戻る
Diary


| Back | Index | Next |

  4月23日   収穫二つ

 一昨年の台風で折れてしまったサクランボの木、今年は見事に復活。小さな枝振りなるも、たわわに実ってくれて、初物を収穫した。まだ枝には青い実が沢山残っていて、これは鳥や通りがかりの人たちの分。写真の末娘が半分以上食べてしまった。
 脇にAV REVIEW 5月号があるところがまた何とも・・・HD-XA1の波瀬洸一氏の記事が、当方のインプレッションと重なって共感できた。
 
 その後、AVアンプのデコーダ使用は利点欠点両方あれど、「あーく」においては利点が上回る結果となった。AVアンプは筐体が大きく、しかも複数のパワーアンプからの発熱の為に独立して置かねばならず、置き場に困るということが一番の欠点である。また、6〜8chのプリアウトを利用するわけだが、どうしてもメインボリュウムという余計なものを通過せざるを得ない。従って、メインボリュウムの質が音質に大きく左右してくる。この二つさえクリアーできれば、この方法もあり、ということになる。しかし、流石はAVアンプ、調整がきめ細かくできる。
 AVアンプ側でダウンミックスしてしまってから、CX-260にダウンミックスをかけない単なる4chで受けると、音量調節も極めて煩雑かつ思い道理にならない。しかも、音の力強さも後退する結果となった。
 結局、AVアンプ側で5.1のSP距離と各SPの音量調整をしておいて、CX-260の各SP音量調節のボリュウムをパスしてダウンミックスした場合が一番良かった。この場合、AVアンプ側でセンターを強調できるところが最も大きな利点である。また、SW(0.1)のクロスの調整もできる。低域の拡がりとセリフが良くなり、サラウンドSPの音量が適切になったったためか、より自然な音場になった。銃の発射音がドキュ〜ンと二階を揺らしてちょっとやり過ぎの感もあるが、しばらくこのままで様子見。
 設置は先日のままでは余りと言えば余り。考えた末、VRDS-25xsが追い出されて手前に単独配置、代わってDPL-AX2400が鎮座、そのラック上にHD-XA1、DV-969AVi、iScanHD+が重なることに相成った。暗闇でVRDS-25xsにつまづかないようにせねば・・・。
 

  4月21日   苦肉の策

 どんどん送り出しのデジタル機器が増えていくという誠に困った状況がある。不精者の当方は、視聴したいメディアに合わせていちいち機器をつなぎ替える、といったことがとても嫌いであるから、これは大問題なのだ。音声だけでも、各機械からマルチの6本ものコードが出てきて、これをどうしろというのか。デジタル出力なら光ケーブルか同軸に一本で済むけれど、デコーダが必要になってしまう。アナログ接続と、デジタルもDDS、dTS、AACそれぞれのデコーダに複雑奇々怪々な接続を混合しても、どうしても繋ぎ替えが発生してしまうのだ。しかも、裏面のこのコードの這いずり回り方を見てしまうとやりきれない。そこまでやって、じゃあ音は良いかというと、これが納得できないのである。ディスクリートを始めた頃は、お〜、と思っていたが、馴れたらもはや欠点が耳についてしまう。
 
 プリを最新のデコーダ内蔵のAVプリに替えればいいのだろうが、お高くて論外。しかも遠くない将来、新しいフォーマットが出てくるのは確実で、無理してまでAVプリを購入する気にはなれない。何かいい方法はないものか。現在使用中のデコーダは2000年頃発売のもので、進化の早いデジタル機器としては、もう何世代か前の物になってしまっている。多少お安くても、最近のデコーダなら性能は上かも知れない。と勝手な想像をして、一世代前の中級AVアンプの激安中古を購入してみたのがこれ。ところが、いや〜、このYAMAHA DSP-AX2400や2500、世間では人気が高いようでなかなか入手できず、本日お目見えということになった。
 
 光デジタルセレクタも併用すると、何とか当方の低ビット頭脳でも理解できる接続ができるようになった。しか〜し、今度は機器の置き場がなくて、こんなメチャクチャな設置になってしまった(-_-;)。こんなときは、いつもの暫定、暫定、、、と言っておこう。
 
 アナログ人間の当方、リモコンと取説を両手に、オンスクリーン設定の画面をにらめっこしながら奮闘すること何と1時間。ようやく、このへんかなぁ、というところで設定を終えた。例えば、ダウンミックス4.0したいのだが、取説上にはアナログダウンミックスという言葉が出てこないのだ。ネットで問い合わせてみて始めて、センターとサラウンドバックとSWを使わないと入力するとアナログダウンミックスになっているということが分かったのである。う〜m、、、。どうも、つまみをグリグリ回す方が性に合っている当方である。その点、アキュフェーズCX-260は実に分かりやすい!
 
 では、その音はどう変わったのか。一寸疲れたのでまた今度・・・。すみません。

  4月14日   画質の安定性
 未だに3管式PJをお使いのマニアの方々、何故3管を引きずっていらっしゃるのか、最近ようやく分かってきた。これについては本日は語らないが、関連はある。
 
 HD-DVDを導入してみて確信するようになったことがある。固定画素ではパネルの規格で映し出せる映像は決まってしまうが、3管はアナログなので、持っている解像度の中に於いては自由度が大きい。特に9インチ管では1080p/60Hzも余裕で映し出す解像度を持っている。しかし、問題は送り出し側なのである。DVDは今や450iしかないと言ってしまうが、アップコンバートすれば結構な映像が出てくるし、歴史ができてしまうとその映像の安定性には一目おける。めっちゃノイジーなものや、DVD-Pにかからないようなものはめったにない。録画・再生できるメディアとしては、まずD-VHS。仲間でテープを貸し合うのであれば、機器間の相性という問題のために2〜3種類のメーカーーのデッキを持っておく必要があるが、テープは言うに及ばずデッキのお値段も大変リーズナブルになってきており、性能も歴代でピークにあると思われる。間違いがすくないのだ。しかし、これも世の常、何故か成熟するとちらりと終焉が見えたりする・・・。
 
 次にBD。これ何とかならんものか。購入後今まで、故障もせずにまともに稼働しているという機械を見たことがない。どのメーカーも大なり小なりその傾向にある。特に当方のBD-HD100は顕著だ。2005年1月15日に導入して以来、一回出張修理、3回本体交換したのだが、数日前にまたもやBDドライブが故障し、本日4回目の本体交換と相成った。腫れ物に触るように取り扱ってきたのにである。これだけ回数を重ねると、壊れるときのパターンが決まっていることもわかってきた。まず、何故か特定の録画済みのBDだけに再生時にブロックノイズが発生し始めて、徐々に悪化して映像も音も途切れるようになる。そのうち、HDD録画コンテンツをBDにムーブ、または他の機械とiLinkでコンテンツのムーブのやりとりをすると、正常にムーブできなくなってくる。そして、BDの認識にやたらと時間がかかるようになり、最後はBDそのものを認識できなくなって、初期化も録画も再生もできなくなってしまう・・・というパターンだ。メーカーからはそれなりの対応をしていただいているけれど、壊れすぎ。ネット上で検索しても同じような体験をされている方々が少なからずいらっしゃる。欠陥と言っても良いのではないか。このBD-HD100、使ってみるとHDDの容量がもう少し欲しかったりもするが、趣味性も高く、その出てくる映像には満足できるものがあり、その意味からはこの不安定要素は大変残念である。ケースに入っていないベアタイプ・ブルーレイディスク:BD-R・BD-RE(http://www.tdk.co.jp/tjaah01/aah59000.htm)が発売される時代となって、今更ケース入りのBD録再機を新規に開発するはずもないことは容易に想像できるが、少なくともバージョンアップはして頂きたいところだ。すでに、当方のBDライブラリーも少なくはなく、エルカセットのにのまえにならぬよう、切にお願いしたい。しかし、もし、近いうち(保証期間内)にまた故障するようであれば、この機種はあきらめようと思う。新ベアタイプBD録再機が出るまでは、大切なものはHDD録画、ちょいと録っておきたい物はD-VHSがいい。
 
 で、HD-DVDはというと、パッケージの実売価格が意外に低く、将来はもっともっとお安くなるであろう。それでBS並の映像が天候や相性などによるブロックノイズに悩まされないで見ることができて、しかも音もAACとは比べものにならないのだから、やはりこれはいい。早くソフトの充実を望みたい。夏以降、新型BD-Pはどうなんだろうか?これが良ければ、パッケージBDにならないコンテンツの録画以外、BS録画の意味も薄れてくる。ただ、折角の1080p出力、新HDMIをどうやって3管PJに繋ぐのかという大問題がある。なんでそこまでして3管PJを死守するのか?それは先人達のHPをご覧になるか、体験されると良い。

  4月6日   新しもの好きここに極まる その2
 もう導入してしまったのは、唐突に発売されたHD-XA1。発売限定デモHD-DVDが2タイトルおまけで付いて実売価格が9万円前後なのだから、本体は実質8万円程になる。ハイビジョンを観たいと言ってきた当方としては購入せずにはおられなかった。BDレコーダのBD-HD100に次いで、新しもの好き極まれり。ただ、惜しむらくはソフトの発売が一ヶ月先送りになってしまって、現在デモ盤以外視聴できないこと。
 
 開梱してみれば、とても9万円とは思えないしっかりした作りで、厚盤のアルミの筐体とシーリングパネル、端子は全て金メッキ、脚も真鍮製だ。定価207,900円のDV-969AViの下に設置してみると、大きさと言い、高級感といい、納得できかねるものがある。従来のDVDの発展型だからこの価格でできるのだろうが、それにしても赤字覚悟か!?リモコンまでアルミパネルが使ってあって高級感がある。振動を感知して自照するリモコンなのだが、使ってみるとこれは勇み足。持ち方次第では光らなかったり、操作を考えている内に消えてしまったり、また不要振動でも光ってしまってビックリすることもある。本体の動作は弱冠にぶいけれど、安っぽくはない。
 
 視聴ソフトが付録の「バイオハザード」しかないので、インプレッションもくそもないが、あえて感想を。いくら巧妙に480iをアップコンバートしても、元のパッケージソフトがHV画質である方が精細感では優位なのは当然。また、BDでBSを録画したものの方が画質がいい場合もあり得ると思われるが、音飛びやブロックノイズなど、「安定性」と言った点からは比較にならない。音は、AACと比べると圧倒的(?)にいい。単なるdTSなのだが、DVD盤とは圧縮率の違いとかあるのだろうか?無知で申し訳ない。

戻る

メールはこちらまで。