考える余裕があるのだ。これが160GB程度だとそうはいかない。一日の内に幾つも録画しなければならない状況に陥った場合、さっさとムーブしてしまわないと容量不足で録画を失敗したり、翌日までにムーブしきれなくて翌日の録画が出来なかったりするのだ。
 
 それにしても、あれだけ音派だと言っていた当方、いつからV人間になってしまったんだろうか?やはり大画面には魔力がある。

  6月4日   HV録画の混沌
 しばらく振りのアップ、実はまた問題が発生していたのである。この問題を回避しようと、色々画策していたけれど、回避する決定的方法がないという結論。じゃ、どうするの?
 
 まずはBD-HD100についての欠陥といってもいい不具合について。こうなったら、一消費者としてはHP上であろうと報告せざるを得ない。昨年2月新品購入、8月故障にてBDドライブ交換するもすぐに再発して9月本体交換、昨年末それも大晦日に故障して本年正月明け早々に本体交換、4月に故障してすぐ本体交換、そして今回である。前回の3回目の本体交換からまだ2か月も経っていないのに5度目のBDドライブ故障である。あまりの壊れ方に、使い方の方に問題があるのではないかと、自分を疑ってしまったときもあるのだが、いくつかのブログ等々でも同様の報告が複数あるのを見るに、これは欠陥と言っていいと判断した。確かにクレームを付ければBDドライブ交換や本体交換で対応してくれているのは良い(仕方がない)としても、このような不具合が多発しているにも拘わらず、リコールとか対策部品交換のお知らせはおろか、製品のHP上にも何も告知がないというのはどういうことだろうか?ケース入りBD発売から中途半端な時間が経過して、数十枚のライブラリーが出来てしまっている。BD-HD100が動かなければ、これがデジタル出力(HDMI)できないのである。それどころか、SONYはすでに撤退、panasonicも新製品の発表はないので、アナログ出力すら不可能になりつつあるのだ。いったい何なんだ。
 
 で、百歩譲ってその数十枚のライブラリーをゴミにするとしよう。ではD-VHSだ、と思いきや、ななな〜んと全てのD-VHSデッキがディスコンになってしまっているではないか。地上波デジタルだと、放送が全てデジタル化しょうとしているのに(但し当地熊本は本年12月以降である)、D-VHSの方が消え去って、しょうもない(S-)VHSが未だに売ってるのだ。
 これはもっと問題だ。D-VHSの歴史の方がBDの歴史よりずっと長い。ライブラリーも膨大になっていらっしゃる方々も大勢いらっしゃるはず。いったいどうすんの?
 
 ならばHDDといきたいところだが、せいぜい500GB。それも当方には必要ないフルHVが記録できないDVDとの複合機で、価格も15万円以上、編集不可能でiL1inkすら装備していないし、装備していても外部録画できないことしばしば。なんじゃこりゃ〜!!
 よ〜く考えてみれば、結局どれもこれも悪夢のコピワンの影響。「放送コンテンツは永久保存できるメディアにはコピーさせないゾ。HV画質パッケージメディアを購入しろよ。」といった圧力のようなものを感じるのは当方だけであろうか?良く言えば、永久記録ができるようにと四苦八苦した結果がBD-HD100なのであって、複雑すぎて安定性を欠いてしまっているということか。それにしてもBDドライブのメカ的な問題が一番であるので、これは何とかなりそうなものではある。ベアタイプBDが出てきて、今更ドライブだけ作り直せないという社内のご事情も察するところではあるけれど、欠陥は直してくれ!
シャープの関係者さん、言い分があるなら直メールしてくれ!!

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