いろいろあって、現在メインアームとなっている。よくできたCDのような引き締まって全く揺るぎない低音域の上に、前に張り出す中音域。高音域はクリアー過ぎて、ややもすると情報が整理されているのではないかと疑うが、余韻もよく聞こえて、広い音場が展開され、そうではないことがわかる。
シンプルなので取り扱いは簡単だ。ネックは極めてしっかりしていて、シェルはガッチリと取り付けることができて全く不安がない。が、針圧調整だけは2〜3回確認したくなる。この感覚は使ってみないとわからないかもしれない。
密着シェルの開発段階から連絡を取っていて、何回か質問したことがある。いちいちユーザーの質問に答えていたら仕事にならんのではないかと余計な心配。しかし、必要最小限の文章ではあるが、こんな素人の一ユーザーの質問にも答えていただけた。また、当方の個体はネックの取り付け角度が若干ずれていて、神経質な当方は気になったので相談したところ、丁寧に再調整していただけた。まことにありがたい。どっかの大手メーカーT社とは雲泥の差だ。
<追 記>2016.12.21
そんなこと書いてたら、analog vol.54 が発売され、中川さんが写真入りで載ってた!プロフィールも明らかになった。イメージとは全然違う方だった。 しかも、例のT社のすぐ後に裏表で掲載されていた、、、(笑)
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