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トップのファン
トップのファン

 VPH-1292は、熱くなるところ全てに冷却ファンが付いていて、総計13個もある。これが「ブンブン丸」の異名をとる理由だそうだ。
 これはトップにあるもの。左側を交換した。ちゃんと電圧が合っていないと、そこまで検知して電源ダウンするようになっていて、ちとやり過ぎの感あり。おちおちファン交換もできん。
 

2007/03/29
2007/03/29

 SBSからのH氏とU−AのU氏、1292を修理するにあっては、これ以上はないメンバー。「ウ〜ン、どこが悪いんじゃ?」

ここも換えたよなあ・・・
ここも換えたよなあ・・・

 悩み中。

EC基板交換
EC基板交換

 周期的にR管を下から上へ動いてゆく電源ノイズが乗っているので、まだ交換していない電源系の低圧の定電圧を作り出す基板であるEC基板を交換してみる。

もうほとんど新品・・・
もうほとんど新品・・・

 CRTは一昨年末交換して2000時間、見える基板は全部新品、高圧抵抗も新品。配線の取り回しも信号と高圧がなるべく接しないようにしてみる。

翌3月30日夜
翌3月30日夜

 連日、SBSのH氏もおいでくださった。調整が終わってその映像を見ていただく。技術者として企業中心に回られているH氏、U氏の描き出したマニアの要求する「画」をご覧になって、「1292からこんな画がでるなんて知らなかった。」と。

歓 談
歓 談

 無事、修理・調整を終えて、同席されたmさんと一緒に四方山話に花が咲く。皆さん、本当にお疲れ様。感謝!
 

B管のHパターン
B管のHパターン

 映し出した画を写真にしてもよくわからんので、テストパターンを示す。見ご覧あれ。B管のHパターンですら、しかも周辺部分であってもこの精細さだ。デジカメ写真なので、ハレーションを起こして実際より太く写っている。
 

ゾーン調整
ゾーン調整

 これもデジカメの写真なので、斜めに写っている横線に太い細いが出ているだけで、肉眼では全く均一の太さの滲みのない直線なのである。
 VPH-1292QJ、激安中古を購入してから約1年6ヶ月、遂にその本来の性能を発揮させることができた。これまで、ネットで知り合えたVA仲間の皆さんのアドバイスや情報提供や励まし、お世話になったU−AシステムのU氏とSONY ブロードバンドソリューションのH氏を始めスタッフの方々、これらなしにはここまでくることはできなかったに違いない。固定画素1080pの時代になりつつあるが、まだまだ完全に調整された3管PJの敵ではないことが証明された。そして、その極上の映像を楽しむことができる幸せ。皆様には、心より感謝!
 
<完 結>

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Last updated: 2024/7/4

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