漂流日誌 2022

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DIARY

Monday, 31 January,2022
お年玉?

 ピンボケはマジです。スマホ画面が見えんのですねぇ。
 
 その話ではなくて、ジャンクということで、2004年発売当時の販売価格の1/10のお値段で購入した。6chマルチチャンネルプリアンプ(8chへのバージョンアップサービスもあった)としては、音質もオーディオグレード(古い表現をあえて使う)を保証できる独創的なボリュウム回路を搭載し、ぱっと見や使い勝手はデジタルアンプのような感じもする。結果、価格は68万円もして、おいそれと当方が購入できる物ではなかった。もう一つのマルチチャンネルプリアンプの雄であるAccuphase CX-260は、操作まで含めてアナログ的設計で、CU-80に比べればお安い設定だった。それを中古で20万円ほどで購入、現在も「あーく」のプリアンプとして稼働中である。
 
 電源スイッチを入れると、ブルーのインジケーターが忘れた頃に点灯、でも表示窓は真っ暗で何も表示されない。このアンプ、小さなプチスイッチで変化させる因子を選択し、一つのロータリースイッチで状態を選択するので、表示されないとどのような設定になっているのか全くわからんのである。複合的な故障が想定され、正直治るのか疑いつつメーカー修理に出した。いやあ、受けてくれるだけでも、さすがはLAXMAN!
Sunday, 9 January,2022
昨年末のボーナス
 当方は個人事業主なので、給与とかボーナスとかをもらったことがない。当家の大蔵省(家内)に必要なときに申請し、支給して頂く仕組みである(笑)。そこで毎年末、機材を一個購入すること(上限有り)で自分へのボーナスとしてきた。昨年はコロナ禍で、いつもとは全く違う1年だったし、画期的に欲しい機材もなかったのだが、やめとけばいいのに、アンプとは異なって修理の出来ないアイテムの中古品に手を出した。MC-L1000である。30年落ちの中古であっても購入価格は発売当時の二倍近いのに、手に取ってみるまでは程度もわからん博打みたいな買い物である。しかも、壊れる方が早いかもしれないのにローン払い!たとえ未使用品であっても大丈夫とはいえない。プリント基板のマイクロコイルとそのリード線は、置いておくだけでも錆を生じて断線する。実際、10年以上前に熊本の師匠から譲り受けた未使用品がそうだった。
 
 最近、オルトフォンからダイヤモンドカンチレバーの超高級カートリッジが発売になったが、すでにかつてオーディオテクニカにもAT-1000というダイヤカンチレバー(純正ヘッドシェルAT-LS1000)のカートリッジがあったし、その昔はダイナベクターにもあったと思う。原理的にカンチレバーのたわみがなく、針先と相似形に正確に縮小した振動がコイルに伝わるので、立ち上がりの早いダイナ一ミックで情報量の多い音質が期待できるのだが、カンチレバーがダイヤモンドでなくても、やはりチップの直上にマイクロコイルを配置した、針先と同じ大きさの振動を得るMC-L1000には一歩を譲る物であったと認識している。
 
 で、音が出ることを確認の後、エアダスターで注意深く針周辺のゴミを飛ばすと、結構きれいな個体だった。爪楊枝の先を削って、顕微鏡下にギャップ掃除をしたくなるが、この際はぐっと我慢してそのような危険は犯さない。で、結果オーライ(表現が古い!)。MC-L1000の独特の音を維持している。手持ちの健康な(?)ものと比較しても個体差こそ感じられるが、音質が落ちている感じはない。AT-ART1000で行くぞと言ってたのに、何故博打をしたかというと、瞬発力というか鋭さの表現ではどうもMC-L1000にはかなわないように感じるのだ。
Saturday, 1 January,2022
明けましておめでとうございます

 29年ぶりの夫婦だけの正月になった。虎は何故か3頭。熊本の天草の焼き物。
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Last updated: 2024/7/4