戻る
Diary


| Back | Index | Next |

  12月31日   2003年の真実の終わり

 本年もあっという間に終わろうとしている。ご迷惑をおかけした方、一方ならぬ労を賜った方、ご教示頂いた方等々、再度篤く御礼かつ深くお詫び申し上げる次第。
 
 先日から、オーディオ誌について言及したが、唯一例外が AUDIO BASIC誌で、購読を欠かしたことがない。炭山氏のSP製作記事、石田善之氏のデジタルレコーディングワールド、米谷準一氏の2003年の真実、市川氏と高崎氏の高音質ディスク聴きまくりなど、読み応えのある内容が満載されているからだ。また、時に付いてくる特製CDは、市販CDにはない誠に興味深い内容と音質である。来年もどうかこの勢いを維持、いや加速させて頂けることを希望する。
 
 ただ、残念ながら、2003年の真実が最終回とのこと。当方のようなド素人にも分かりやすく理論を解説して頂き、読んでいるだけで分かったような気分になれたし、長岡先生とも切り口の違う今までにない希有のコーナーであったと思う。このコーナーがなくなってしまうのは実に残念、また形を変えて登場して頂くことを希望する。
 

  12月29日   原点(典)

 STEREO誌1975年6月号の見開き第1ページである。つい最近、古本でこの号を入手した。当方が趣味のオーディオと呼べるようなこと(当時は一般にはステレオと言っていた)を始めたのは、大学入学後の1976年5月ごろからで、それまでは単に音楽を聴く手段にすぎず、機械がどうの、録音がどうのなんてことはなかった。その趣味化する発端がこの本にあると言っても差し支えない。長年、この本の事はどこか記憶の奥底に押し込まれていて、思い出すことさえ稀であった。それがたまたま古本で見つけて、買わずにはおられなかったというわけだ。
 
 内容は、日曜大工特集。正式名称 BH-2032型 DYNALOAD 7、ASW-20型 MAGNITUDE の工作記事が掲載されている。当時は、悪友に紹介されて「フ〜ン」なんて目を通しただけだったが、それから約30年、やっと気が付くのであった。なんでもっと早くこの記事を実践しなかったんだろうと悔やまれてならない。
 
 それにしてもこの頃のオーディオ誌、読み応えのある厚さと内容だ。それに、現在やっていることが30年前とそれ程変わっているとは思えないとろが・・・。

戻る

メールはこちらまで。