すでに失敗が露呈してしまった。床の強度不足だ。やはりズブの素人である。でも、ここで諦めないところがなんとやら。
通常のご家庭なら、床上げをして畳なりフローリングなりで仕上げるところを、何もしていない。試算してみると、床上げ工事をして、オーディオに耐えうるであろうフローリングにしたと思えば、同等以下のコストで床の打ち増しができることが判明。新たにハイエンドパワーアンプ(当方がハイエンドと感じるのは100万円級)を一台購入するよりも余程安いのである!
まずは機器を運び出して仮設置のプレハブ小屋に一時収納。何を隠そう、これが一番大変。それが終わると、壁の全周囲に渡って下から10cmだけGL板を切り取り、壁から直接配筋し、床にはアンカーを打ち込む。表面のエポキシ塗装は剥離せずにコンクリートを打増して、巨大なサンドイッチ状態にする。結果、強度だけでなく、下からの防水性も上がるという一石二鳥を狙う。これも全く当方の思い付きであり、この方法がいいという確かな根拠はない。ついでに当方の設計ミスであった床配線の位置も変更してしまう。ころんでもタダでは起きない。
|