'04/05/24 導入
電流伝送無帰還フォノイコライザーアンプSATRI EQA-5620のメーカー改造(改良)品。第一号機をバクーン主宰:永井氏直々に納入して頂いた。すばらしい音のアンプだ。
'05/01/09 更に電源強化。電流伝送電源SATRI cercuit Ver.7.2 に換装して回路的には完成。
以下メーカー発表コメントと諸元
AMP−5511MK2と組み合わせるプリアンプが欲しいというお客様の要望にこたえるため、新しいプリアンプPRE−5410を開発しました。AMP−5511MK2は、出力段のバイアスを固定化するためにSATRI回路V6.2を搭載し、出力段のバイアスが電源電圧の変動や温度変動によって変化するのを阻止し、動作点を固定して情報量を増やす事に成功しました。しかし、AB級動作に対応するためには、バイアス固定回路の時定数を大きくして信号電流の変化によるバイアス変動を防ぐ方法を取りました。この回路の欠点は、バイアスが固定されるまでの時間が、10分間くらい掛かりそれまで音が歪む事です。
出力段のバイアス固定は、出力電流が変動するパワーアンプでは有効であっても、信号電流よりもバイアス電流が100倍近く多いプリアンプに必要なのかという疑問はありました。しかし、この方法はすでにAMP−5510によって実証済みです。今回、PRE−5410開発のきっかけになったのは、お客様からのEQA−5620にSATRI回路V6を乗せて欲しいという要望でした。果たして、イコライザ回路の出力段にV6を乗せて効果があるだろうかという疑問を抱いたまま、ともかく改造をしてみたのです。結果は大正解でした、今まで聴いたことの無いような情報量がLPから出すことが出来たのです。(このお客様とは、何を隠そう当方で〜す!)
この改造の結果をフィードバックし、各回路構成、電源、パーツなどあらゆる点をリファインして出来たのがPRE−5410です。今までのPRE−7610は、プリアンプとしての設計をしたというよりも、メインアンプをそのままプリアンプに転用したものです。それでも、VR最大の時のノイズレベルは50μV(Aカーブ)という低雑音を誇っています。PRE−5410は、音の面でも7610を凌駕しなければならないので、そのプレッシャーは大きかったです。
PRE−5410は、回路の面でもいろんな新しい試みをしています。入力回路はコンプリメンタリJ−FETシングル回路を組み合わせたシングルエンドのPP回路、位相反転回路はカレントミラーのエミッタ抵抗を等価的に数10Mオームまで上げて、PNPとNPNトランジスタの特性の違いを無くす回路を採用、全体の増幅度を3段階に切り替えるマルチプレクサ回路、出力段のバイアス電流を固定化するためのSATRI回路6.3、出力段、電圧増幅段、SATRI回路、サーボ回路、制御回路への別電源化など、斬新な試みを行っています。
SATRI回路V6.3は、6.2の欠点であったバイアスの固定化まで時間が掛かるという事を改良しました。6.2で10分ほど掛かった時間を1分以内に短縮しています。
パーツにもセイデンのロータリースイッチの採用、巻き線抵抗、無誘導抵抗の採用など、回路の精度に見合うようなパーツを使っています。
このプリアンプを使うことによって、情報量を増やす事が出来る可能性を持っています。
スペック
入力:電圧入力3、SATRI−LINK入力2
電圧入力インピーダンス:100KΩ
SATRI−LINK入力インピーダンス:約2Ω
出力:電圧出力1、SATRI−LINK出力1 (同時出力可能)
電圧出力インピーダンス:100Ω
SATRI−LINK出力インピーダンス:1KΩ
最大ゲイン:20db
ゲイン切り替え:20db、14db、10db 内部ジャンパーで切り替え
価格:¥367,500(BタイプVR仕様)
'05/02/17 バクーンからPRE-5420というものが発表された。EQA-5630の開発で得られた SATRI cercuit V.7.2の技術を同系統の回路を使っているPRE-5410にも投入したものである。改造したくなるに決まっている。困ったものだ。
以下、メーカーの言い分。
PRI-5410に新しい電源回路SATRI回路V7.2を搭載しました。電源ユニットは別シャーシになり、圧倒的な静寂感、音の切れ味を実現しました。PRE-5410にV7.2の電源を付け加える改造もいたしております。
'06/02 サラウンドを始めるに当たり、Accuphase CX-260を導入したことで放出。
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'03/07/05 導入
とんぼさんの入れ知恵である。1995年に創業して以来、主にマルチメディアとその周辺機器に特化したOEMメーカーとして、開発・生産のノウハウを蓄積。"Momitsu"とは、中国語の「茂密(mao-mi)」という言葉を日本読みしたもので、「木々が密生して生い茂るように発展する」という願いが込められているとのこと。(http://www.momitsu.jp/)
<特 徴>
● NTSC/PALの切替がリモコン上で可能
● ドルビーデジタル5.1ch、DTSデジタル、3Dバーチャルサラウンド
● ズームボタン(リモコン)で再生画面のズームが可能
● DVI(デジタルビデオインターフェース)接続
● 96KHz/24ビットステレオオーディオD/Aコンバータ
● 10ビットビデオ D/Aコンバータ
● DVI、Component(RGB/YUV)、S-ビデオ、A/V出力
<仕 様>
型番 DVD-V880
●対応ディスク DVD、DVD-R、DVD-RW、DVD+RW、CD、CD-R、CD-RW
●対応フォーマット DVD、MPEG1、MPEG2、MPEG4(DivXTM4.02、5.02、5.03)、WMA、MP3、JPEGPictureCD、AudioCD、VCD、SVCD
●ビデオ出力 プログレッシブスキャン、NTSC/PAL切替、コンポジット、S-Video
サポートディスプレイ出力 480p、720p、1080i(入力対応信号⇒525p(480p)、750p(720p)、1125i(1080i) )
●スクリーンアスペクト比 4:3、16:9(ワイド)
●オーディオ出力 ステレオアナログ、S/PDIFデジタル(オプティカル端子・PDIF同軸)
●外形寸法 430mm(W)×300mm(D)×68mm(H)、電源 100V-240V ±10%、50/60Hz、20W
販売価格 \25,800(条件によっては\19,800)Joshin Web.
(http://jmall.joshin.jp/servlet/emall.odr_wp?SHP=2&PID=DVDV880)。DVI出力が生かせれば、ウルトラハイC/Pだ。筐体はひ弱。やたらに重しを載せると、歪んでトレイが開かなくなるのでやらないように!
'04/07/04 リージョンフリー化に成功!(同日日誌参照)
'05/02/07 どうも音質が今一であるので、コンデンサーの殆どをOS-conに交換。マシにはなったようだ?。
'05/05/05・06/20 すでにディスコン。muramasaさんにドライブ交換×2回していただいた。同時にファームアップされ、操作性の向上著しく、かつ、明るさ・コントラスト・色乗りの調整が出来るようになって、画質もオリジナルより確実にアップした。
'05/12 VPH-1292QJとiScanHD+の導入によって、DVD-P側での1080iアップコンの必要性が無くなると同時に退役。969AVi対米仕様に交代。
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いずれも'05/03〜'05/04に購入。
中段:YAMAHA AAC(PCM)デコーダ AD-100(新品同様中古)
下段:panasonic DD(S)/DTSデコーダ SH-AC500D
nebuさんのサイト(http://www.av-nebu.com/index.html)
で見つけて購入。ヒューズおよび出力段オペアンプ交換済み。
V880とBD-HD100、およびDV-HRD2の音声光出力をAOS-42TRに入れ、その出力をAC-100とSH-AC500D それぞれに繋ぎ、それぞれのデコーダのアナログ5.1出力をCX-260の5.1入力@Aに入れていたが、いずれもYAMAHA DSP-2400のデコーダとしての導入により退役。
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'03/01/13 導入
音中心で強度近視の当方、中古の3管PJを的確に調整するような根性はない。第二世代DLP-PJを見て、これなら当方にも使えると判断して導入決定。当方の力量で買える最大限の価格のもの。勿論、お値引きも最大限。
焦点距離が長いのが欠点で、据え置きならば短焦点コンバージョンレンズを付けないと使い物にならない。それにファンノイズが決して小さくないのが不満。デザインについてはあまり言及しない当方だが、これは意外に好き! でも、ボディがツルピカのシルバー、かつ軽量級(?)なので、反射を防ぐのと防振の目的で、上に1mm厚ソルボセインシートを掛けている。
'05/06/30 二度目のランプ交換。交換前後での明るさの違いにビックリ。ランプの型番に違いはなかったし、ロットの違いということもないだろうから、徐々に経時的劣化したと考えられる。耐容時間は2000時間となっているが、1500時間以上経過したら取り換えないと本来の性能が発揮されないようだ。それとも予告なしの改良があたのか??
'05/12/11 あれだけ映像はデジタルだと言い続けてきた当方、何を血迷ったか逆噴射、時代錯誤も甚だしい 180度方向転換。何と発売から10年を超える3管式PJ SONY VPH-1292QJ導入に伴い、その座を追われてしまった。
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DV-HRD2
'04/03/13、BSチューナー兼DVDレコーダーとして導入した。勿論 DVD再生もできるが、出力にDVI-IやHDMIはない。'05/05現在、映像はD4端子出力を 1125iに固定し、コンポ−ネント変換ケーブルでZ10000に入れ、音声は光をアクティブスイッチャーでAC-100または SH-AC500Dを選び、それぞれの6chアナログ出力をCX-260に入れている。HDDとファンの音が「ヴ〜ン」と唸ってやかましいのが欠点。ソルボセインの脚を試しているが「少しはいいかな」という程度。その後、居間のAVの中心を担っている。
BD-HD100
'05/01/15 導入。これはHV放送を残しておきたい者には大変よろしい。HDDや ファンの騒音はHRD2より遙かに小さい。HDD にはHV画質で13時間程録画できて、それをBDに劣化なくムーブできるし、DVDも 720pにアップコンしてHDMIで出力できるところがいい。唯一、二層BDに対応していないことだけが残念。つまり、連続録画時間は最大135分、それ以上のものは2枚のBDに分かれてしまう。
ところで、HRD2とBD-HD100は、i-Linkで繋げば両者のHDD間でムーブが可能なので、DV-HRD2は HVチューナー付き160GB/HDとして利用することにした。
DVD再生を momitsu V880と比較すると、映像は、奥行き感は勝るが、色合いはややベタッとした感じもある。画は、V880>BD-HD100>DV-HRD2。音は、BD-HD100>DV-HRD2>V880の順だが、圧倒的な差ではない。DVDは momitsu V880に任せておきたい。
'07/05 度重なるドライブの故障は一年半で8回にも達し、ある意味気の長い所のある当方も、遂に堪忍袋の緒が切れた。メーカー引き取りという残念な結果に終わった。
(写真 :下段の黒い物はケーブルTVセットアップ)
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'03/03/16 PRE-7610として導入。
このアンプの音場感は別格である。浮気心で全く期待せずに自宅試聴してみたところが即購入。絶対的価格もお手ごろ。数キログラム(計る気もおきない)の小さな筐体からは想像も付かない実態感と躍動感、そして力感に富んだ音を聞かせるのは、情報量が極めて多いからであろう。
機能はセレクターと音量調節のみで最小。ゲインが20dBもあるが、ボリュウムはアッテネーター式で無限大がないくせにミューティングもない。使いにくいようだが手も加えやすく、使い手次第の面もある。とうとう「硬くて重い」から脱出か?!
'04/07/09 PRE-5410を導入した現在、大変素晴らしい音質のPRE-7610が浮いてしまって勿体ない状態にあったが、マルチを始めた際に、これが利用できることに気が付いた。元々バクーンのコンパクトアンプ・シリーズのひとつであり、このシリーズの回路基板は共通点が多い。それなら、一部改造によってAMP-7511KRと同等のパワーアンプが出来るのではないかということだ。こうして、永井氏の手によって、出力15W(8/4Ω)のアッテネータ付きゲインコントロール・パワーアンプに生まれ変わり、スパーツイータの駆動を担当することになった。
'05/01/09 素直な音質をかって、ミッドドライバ担当に変更。
'05/02/19 マルチ撤退に伴い予備軍入り。
'05/06/30 再びフロント4ウェイマルチのミッドレンジユニット : YAMAHA JA-0801駆動用に駆り出される。
'07/05 フロントSP2ウェイ化に伴い休止。
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'04/12/26 導入
初めて自作した電子機器がこれ。正確には大昔、ラックスのかっこいいタイマーキットを作った経験はある(数年後動かなくなってお払い箱)が、今回は無謀だった。永井氏の監視の下、バクーン開発室に籠もり、完成するまで帰ってはいけないという「アンプ製作虎の穴」で完成させたもの。電子機器に対する考え方を少々変更させられる、凄まじくも貴重な経験だった。
当方の自作であることをご考慮の上お読み頂きたいが、バーンイン後の印象は、SATRI AMPの特徴である音場感の良さと高分解を備え、全体に音の暖かみを感じるもの。33WとA級アンプにしては高出力の方で、低域の力強さも十分あるが、そこはやはりA級アンプだ。ちょっとだけガラス質の輝きを持った高域が美しい。
'05/03/18 というわけで、ウルトラショートホーンを付けた高域用ドライバーED-915の駆動用に抜擢。
'07/05 その後バージョンアップを受け、素晴らしいアンプになったが、フロントSPの2ウェイ化に伴い休止。勿体ない状態。
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