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1976年改良発売のPioneer のMM型のフラッグシップで、1985年ごろまで販売されたようだ。とはいえ、発売当時は3万円台で購入できた。当時最先端のベリリウムカンチレバーを持ち、ツイータに例えるならJA-0506Uを思わせるような独特の高域に、軽く早い低音域で、音場感の良さもMM型としては異例だと思う。EPC-100Cとは対照的な音.。
1979年ごろに当方をオーディオの道に引きずり込んでくれたS君が導入して、聞かせてもらった経験が忘れられなかった。ついに、2011年7月、未使用新品のPS-1000/U(純正カーボンシェル付き)として入手、30年の歳月がかかってしまった。
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パイオニアの最初で最後になった本格的高級MCカートリッジである。弟分の、カンチレバーがアルミ製でボディ色がグレーのPC-50MCもあった。小型で非常に強固なボディ、トラッカビリティも良かった。音はいわゆるパイオニアトーン。少々線が細いが良く伸びた高域と豊かな低域だったと思う。というのも、残念ながら討ち死に状態なのだ。家内のはたき掃除中、ベリリウムカンチレバー(いまやベリリウムはありえない希少品)がもがれてしまったのだった。合掌。(-⊥-)
2015.10.21
極めて未使用に近い物を入手。ある方が、針交換の後にお蔵入りにしていた物を譲り受けた。20余年ぶりに試聴。こんな音だったのね! 現代の高性能フォノアンプで聞くに、弾力性のある低域をべースに引き締まった中音域と切れの良い高音域でややハイ上がり。poineer tone である。
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Accuphaseの3代目カートリッジ。カートリッジだけはOEMのようである。発電系はオルトフォン型、ボディはアルミ合金ダイカストとのこと。
音の傾向はAccuphaseのイメージとはほど遠いもので、長岡先生曰く箱庭的音場、なるほど音像も空間もみんな小さく、音像定位はすばらしい、面白いカートリッジだが、どんなシチュエーションで使うのか?
しかし・・・実は、前述のパイオニアPC-70MCをお釈迦にしてしまったお詫びにと、家内が実家に帰った際、おみやげとして買って来てくれたもの。後にも先にも家内がプレゼントしてくれたものはこれだけだ。決して捨てられない!!(笑)
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2015年5月導入
AC-3と形状は似ているが、構造・材質に同じところはない。ZYXの系統らしい。音の傾向もAC-3とは全く違って、現在のAccuphaseのイメージそのもの、というかむしろ、DENON PRA-2000にも通ずるところがある。そこで、ついにメインカートリッジにと思ったのではあるが、改めてMC-L1000を聞いてみると、、、やはり凄いカートリッジであることが分かるのであった。L1000の完全引退はない。
その後AC-6が発売されたが、Mysonic Lab の系統のようで、あまり興味がわかない。
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磁界の中をコイルが動いて発電するものをMC型と呼ぶが、これはコイルがなく一本のリボンで発電する。従って発電能力が極めて小さいので、S/Nのいいにヘッドアンプが必要だった。カンチレバーはボロン、ボディはアルミ合金削り出し。
前身のJT-RIIは、チタンカンチレバーかつ半透明アクリルシェル一体型で、シロナガス鯨のような形をしており、専用ヘッドアンプが用意されていたが、その音質は今一歩で、真価を発揮できていなかったように思う。その後もダイヤモンドカンチレバーで高剛性シェル一体型のJT-RVDまで発展した。
音は、独特。衣擦れのような極めて繊細な美しいものであったが、爆発的な表現には向いていなかった。
2012.01.21 フォノアンプがEQA5630mk3だとそんなことはない。全然元気で芯のある低音が出てくる。相性が良い。シェルはAT-LS18のシリンダをOrtofonの2ピンタイプの物に交換、リード線はL1000に付いてきた物。
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.歴史的な初代ダイレクトカップルカートリッジ。ikeda など、同じ考え方の物もあ」ったが、微小プリント基板型コイルを直接カンチレバーのチップと支点の中間に接着したところが画期的。発売当時、若過ぎた当方にはいろんな意味で使いこなせず、一台目はすぐに壊してしまった。針交換した二台目は自然故障。ハイ上がりの音のバランスという印象だけで、ちゃんと音を聞けていないうちにSATINやMC-L10に移っていった。
2011年12月 中古動作品を入手。懲りもせずカンチレバー周囲をカッターナイフの歯先で掃除したが、今度は成功した。現在の当方の経験値と装置で拝聴するに、当時こんな音で鳴らすことができていたら幸せだったろうなあ、と思う。実に鮮烈である。これだけ聞いていれば文句はない。シェルはオヤイデ HS-CF、リード線はAETの線材を使ったモスビンさん特製。
2012.01.28 シェルを純正のVictor 超ラボのLTP-13に交換。カーボングラファイトは低音の量感が増す傾向があるのか、低域の量感不足のバランスも改善され、ややハイ上がりくらいの感じになった。
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Last updated: 2024/10/3
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