’02/09/06
ESOTERICからP-70が発売されて以来、気になって気になって仕方がない。当方にとっては、そのメカニズムや機能、そしてデザインまでも、CDトランスポートとして理想に近いのである。そうはいってもおいそれとは手を出せるお値段ではない。
考えあぐねた結果、7月、TEACサービスに無理難題のメールを送った。「VRDS-25xs と P-70のメカのサイズは同じはず。載せ替えて頂きたい。」という内容だ。随分と非常識でほとんどワガママ。しかしながら、その返答は驚くべきものであった。
「25xsにP-70のメカ部がそっくりそのままマウント出来る分けでは有りません。又、メカ部がたとえマウント出来たとしても、サーボ回路も変更しないと正常に動作し無いはずです。
今まで他の機種でして来た、バージョンアップは全て前内容をクリヤーし、初めてバージョンアップ出来る事になります。・・・・・・・まだP-70が販売されたばかりです。少し落ち着くと、25xsのバージョンアップを開始するかも分かりません。是は私の想像ですが(全く根拠が有る分けでは有りませんが)宜しくお願いします。」
「えーーっ!本当に何らかのバージョンアップを考えているんだろうか?」
その矢先、あるWeb.上で情報が入った。P−70のメカでこそないが、X−30という新型トランスポートのメカを移植できるというものである。これは願ったり叶ったり。早速、TEACサービルに再度メール。その返答はこうだった。
「お久しぶりで御座います、情報が早いですねー。
ご質問の件ですが、御客様の25xsにX-30のメカブリッジとターンテーブルを乗せ換えるバージョンアップは、まだ決定では有りませんが、受付けが今月中頃、取り付けが今月末の予定で進んでいます。
どちらにしましても愛用者カードにより、正式にご連絡が届きます。
又、X-30の件ですが、希望小売価格30万円、10月上旬発売予定。以下X-30の資料より。
圧倒的なメカニズム精度を実現する理想のターンテーブル.メカニズム(VRDS)のさらなる音質向上を実現した数々の新機講。
新設計の重量級VRDSブリッヂを採用。
エソテリックP-70の流れを汲む最大20mm厚の高精度アルミ切削加工ブリッジと、5mm厚.鋼材(SS400)の組み合わせによる高剛性.重量級VRDSブリッチを採用。
さらに、メカベース及びシャーシーに強固に固定するフルボディード.コンストラクションにより、音楽のディティールの表現力と分解能を大幅に向上しました。
以上のようになっておりますので、宜しくお願いします。」
・・・とのこと。早速準備にかかろう。資金ぐりだ。
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