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Diary


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  12月31日   感 謝
 今、仕事の切りが付いたところ。本年は、おかげさまで例年を上回る充実したVAライフを送ることが出来たことを、心より感謝する次第。来年も何とぞ宜しく。

  12月28日   仕事納め?
 先程、従業員を集めて仕事納めの挨拶をしたところだ。業種柄、A級アンプのアイドリングのごとく、完全休業にはできない。そのかわり、年末年始ぐらい仕事を減らそうということで、長めの休みをとらせていただくことにした。従って、通常業務は新年4日からということになる。
 
 しか〜し、VAは今から年末年始が本番だ。録り貯めしておいたBDやまだ観ていないDVD、観たけど見直したいもの、沢山ある。久方ぶりに、買い置きしてあるLPも聞きたい。年末年始休暇といっても、モタモタやってると結構時間は短い。そんなに視聴できるのか甚だ疑問だが、一年のうちで一番VAできる時期、今晩から楽しみである。

  12月26日   ブレイド3を観ながら
 変なことを考えていた。まず、映像もストーリーも音も・・・極めて暴力的だ。こんな映画クソだし、こんな映画があるからマネするバカな奴が出てくる、という罪の方を指摘する方々もいるだろう。しかし、こんな映画が人間の暴力的欲求を満たしてくれる、という功の一面も確かにあると思う。
 
 次に、今度は極めてオーディオ的見地から、、、。全体に暗くて動きが速くて、ゴッツイ音で、全くVA好みのソフトである。だから、これを観ながら調整してみた。
 そこで映像の方から。反則技も使いながらいろいろやってみたんだけれど、当方の環境、つまり、DVD-P:969avi 北米仕様からiScanHD+に入れて1292QJに映し出すのだが、これは1080p/72Hz/RGB出力が、解像度・滑らかさ・質感・色乗り・動き全てに於いて抜きん出ていて、これに決定。BD-HD100からのHD映像はというと、1080p/60Hz/DVI接続がなぜだか出来るのだけれど、デジタル接続のDLP-PJで映しているみたいで、どうも味気ないのだ。DLP-PJの方には申し訳ないが、当方の好みなのでご容赦願いたい。結局 1125iをHDMIから出して、PJの DVI-Dインターフェースを介して映している。この方が若干整理された映像にはなるのだが、色乗りも良く、自然な遠近感がでる。またこの設定だと、PJのインターフェースボードの切替のみで DVDとHDを選べるようになって、簡単でもある。DV-HRD2の接続は HDMIがないので、BD-HD100とi-Link。というわけで、変なねじれ現象が生じてしまっている。DVD の映像の方がHD映像より良く見えてしまうことが度々あるのだ。以上、つい最近までDLP-PJの 720p/dot by dotで観賞していた当方とは思えない発言だった。
 そして音の方。当方の好みで、耳にキツい音ではないが(と当方は思っている)、スケールまたはサラウンド感と迫力だけはあるかも。アンプのバージョンアップをして、ちょっとバランスを欠いている。まだバーンインの最中なので、もう少し待ちたい。

  12月23日   恒例の年末スペシャル
 我が「あーく」にはスペシャルがいっぱいある。よく見回したらドノーマルの機器の方が少ないくらいだ。スペシャルなしには「あーく」は成り立たない。今回は、年末恒例化した感のあるバクーンのアンプ、それも2台だ。
 
 AMP-5513Kが 回路V.8を加えてAMP-5513として市販化されたのを切っ掛けに、5513Kの年内限定バージョンアップサービスが行われると聞けば、やらずにはおられない。ホントに5513の音質がいいことが改造を決めた理由ではあるんだけれど「限定」という言葉にからっきし弱い当方であることも確か。AMP-5513の基本的回路は AMP-5511MK2を踏襲していると聞いた覚えがあって、これも V.8が入るのではないかと尋ねたら・・・やはり入るらしいことがわかると、ものはついで、人身御供となってこれも改造してもらうことになって、本日できあがった。通電してバーンインして試聴しよう。

  12月22日   熊本 デイ・アフター・トゥマロー

 これがほんとに熊本かいな?横風は強いし、霰のような雪が積もるし、地面は全面氷状態。諸氏のHPの写真に比べれば大したこたぁないけれど、熊本の平地という地域に於いては、過去、何時こんな経験をしたのか覚えていない程めずらしい。先程、iScanHD+のテストのためにお邪魔した、マーキー9インチ管のM氏宅から午前様で帰ってきたところ。M氏にはいつも遅くまで申し訳ない。熊本は南国がゆえ、暖房設備が貧弱でこんな時はとても寒いのだが、AVルームはパワーアンプやなんやらの機器の発する熱で平気。おかしなもんだ。ちなみに、帰り道、時速20kmドリフト状態で痛快だった!!本日は無理矢理AVネタで失礼。

  12月21日   ここでも字幕
 とんぼさんの日記にも取り上げられていた。あちこちで取り上げた方が改善される「かも」しれないので、当方も便乗。WOWWOW、折角画質のいいHVで見ているときに、特に暗いシーンの奥に重要な人影やモノが出てこようとその時・・・でっかくて白く輝く字幕が・・・じゃまだっつーの。つい字幕を読んでしまうと、目に残像が残っちゃって、目が戻るまで肝腎の映像がよく見えないのだ。
 
 小さくするなり輝度を落とすなりしてほしい。切なるお願いきいてちょ!

  12月16日   ずいぶんと違うものだ
 映像の事である。まだまだ他力本願で調整してもらったばかり、まだ接続の不合理が解決出来ず、また機器の操作もままならず、しかも中古の常で時に不安定なところがあったりして、自分のモノにするまでには相当時間がかかると思われる。そんな段階にもかかわらず、これからは画質についてのコメントもするつもりになっている当方をお許しあれ。
 
 DLP-P で見ていた時に高画質だと思ったモノが、3管で見るとそうでもなかったり、その逆があったり、随分と印象というか、一目瞭然、見た目が異なっている。どちらかと言えば、3管で見た方が本当に高画質だと感じるモノは少なくなる。両者に得意不得意があると思われるが、DLP-P の方がどんなソフトもそれなりに綺麗に見せる傾向がある。また 1080p固定画素PJと見比べた訳ではないけれど、ギラギラしたパワー感みたいなもの以外は、3管の方が優位だと感じている。特に違うのが、良く言われる黒や質感の表現力と立体感である。良いものと良くないものの差が拡大して、というよりそのまま再現されてしまう。そうしてみると、なんだかよくある例えになってしまうが、固定画素と3管の関係はCDとLPの関係にもよく似ている。
 
 それから DVDは高性能スケーラ(iScanHD+)を挟んで 1080pで再生しているので、1080i-ハイビジョンとの画の差が縮まってしまった。というわけで、これまで蓄積したソフトは DVD もBDも全て見直してみる必要に迫られている。そうなってみると、また見たい映画ってのがよくわかっていいかも。この際、見なくていいものは消去して、年末年始、BDを再利用するとしよう。
 
 それにしても、○V□インターフェースボード、まだとどかないなぁ・・・。

  12月14日   3管デビュー
 表題「3管PJ今更導入記」の通りVPH-1292QJの復活に成功、3管PJ仲間(そんなのあるんかい?)にデビューした。ご尽力いただいたU-A sysytemsのU氏にはただただ感謝である。こんな画を観ている人たちが少なからずいらっしゃったわけで、やはり今まで画質云々なんて事を言わないで良かったと、改めて感じている。ただ、これにはiScanHD+という優れ物スケーラの存在が大きく関与していて、1292QJの潜在能力を極限まで引き出してくれるのだ。つまり、このようなスケーラが出てきたことが3管式PJを再認識する事に繋がっているのだとも思った。アナログは死なず、、、同様、3管は死なず。
 
 今、こやつは映画鑑賞三昧だろうとの皆様の憶測、それがPJインストール直後から本業がめちゃめちゃ忙しくなってしまって、まだ一本も映画を観ていないのである。くやしい〜!

  12月7日   これぞ3管

届いたのは新品のCRT、RGB3管。デカイ箱だ。

  12月4日   これぞSATRI AMP.

 久々に純オーディオネタ。しかも久々に SATRI。SATRI MLで生まれたA級アンプキット、AMP-5513K がいい意味で予想外に音質が良く、この度製品化された。ただ外観を綺麗に仕上げただけではなく、回路的にも一歩押し進めたものになっている。本日は、当方の視聴の順番に当たり、バクーン開発室に持ち込んで(持ち回りで当方に送られて来た物を里帰り)視聴してきた。
 
 それが大正解。単純な言い方をすれば、キットではA級アンプの良さが感じられるものだった。よって「あーく」では高音ユニットの駆動に使用している。製品版では、A級アンプの「音は綺麗で一音一音に力もあるのだが、どこか暑苦しかったり、上限があるとイメージさせるようなところ」が全くなく、極めてダイナミックレンジの広い印象の音になっている。結果、従来のSATRI AMP.の音場感の良さに加え、特に肉声の表現に秀でており、是非ともメインで使用したいアンプとなった。永井氏も、この機種からロゴをその名も「SATRI」に改められた。
 
 幸い、キットも本年中であれば製品版同様の有償アプグレードをしてくれる。これは悩ましい。5513を中音域に持ってくるとなると、高音域のアンプは何を当てたらいいのか?もう一台買う?・・・それは一寸無理。しかし、使いやすく本質的な音の良さを持つ良いアンプだと思う。皆様も、何か高音質のアンプをお探しなら、一度は試聴されることをお薦めしたい。

  12月3日   大移動

 3管PJインストールには、当然インストールされる機材も必要だが、もうひとつどうしてもやらねばならない事がある。機器の移動だ。むしろ、これが一番大変なことかも知れない。最近は、恒例で手伝う者はいない。一人大移動だ。
 
 1292を載せる巨大なラックは「あーく」のど真ん中に、Z10000を押しのけて設置することになる。Z10000のラックより、縦・横それぞれ49cmと17cm大きくなる。高さのみ1cm低くなり、左右のラックに揃えた形にした。この大きくなった分、周囲にそのしわ寄せが波及していくので、これを調整して辻褄を合わせてゆく作業となる。先ず、PJラック前端がPJレンズ位置になるように作ってあるので、こことスクリーンとの距離を正確にレーザー距離計で詰めていく。次に、左右の壁との距離を同じくレーザー距離計を用いて決めてゆく。そして水準器ラックの水平を出す。これが終わると、左右のラックの位置調整、そして機器の再配置と配線だ。簡単なようだが、皆様お分かりの通り、何せ硬くて重くて、余裕がない配線で、しかも、常々掃除が出来なかった部分を動かすことになり、ホコリは吸い込むわ、肘や膝は打ち付けるわ、指は挟むわ・・・大変である。そして、最後の1mmを合わせるのに難儀する。一人でもって、相当な力を込めつつ、微妙に動かしつつ、スペーサーを咬ませてゆく・・・これがやおいかん。むしろ「エイッ」とばかりに5cm動かす方が楽。

  12月1日   機材は揃った

 密かに進行している事もあったりする。まだ手元にはないが、最低限必用な機材の確保は済んだ。まず、PJ本体はSONY VPH-1292QJ 。外観良、電気的にも良品の中古と思いきや、GおよびR管のCRT一体形成のリキッドカップリングに問題があり、致命的、絶体絶命。しか〜し、流石はSONY!いまだにCRTを生産しているのだった。勿論、ロットが集まり次第の不定期非効率生産の為、いつ打ち切られるかも知れないし、値段はお高い。でもこのご時世に新品のCRTが手に入ったのである。驚きだ。問題のG管とR管だけ交換したとしても、最も負担の大きいB管が古いままであるのも不安がある。この際は、RGBすべてCRTを交換して新品同様とし、5年以上の使用に耐えられるものとする。専用リモコンも、メーカー在庫で新品が手に入った。標準RGBボードが付いていなかったけれど、これもIFB-11ではあるが、日本語マニュアルと同時に中古良品を入手できた。これはラッキーだった。また、IFB-12A「改」 も入手予定。あるお方による「改」とは、どんな仕様になっているのかはまだ不明。そこに繋ぐは 1080pを達成する重要アイテムiScan HD+。すでにバージョンアップも済んでいる。HD+はDVI-D入力が一系統しかないが、GEFAN の4入力・2出力HDMIスイッチャーも準備したので、デジタル入出力の切替はどうにでもなる。各種コード類(DVI-Dコード・HDMIコードおよび変換コード・シリアルRGBコードなど)もあるし、新調したラックも乾燥まで出来ている。
 あー、○△□▽さん、はやくインストールしてくだされ〜!!

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