漂流日誌 '09年分

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Diary


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  3月20日   スクリーン交換

 3月1日の日誌で予告したスクリーン。いつものごとく、夜中に一人で交換した。一人でやるコツはあるのだが、それでも大変なのである。
 
 で、ドコが変わったのか?KIKUCHI 2.8G 120inch/4:3から同 2.6G 130inch/4:3に掛け替えた。数字的な変化は小さくても実際の画の変化は大きい。写真をでは、まだ調整されていない映像がスクリーンの内側に収まっていて、左右にブランクができている。この分が大きくなったわけだ。上下にも大きくなっているので、実際にも迫力が違う。両脇のネッシーがスクリーンぎりぎりなので、ちょっと中心を外れてスクリーンを観るとSPが被さってしまうが、真ん中でしか観ないからこれでいいのだ。
 
 新品の高ゲインビーズスクリーン、HD100で映してみても決して明るすぎない。良く言われる「ギラツキ」も当方は感じない。真っ白感が出てきて、むしろビーズの方が良いのではないかと思う。また、前2.8Gが経年劣化でくすんでいたのがよくわかる。2.6Gなのに、こちらの方が明らかに明るく発色が良い。これも満足感が高い。130inchに拡大するのも固定画素PJなら誠にたやすい。わずか数分の作業だ。さて、エッジと130inch/2.6Gの導入でやっとHD100の力が発揮されてきたように思う。あともう少し、この先はプロ頼みか。

  3月19日   暗黒化完成

 8年目にしてやっと完全暗黒化完成。夜しかVAしないとしても、ムチャいい加減だなあ。
 
 暗黒化の方法、ずっと考えていたのだけれど、なんだかピンとくるものがなくて、とうとう今になった。
 ハイミロンを部屋全体に垂らすのも何か嫌だったし、第一凄い面積なので、カーテン状に加工しなくても恐ろしい金額がかかる。「あーく」には換気扇がない。音が漏れるのも、入ってくるのも嫌だったからだ。だから定期的に窓喚起をしなければならない。つまり、窓を気軽に開けられるようにしておかねばならないのだ。でも、窓のところだけハイミロンカーテンにすると、これもカーテンボックスとのわずかな隙間から光が漏れるので、C/Pイマイチ。そんなことを考えていたら、考えるのが面倒になって、どうせ夜だけだから・・・となってしまうのだった。
 
 で、ある日、夢見ごこちの中でVAやってて、ふと浮かんだ方法が、「窓に貼り付けてしまえ」というもの。フィルムはテカテカするし、自分で貼るのも難しいらしい。で、窓枠と同じ大きさに切った遮光裏加工ハイミロンの周囲にマジックテープを縫い付けて、窓枠にくっつけちゃえ!これだと遮光はもちろん、少々の遮音と窓そのものをダンプする効果を併せ持ち、しかも窓が開けられる。写真と同型の窓が3カ所あるのだが、金額もカーテン一枚分くらいで済んだ。満足している。それにしても、なんで窓枠が白いんだ!

  3月18日   ここに二刀流完成
 エッジを導入した。スケーラ2台もあってどうすんのという疑問には以下を。
 
 HDMI機器を接続したAVアンプから、シンプリズムの2出力セレクタを通して、出力1をVP30から1292のアナログ5バラ1へ。出力2はエッジからHD100に接続。 一見複雑な接続のようだが、使い勝手は意外とシンプル。これで完全完全二刀流、VA宮本武蔵だ!
 
 HTPCは、音声をアナログ7.1出力にすると、画はアナログ1080p・72Hzと、HDMIデジタル1080p・72Hzが出せる。
 WOWOWは、録画はHTPC1080p・60Hzまたは72HzをVP30のパススルーで。リアルタイム視聴はエッジの逆プルダウンの1080p・24Hzまたは60Hz。録画BD−REは完璧な方法がではないが、パナBW900かPS3 を使って再生しすればエッジでも1292でもいける。
 BD−ROMは勿論(?)HTPC>1292だ!
 
 メーカー製専用機は?・・・遠いなあ・・・。
 

  3月15日   BS hi
 最近のBSは侮れない。WOWOWの画質にも目を見張るが、コピテンのBS hiのライブや映画はBD真っ青だ!
 
 視聴が遅くなったが、ワールド・ロック・ライブのジェフベック、しびれた!!!歳はいったいいくつなんだ。確かすでに60歳をているハズなのに、円熟といった演奏ではない。それにあの顔と出てくる音が全然違うおねえちゃんはいったい誰?あ、当方は評論家ではないので、突っ込まないで!

  3月1日   たかが4cm

 今日、新しいスクリーンが届いた。継ぎ目ナシで作る事ができる最大サイズのKIKUCHI 2.6G 4:3 130inch、常時吊り下げタイプ。今更ハイゲインビーズ、しかも4:3・・・いいんです。で、4:3 120inchより横幅で20cm広がるわけで、 現状ネッシーとスクリーンとの距離は左右それぞれ数cmずつ、黒淵が5cmなので、幕面まで左右それぞれ約10cmずつになっている。つまり試聴できるぎりぎりの幅にネッシーを設置している。音もこれで結構満足できるところになっている。過去にSPの間隔をもっと広げていた時期もあったのだが、結局この距離が最適だった。
 しかし、今回はどうしてもSPを動かさねばならない。スクリーンの下端の棒がぶつからないようにSPをわずかに手前に出し、投影光とSPが干渉しないように、または視聴位置からSPが邪魔にならない程度、左右にSPを動かすのである。これが前に1cm、左右にそれぞれ4cmとなった。たったこれだけの移動だが、ネッシーだけではなく、SWやその上の重しも移動せねばならない。えいっとばかりに適当に動かすわけではなく、この重くて大きくて高くて妙な形の物を、レーザーで測りながらリメートル単位でじんわり合わせてゆく。いつものごとく、これを深夜一人でやるのは大変なのだ。
 しかし、これだけで音が変わる変わる!声の帯域が膨らんで、低音が緩まって、高音が妙に左右の散ってしまい、SPから音が出てますよ!って感じになってしまう。大変な作業でも、結果が良ければ終わったときに充足感もあろうというもの。でも、これではまいったまいった。はてどうしよう。

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