昨年も大変お世話になりました。年を重ねるほどにお世話になる度合いもむしろ大きくなっている気がするが、皆様、本年もどうぞよろしくお願いしたい。
さて、当方、ここで初めて新年の挨拶をしたのはついこの前のように感じるが、それは2002年のことだった。ほぇ〜、速すぎる。昨年からやたら「歳」という言葉を発し始めているが、本当に歳と共に実感する時間の経過が加速してゆく。2001年、「あーく」を公表してから、機器もVAのバランスも大幅に変わったけれど、進化しているのかと問われれば、意地でもって「進化です」と言わざるを得ない。さあ、今年はどうなる、、いやどうするのだろうか。V側に大きく振れた振り子はA側に揺り戻されることは想像に難くない。しかし、一端踏み入れた1080pの映像の世界はもう後退はできないわけで、この力の入れ方のバランスが微妙になるであろう。
世間的には、次世代映像メディアの画質は圧倒的で、売り方さえ間違わなければSACDやDVD audioのようにはならないと思う。その音質も、まだまだ改良の余地はあるし、元々表現する内容が違うのだけれど、ピュアオーディオに近付きつつある。しかも、内蔵されている機構は限りなくPCに近い。となると、ピュアオーディオの行く末は、、、しかし、抑えるところは重厚長大、硬くて重いオーディオであって欲しいと願うのは、もう当方みたいな恐竜VAをやってる少数派の希望なのだろうか。
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