DSD recording の SACDを購入してみた。ところが、これが酷い。バイオリン奏者としてはギドン・クレーメルに次いでこのヒラリー・ハーンの演奏が好きで、CDも全て購入しているのだが、このSACD盤も含めて、当方のタコ耳ではその録音はことごとく不可である。ソロ部分は定位感はそこそこなるも歪みっぽいし、オケが重なると定位感は横一列に並んで重なって、気になってバイオリン演奏に聴き入ることができない。いつか忘れたが、レコード芸術のサンプル盤に収録されていたものの方がよっぽどマシだった。これに騙された、、、。それに比べたら、先日紹介したリマスターのテラーク盤やサーフブレイクとは雲泥の差。やはり、録音は方式ではなくセンスだということを痛切に感じた。
ところでこれからが本題。当方の知る限りでは、熊本市内である程度の量SACDを常時陳列しているレコード屋さんは、並木坂通りの「WOODSTOCK」一軒しかない!!ここの社長さんは SONY SCD-1が発売されるなり購入され現在も愛用中。もちろんその他のオーディオ機器もそれなりの物を使用されている。バクーンの永井社長とも、会社設立以前から厚意にされているとのこと。愛車はポルシェ911。ちなみに当方はここのゴールド会員である・・・(笑)。
そのお店の奥に、当方が熊本に帰熊して依頼19年間お世話になっている、長谷さんの担当するLP屋さん「ブロードウェイ」がある。一時はLP販売を休止されていたが、当方の「そそのかし」で復活(それだけじゃないでしょうけど (^_-))。その昔、この熊本という辺境地において、長岡先生のA級外盤の実に半数以上を取り寄せられ、また当方の手持ちの長岡先生推薦CDのほとんどがここから入手したものである。それ以外にも優秀録音盤、銘演盤などを通じて、無知な当方に音楽の楽しさを教えてくれた恩人でもある。その関係は本日只今も続いている。だからこそ頑張ってもらいたい。ただ、お願いしたいこともある。ネットの時代、せめてHPを持っていただけなだろうか。でないと喧伝に協力したくてもリンクもできない。最初は熊本県内のみの対応でもいい。メールでの連絡、さらにはメール注文が出来ればと切望する。専門店だからこそより細かな密な連絡であって欲しい。効率化することでLPの注文も増えるであろう。また、熊本の皆さんにはどんどん発注して頂きたい。と、もっといろんなLPが入ってくると思うのだが。
写真は、長谷さんとクラシック外盤LPコーナー。ジャズもあります。Tel. : 096-354-7125、ヨロシク (^_^)/~。