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ALBUM

AT-ART1000
AT-ART1000

2017年10月、久々に清水の舞台から飛び降りる覚悟で、展示試聴品(2016年7月に試聴した物)を購入。カートリッジ一個で50万円を超える代物である。シリアルナンバー21、適正針圧:2.1g。
 
 素晴らしい音質であることは確かだが、例のMC-L1000を全ての点で上回るとまではいかない。自重が重い方で、ネジ穴が長く、その分長いビスが必要で、しかもねじ頭が入る部分が狭い。ネジによっては頭が入らない物がある。チタンネジもネジ頭が入らなかったので、削って装着した。未だ設定は定まっていない。
 
2023.01.10
MC-F1000 の導入に当たって、こちらも比較しながら使いこなしのポイントを探っている。で、繊細さを求めて選択したFidelix のセラミックシェルでは、むしろこじんまりした感じになって、このカートリッジに期待する方向とは違う。この軽くない振動系を受け止めようと、V24Cさんの特製炭化ケイ素シェルに、Fidelix の密着スリーブ、AT1603をを組み合わせてみると、元気は出てきたけど、予想外に中音域中心で、低域の量感が抑えられ過ぎて細マッチョみたいな感じで、見てくれと違う。

MC-F1000 その1
MC-F1000 その1

2022.12.31 午前9時、Fidelix から直接届いた。いろいろあって、「物」が先で取説も保証書もまだ届いていない。
 
 初めから純正シェルに取り付けてある。コレで調整してありますってことかな。カバーは金属製で、L字の切れ込みが有り、丁度本体の小さなネジ頭がここに引っかかるようになっていて、簡単には落っこちない。こんな確実な針カバーは初めて。
 
 リード線はどんな物なのか、公の表記もないし、まだ訊ねたことがもないので分からない。
 
2023/08 リード線の素性が判明。線材はアニール処理PCOCCとのこと。Fidelix に隙はなさそうである!

MC-F1000 その2
MC-F1000 その2

ここからの眺めがかっこいい。

MC-F1000 その3
MC-F1000 その3

これ、きっと手作りなんですよね。いかにも歩留まり悪そう。アルミパイプカンチレバーは太め、ギャップはAT-ART1000より狭く、MC-L1000 より僅かに広いか?。コイルは芸術品、よくこんな物が作れたものである。

MC-F1000 その4
MC-F1000 その4

2023/08/09
 (株)セミコムさんに特注していた、Fidelix MITCHAKUセラミックシェルの、炭化ケイ素製交換プレートが届いた。PH-L1000と同じ材質で、オリジナルのセラミックプレートより短く、幅は僅かに広く、切れ込みはない。厚みは3mm丁度。指掛けも見附工業さん特注の硬質ジュラルミン製。リード線はaudiotechnica AT6101(旧型)。
 
 オーバーシュート気味な性格の当方の感想であるから、適当に聞いておいてほしいが、とてもLPカートリッジとは思えない音を発する。というかコレがLPの音なのであろう。

LPスタビライザー
LPスタビライザー

 いくつか処分してしまったけれど、それでも長年の蓄積でいろいろある。以下現用の物。(2013/01/02)
 
左上:マイクロST-10、900g。
右上:vivico製、外:銅・中心:砲金、1000g
左下:とんぼさん特注、Nakamichi LP-player ドラゴンのスタビライザーを参考にしたこともかぶって、DFY(Dragonfly)スタビライザーと銘々、980g
右下:G.T.Sound、ステンレス製、1000g、何故か当方の好みの音の方向にならないので、売却した。
 
 理由は不明だし、当方の感覚でしかないが、凹面TTシートには1000g位までの重量が良いようだ。

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Last updated: 2024/2/11

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