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Diary


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  11月25日   死語:リファレンス
 何にでも基準というものがないと少なくとも定量的比較はできない。ヴィジュアルには、グレースケールやカラータイトルのような基準はあるが、これはアナログオーディオで言えばRIAAカーブみたいなもので、これが「音」や「音質」の基準にはなりえないのと同様、画質の基準にはなり得ない。映像を初めて間もない当方、この辺でとても悩むのである。今観ている映像が本当に高画質なのか、たまたま現状の設定がそのタイトルの画質に都合が良いだけなのか、それとも両方合わさって、本当に高画質になっているのか、、、さらにはその全く逆を行ってしまいいているのか、、、?井の中の蛙状態だ。だから、経験豊富で目の良いお客さんの襲撃と攻撃(口撃?)はとても大事なのである。
 
 とは言っても、いつもいつもお客さんが来ていただけるような「あーく」ではないので、やはり自分で判断することは最も重要となる。だからそれこそリファレンス的コンテンツが必要不可欠だが、それは、うちではな〜んとアニメである。映画ファンの方々には顰蹙を買いそう。タイトルは、あっ、わかちゃったかな?「アップルシード(WOWOW放送録画BD)」。これを映して、明暗(白ピークと黒潰れ)と色乗り、精細感と遠近感、粗造感となめらか感、ホコリ・煙・霧・雲・・・そういったものが全て表現できるように調整すると、あとは大抵のものがブライトネスの微調整で事足りてくると思っているソフトなのだ。
 
 昨日までの調整で、これらの項目が「あーく」の過去最高になり、ようやく9インチ管の面目躍如といったところ。今まで何ともお恥ずかしい画しか出せていなかったのだなぁ。それも、ひたすらBW200の性能にすがって可能となったことである。最後に、いつも申し上げることだが、本来、視力の悪い当方には、それだけの画質を判断して公にすることすら資格はないし、ましてや動体視力も関わる「動き」についてのコメントに対するクレームなどはご勘弁いただきたい。あくまで当方の感覚の範囲内で、自己満足的に書きつづっているだけのことである。

  11月24日   BW200 その後
 よーやく使い方が分かってきた。そんなもん、取説読めばわかるじゃん。ところがどっこい、元来必要に迫られて読むなんてことが大嫌いな上に、最近は目だけでなく、読んでも分からんジジイ頭になってしまっていて、できれば読みたくないのである。リモコン片手にこーかな、あーかな、と感覚だけで適当にいじって体験で憶えていく・・・徒弟制度みたいな方が好きな当方だったのだ。目指すは暗闇でもリモコン・ブラインドタッチ。まずは体験、理屈は後からついてくる!ただし、このやり方は失敗も多い。
 
 バカも大抵にして、分かってきた使い方というのは操作のことだけではない。この機械なりに美味しい画や音を出してくる調整もである。Sharpの機器の映像に馴れていた当方、設置当初の寝ぼけたみたいな〜水彩画みたいな映像にはいささか心配した。しかし、ようやく精細感を保ちつつも、奥行きや質感を兼ね備えた映像になりつつある。そうしてみると、BDって凄いなと改めて感じている。BDの能力を100%使い切ったとすれば、これ以上の解像度が必要なのだろうか?とも思ったりする。まあ、この感覚も一時的なものだろうけれど、DVDが出たときよりはその感は遙かに強い。BDの再生能力に喜んでいると、残念ながらDVD再生のクオリティは、1080pにアップコンしても今ひとつなのである。むしろ969AViの450i(BW200は450iが出せない)をi-Scan HD+の1080p/72Hzでアップコン再生した方が一枚上手だ。結局、ラインアップからはDVD-Pとスケーラも外せず、機械が一個増えただけで、一番の問題は置き場所だったりする。ケース入りBDの生産はすでに終了しており、ベイタイプの使えないBD-HD100が追いやられて、そこに設置したんじゃないのかって?それがね〜、まだケース入りBDが少し残っているんですね。それに、録画済みのケース入りBDであっても、書き換えタイプなので、BD-HD100が壊れて使い物にならなくなるまでは併用なのである。だって生BD、まだ高価なんだなぁ。

  11月18日   PS3
 しつこいが6万円である。VA機器ならエントリーモデル程度の価格なのに、操作性はある意味DVD-Pを超えているし、画質についても、中級DVD-Pの出力を高級スケーラでスケーリングアップした画を明らかに超える。ソフト自体の解像度が1080i/pなのだから当然と言えば当然なのであるが、音も少なくともHV放送は超えている。勿論、絶対的音質といった観点からはオーディオ並とまではいかないが、今後PCM5.1がまともに受けられるアンプが出てくれば一目おかねばならないことになるであろう。もしかしたら、オーディオと極めて近い形で融合できて、「重厚長大・複雑奇々怪々のシステムなんかや〜めた」ってことになりかねない。むしろ、いつかはそうあって欲しいと願っている自分が居ることも事実だ。
 
 ところで、やはり気になるHD-DVDとの比較。かたや10万円の専用機、しかも同じタイトルのソフトが手持ちにないので単純比較はできないが、何となくHD-DVDの方がカッチリと固い感じがする。メーカーの違いか気のせいか。

  11月16日   次々と
 購入する新しもの好きのおバカは当方である。今日はPS3をゲット!BW200があるのになんでまた?ゲームがしたいということもないではないが、BW200は録画機なのである。Wチューナ登載なので、録画しながら再生できる場合もあるが、むしろW録画なんてこともでてくるわけで、その間、映画鑑賞ができないのが悔しい。やはり再生専用機は必要なのだ。しかし、現状では再生専用機はないし、多分当面は出てこないだろう。そこでPS3、ゲーム機とは言えども1080pが易々と手にはいるし、並の〜従来のゲーム機の概念を遙かに超えたエンターテイメントマシーンだと思う。これが実勢価格6万円程で手に入る時代、いいよなぁ。われわれがゲームを始めたころは20万円もするPC9800で、ギザギザ平面かつコマ送り直線運動の画面だったけれど、それはそれは面白かったのに。

  11月15日   雑感
 まずは、買ってしまったBW200。このレポートは微妙なところが多くて、うちのAVセンターになったこと以外、ここではこれ以上書けない。次はPS3だが、皆様ご存じの通りの状況で、まだ入手できないが、BD-Pとして大きな期待を寄せている。
 
 HD-DVD-Pは、今頃DV-XA2なんていう1080pアプコンできる新機種を出してきたが、すでに、その操作性等々から「あーく」ではメインにはなり得ない。HD-DVDでしか発売されないパッケージものを再生する為だけに購入するっていうのも何である。そもそも機器が増えすぎるし「出る物」がない。
 
 PJについては、ようやくといっていいそれこそ真打ち出現である。新DILA反射板とフジノンレンズを投入したVictor DLA-HD1だ。ハッキリクッキリは認めるし、黒の表現も随分なところまで来たと思うが、むしろ当方は動きの点で3管PJの敵ではないと感じていた。しかし、これは期待できそうである。価格も定価で80万円を切っている。固定画素の二刀流を実現できるかもだ。
http://www.jvc-victor.co.jp/projector/dla-hd1/index.html
 さて、問題はHDMI規格である。Ver.1.3相当のHDMI端子は、画的にはDeep Colorに対応(YCbCr 4:4:4出力が可能)できるがオプション扱いだし、音声出力はドルビーデジタルプラス(DD+)や、ドルビーTrueHD 5.1ch、DTS HD(Core Only)などの新オーディオコーデックに対応するが、機器によってまちまちだ。これをつないで再生できるアンプも極めて少ない。ましてや、当方の欲しいAVプリアンプと限定するなら皆無である。機材も要らない=お金もかからず、新フォーマットに振り回されないし、ピュアオーディオにもより対応しやすいので、いっそのことスピーカ・マトリックスに戻るかな。
 

  11月12日   DMR-BW200
 待望のBD-HDD recorder Panasonic DMR-BW200がやってきた。BD-HD100に比べるとやたら軽いし、薄くて小さくて、同じ価格帯の機器とすれば、いかにも安っぽいが、スペックは全ての点に於いて凌いでいる。動作は従来のDVD-P並で、BD-HD100よりもスムーズ。あえてHD-XA1と比較すると、HD-XA1は、筐体と見かけはオーディオ機器並でC/P抜群なるも、中身はPCで、動作はPC以下、何かにつけていちいちHDMIのリンクが切れて、イライラする程の待ち時間がある。全く対照的だ。
 機能も、BD-HD100と比較して、全てに於いて一長0.5短ぐらいか。欲を言えば、BD V1.0の録画も何とかなれば良かったかな。しかし、もうV1.0は製造されていないわけで、下手に複雑化して調子が悪いよりも遙かに良いと考えよう。ちゃんとBD-HD100で録画した奴も映るし、ダイナソーのBD-ROMを観てビックリ仰天、やはりもうDVD(HD-DVDも含めて)は買わないかも。i-LinkやW録画も便利だが、もう一点、映像の1080pアナログ出力さえ備わっていたなら文句はなかった。というわけで、「あーく」では映像の中心にドッカと腰を落ち着けることになった。じっくり使い込んでいこう。そうです。HD-DVD/BD合戦、うちではBDの圧倒的勝利に終わったのだった。その上、PS3も控えているしね(^_^)v
 
 となるとだ。BD-HD100はどうするの?今さら買ってくれる人もいないだろうし、V1.0に録画した奴も沢山あるので、壊れるまで(いったい何時までもつか興味深い)v1.0編集用に使っておこう。でも一年以内で壊れたら、7度目のメーカークレームは辞さないのである。

  11月11日   壁一面スクリーン作戦
 いまごろ気がついた当方。180インチのほぼ壁一面サウンドスクリーンの方がいらっしゃるのだが、最近、自分のことで精一杯の当方、その方のHPを見ていなかった。ところが、さっき拝見して驚いた。なんと200インチ横長スクリーンへの変更を企てていらっしゃるのだ。そこで4:3・180インチスクリーン、嫁入り先を考えておられるようである。こんなもん、どこに下げられるというのか、、、えっ、うちなら入る?!・・しかしなぁ、PJを天吊りせねばならんし、いくらサウンドスクリーンといえども、18インチウーハーが2台も直後に配置されていると風でスクリーンが動くよなあ。かといってスクリーンとSPの距離はそう取れないし・・・。なんて、もう譲ってもらっているような妄想をしている自分が怖い。一寸冷静にならねば・・・。

  11月9日   9インチ管PJにゲーム機
 Xboxが1080pRGB出力を備えていて、パソコンCRTに接続可と言っている。このDVD ROM再生はオプションのHD-DVDドライブ、結局パソコンである。Blu-RayのPS3にしろHD-DVDのXboxにしろ、次世代(?)1080pメディアをまともに再生できて、かつ3管PJに出力できるアイテムはパソコンベースのゲーム機しかないのか?う〜ん、、、。しかしこれらのゲーム機、心臓部はスーパーコンピュータ並だというから、侮るなかれだ。大量情報処理には、重厚長大・物量投入・真っ向勝負の専用再生機から超高速演算器へと移り変わるのかな。百歩譲って(何を譲るのかよくわからんが)画はいいとしても、音は正規フォーマットすら出力できないし、質的にも如何ともしがたい。もどかしい。

  11月5日   Mr.インクレディブル 録画失敗
 WOWOWの放送、高画質でしたね〜。外国アニメとしてはニモの美しさと対極かな。ただ残念ながら音はね。ところで、吹き替え版はBDに直接録画したら失敗。お〜いBD-HD100、しっかりしろよ!いや、Panasonicがデビュー直前、後は開け渡すか。BD-ROMはすでに2タイトルうちに届いている。HD-DVDとは違うが、その経験から推測しても、多分唸ってしまう画と音がでてくるだろうと思う。
 
 といったわけで、最近、DVDを購入していない。今後の当方の方向としては、HD-DVDやBD-ROMで発売されそうになく、BSでも放送されないだろう物しかDVD-ROMは購入しないだろう。ハード面に於いては、1080p出力機器の出現と相まって、3管の入力もデジタルインターフェースでもって直接1080pを入れられるし、その画質もRGB入力に匹敵するところまできたので、スケーラはDVDの1080p/72Hzへのアップコンに特化していくかも知れない。但し、HDMI V1.3になった際にどうなるのかという不安が残る。
 
 そこでAV機器メーカーさんへ一言。見せてなんぼのものでしょう?!制限掛けることにばっか力を注がないで欲しい。当方、ちゃんと固定画素PJの評価もしているし、一度は導入したのだ。それからメディアのフォーマット、メーカー側の合意ができないばかりに、我々は一体幾つのAV機器を購入しなくてはならないことか。CD、SACD、DVD-audio、DVD-ROM、BD-ROM、HD-DVD、それにそれらのrecordable、そして何で無くなったのか全くわからん(ことにしておく)D-VHS、当方バカなのかほとんど全部持ってるよ!ちゃんと代価は支払っているし、個人の範囲で楽しんでいるだけであるから、極力見える様にしていただきたいものである。
 
 その後の話。字幕版をBDにムーブしたら、BDの容量は確かに映画一本分減っているにも拘わらず、録画されていません、と表示されて再生できない。よってMr.インクレディブルは全滅。なんじゃこりゃ!

  11月3日   yamasatoさん

 まず、当方のいつものヘタクソな構図の写真で申し訳ない。今日は、当方にとっては久々に良い一日だったと言える。昨晩からの仕事が一件、昼過ぎに終わり、一休みした頃にyamasatoさんのご訪問を受けた。ML等、Web.上では何回かやりとりさせていただいていたが、お会いするのは本日が初対面。ご自身のHPの日誌上では、ご自身のことを「くまさん」みたいに書いておられた記憶があるが、もし熊に例えるなら、VA(目と耳)の機能も感性もいいテディベアかな。失礼!
 
 本日の第一の目的は、yamasatoさんが使わなくなった機材をお捨てになると聞きつけた当方が、「ちょっと待ったぁ(^O^)/!」と譲っていただくことになって、それも遠路はるばる持ってきていただけるという、誠においしいお話しなのであった。mendeさんも合流してついでにミニオフ会、、のつもりが、いや、殆どだべりで終わってしまった。しかも、美味しい珈琲をお出しするお約束のはずがどうもうまくいかんし、その上予定されてた時刻を引き留めてしまい、yamasatoさんには大変申し訳なかった。だけど、今更VAの講釈もあるまいて、「あーく」ってこんなところかとご覧いただいただけで、当方としては上々。
 
 その後、時間外の仕事が2件、先程それも終了して、インディペンデンスデイの録画を観賞した。さて、寝るかな。

  11月1日   やっと地デジスタートだが
 本日4時、ようやく、本当によ〜やく当地熊本でも地デジ試験放送が開始となった。分波器挟んで、地デジのアンテナ端子に繋いで、地デジボタンをON,,,あれ?そうだ、まだチャンネル設定してなかった(*^_^*)。余りに長いこと待たせられて、ご飯を目の前に「待て」をされている犬みたく、あせってしまった。あ〜映った映った!
 
 しかしだ。当方にはもひとつ大きな問題があるのだ。待ってた割には端から地デジにそう大きな期待もしていない当方、CATVを引いているわけで、本来ならわざわざチューナーを通さずとも視聴できるはずなのである。ところがこのCATVが困るのだ。PioneerのCATVコンバータの出力に、HDMIはあるがi-Linkがないのだな。今まで、BSデジタルは、アンテナ建ててBSデジタルチューナで受信していたから、CATVでは視聴していなかった。地上波一般放送はCATVで見ていたので、その感覚で地デジも見たいのだが、それでは地デジなのにデジタル録画ができないのである。皆様、HDD録画機で録画すればいいだろうとおっしゃるだろうが、HDD録画機は3台もあって、それぞれにCATVアンテナ線から分配するのも非常に納得いかんのだなあ。ま、どうせ地デジなんだから、3台全てに繋がなくてもいいか。
 
 しつこい性格なので、もう一度しかし、全国のCATV会社を検索してみれば、Panasonic TZ-DCH2000という画期的CATVデジタルセットトップボックスを採用しているところも少なくない。これは250GのHDDを搭載し、しかもi-Linkが2系統もあって、他のHDDやD-VHSにムーブできるのだ。早速、当方のCATV会社にもこれをつけてくれとメールしたけれど、難儀なやつがおるわい、と一蹴されるのがおちか・・・。

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