漂流日誌 2024

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DIARY

定年過ぎて、まだ続いてますよ。
Saturday, 29 June,2024
note PC 新調
9年ぶりにPCを新調した。仕事場の自作デスクトップPCも、このホームページを更新しているノートPCも、Win.11が入らないスペックで、特にnote PCは内蔵のDVDドライブが壊れていて、しかも動画を見ても音が出ないという不具合が出て、いつ壊れてもおかしくない状態であった。当方の体調に合わせて、仕事場を縮小していく計画なので、仕事場のPCは現状でひっぱっておいて、現在の環境に合ったnote PCを一台購新調することで、両方まかなえるだろう。
 
で、Win.11に苦労しているさいちゅうである!
Tuesday, 25 June,2024
ちょっとだけ復帰・・・同時にAT-ART1000X

5月初に退院してから本日までの間に視聴した映画は、UHD-BDのゴジラ-1.0 とインディジョーンズの2本。放送は、鬼滅の柱稽古の録画を見るくらい。左目の見え方はどうにもならないが、耳の調子は映画鑑賞に耐えられるくらいまでは良くなっている。
 
さて、オーディオテクニカが7月12日にAT-ART1000Xを発売とのこと。聞くところによると、Xは主にコイル形状変更で音が変化しているらしい。写真はaudio-technica(上)とFidelix(中)のHPから拝借。Fidelixに似てきたが、リード線の分、fiderixのほうがよりダイレクトかな。写真下はMC-L1000、これが1980年代の製品、いかにすごいかがわかる。TSMCに発注できないかな・・・?しかしながら、そのお値段は例の問題である消費税込みで77万円にもなる。クリーニングサービスや性能検査サービスとともに、カートリッジ修理プログラムを用意しているらしい。従来の針交換サービス、つまりカートリッジ全体交換は行わず、スタイラスチップ、カンチレバー、コイル、ゴムダンパーなどを含む振動系全体を入れ替える修理を、AT-ART1000Xは\308,000(税込)で、AT-ART1000は\263,120(税込)で行うそうだ。 AT-ART1000のバージョンアップ修理はないのだろうか。
 
<2024/07/07 加筆>
MC-L1000(写真:下)
実物を拡大鏡で観察すると、引出線まで一体のプリントコイルはカンチレバーを貫通するダイヤモンドチップの後面とカンチレバー上面に接して接着されているように見える。巻き数をカタログ写真で数えると11ターン。出力 0.22 mVに比して内部インピーダンスが20Ωと高めなのは、コイルが小さいからか。
 
AT-ART-1000(写真:上右)
コイル材はφ20μmのPCOCC線、φ0.9mmで8ターン巻いた空芯コイルを0.6mmの強力な磁気回路中のギャップに配置することで、空芯型でありながら、コイルインピーダンス3Ωで0.2mVの出力電圧を獲得している。(https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-ART1000)
 
AT-ART1000X(写真:上左)
コイル材はφ20μmのPCOCC線、1.1×0.6mmの長方形で8ターン巻いた空芯コイルを極薄25μmの特殊フィルムで保持し、0.5mmの強力な磁気回路中のギャップに配置することで、コイルインピーダンス3.5Ωで0.22mVの出力電圧を獲得している。(https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-ART1000X)
厳しい見方をすれば、コイルとダイヤモンドチップの間に引出線を挟むフィルムが介在している。
 
MC-F1000(写真:中)
コイルは17μ線の4ターンが3層、計12ターンでインピーダンスは6Ω、ホームベース状のコイルなので針圧変化による出力変化は少なく、結果、反りや揺れに対しても安定度は高い。また、コイルのセンターは穴が空いていて軽くなっている。コイルの前後揺れ共振が心配されたが、小さいために全然問題にならず、むしろコイルの引き出し線をグリスでダンピングしないと鳴きが出るこが驚き。アルミパイプカンチレバーに小さめの穴を開け、圧入という方法でダイヤ針を入れるので、精度の高い強固な結合になり、接着剤で外れない程度の補強をしている。
 中川氏に質問したところ、コイルはカンチレバーとダイヤモンドチップの両方に接着してあるとのこと。多分、コイルそのものをアルミパイプカンチレバーを貫通するダイヤモンドチップの後面に当たるように押しつけつつ、カンチレバー上面に接着しているのではないかと拝察する。最もダイレクトなカップリングだ。
 
 
 
Saturday, 1 June,2024
終 活
先月中旬、3ヶ月の診察と耳鼻科受診を終えた。めまいのようなふらつきや、耳のこもったような感覚は、耳管狭窄によるもので、通気をすることで多少改善した。そしてようやく五感というか、体の感覚というか、生きて生活しているという実感が戻りつつある。また倒れるんじゃないかという不安や、時間が限られているという焦りも少し緩和してきたが、それが基本の心持ちとなってしまった感じがする。体調自体は、仕事をしていないし、血圧をコントロールしているからか、頭痛や肩こりもなく、倒れる前よりむしろいいかもしれない。ただ、何故か音楽鑑賞とか映画鑑賞の意欲がわかない。「あーく」に入ることも極端に少なくなったし、機器も全く調整もしていない。
 
振り返れば、ここにあるハードやソフト、「ばか」なことやったてたなあと感じる。決してVAや長岡先生を否定しているのではなく、自分自身の行動についての回顧である。とにかく、抱える物を軽くしたいという気持ちが大きい。それは仕事も生活も趣味もである。
 
オーディオ雑誌はアナログ花盛りなのが腑に落ちないことのその2。その1は能登地震の対応。当方としては、そろそろできる範囲で仕事を開始、そして、VA機器やソフトも含めて、身の回りの終活も始めた。
 
アッ、このHPもメンテできていなくて、画像が飛んだりしているところもありますが、どうか大目に見てください。
 
 
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Last updated: 2024/11/19