サテンが改良に改良を重ねてきた最終期の製品。価格は発売時8万円、その後何故か12万円に跳ね上がり、当時としては目を疑う程高価で、当方には購入できるような代物ではなかった。
これは、その後ヤフーオークションに「M−21」として出ていたのを低価格で購入したものである。M−21と21Pでは、似ているのは外観だけで、内容も価格も倍以上違い、まったくの別物である。
惜しむらくは健全体とは言えず、音については公表できない。
'11/02 遂に完全に壊れてしまった。と言うか、弄り壊してしまったと言った方がいい。何とか修理できないものかと、素人が手を出すとこんなことになる(涙)。
'11/08/09 長岡先生の記事を見つけた(FM fan NO.33 1982 Spring)。「 音質は素晴らしいのだが、針圧は1mg単位で最適値を探すようにとか、構造上逃げ道がなく調整が極めてシビアで、これを生かすには専用アームしかない」とのコメントがある。確かに、次のM-21Bで思い知らされるが、調整はシビアである。ちゃんとしないとちゃんとした音が出ない。
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