漂流日誌 2017

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DIARY

Monday, 9 January,2017
なんか出てきたぞ

 Technics SL-1200Gのハイファイ高音質思想を継承したスタンダード機となる SL-1200GR、2017年初夏、米国でSL-1200Gのおよそ半額の2,000ドル前後で発売するらしい。GRのRは、RegularのR。
 コアレスのダイレクトドライブモーターは回転制御のロジックや回路はSL-1200Gと同じだが、シングルローターに簡略化。プラッターはSL-1200Gの真鍮を廃し約2.5kgと軽くなるが、裏側にリブを設け剛性を保っているとのこと。トーンアームの構造もSL-1200Gと同様だが、材質はSL-1200Gのマグネシウムからアルミに変更。天板はアルミダイキャストに塗装、キャビネットもSL-1200Gの4層構造から2層構造、またインシュレーターも、構造はSL-1200Gと同様だが、ハウジングを樹脂製とコストダウンを図ったようである。
 こっちの方が音が良かったりして(笑)。
 なお、写真はPhile-Web.から拝借した。
Sunday, 1 January,2017
年頭のご挨拶

 昨年は、皆様のお励まし、誠に感謝いたす次第である。しかし現状は、当然ながらお亡くなりになられた方は戻ることはなく、復興は途中というより始まったばかりである。当方の仕事場も、制度という制約の中で、補助金が下りることが決定されるまで修理をすることができず、未だ壊れたまんまだ。無理してでも修理をすれば、「修理をする自力が残っているのだから、補助金の対象ではない。」とされてしまうのである。しかし、早く復帰しなければ世の中はへこんでいくばかり。被災地の一件だけが立て直したとしても、周囲が戻ってこなければ、経済活動もなりたたなければ、周辺の育所や学校などもなりたたない。結局、人は都市に流出して、町はゴーストタウン化してしまい、復興はかなわない。
 
 細かいことを言っても正確な被害を数字化することは不可能だし、どうせ被害総額の一部しか補助金は出ないのであるから、おおざっぱに建物の面積と、半壊、大規模半壊、全壊によって額を決めて、先に支給するほうが、遙かに早い復興が期待できると思うのだが。
 
 さて、こんな中でこのようなホームページを運営しつつ、下らん道楽を発信してもいいのだろうかとも思ったが、何にしろできることをやり続けることは復興であると考えて、あえて継続してきた。続けられることに感謝しつつ、本年こそA級外盤鑑賞を遂行したい。
 
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Last updated: 2023/5/26